(10月4日午後1時55分更新)理科室にて
- 公開日
- 2021/10/04
- 更新日
- 2021/10/04
お知らせ
緊急事態宣言発出中は、理科の実験は密にならないように、クラスを半分に分けて2か所で実験をする工夫をしていましたが、体育大会以降は、全員で一斉に行っています。とはいうものの、感染対策はきっちりと行うことに変わりはありません。
4時間目、6年生は理科室にて、水溶液の性質である「酸性・中性・アルカリ性」を確認する実験をおこなっていました。炭酸水や食塩水、アンモニア水やうすい塩酸など、見た目はどれも無色透明の水溶液ですが、リトマス試験紙の反応には違いがあります。それを確認していました。ちなみに炭酸水は二酸化炭素が水に溶けてできた水溶液で、酸性を示すので、リトマス試験紙は、青→赤、赤は変化なし・・という結果になります。
となりの理科室では、7年生が、液体のエタノールを加熱して気体になるときの温度変化を測定する実験を行っていました。エタノールは引火性のある気体なので、加熱するときも細心の注意が必要になります。液体の急激な沸騰を避けるために、あらかじめ沸騰石を入れて加熱を始めます。ガスバーナーの火を消すときは、試験管からガラス管を抜いてから火を消します。さまざまな注意点を確認しながらの実験となりました。こういった実験や観察を通じて、自然科学に興味・関心を持ち、身近な現象の中で「あれ?何で?」という疑問を解決していこうという姿勢が育ってくれることを期待しています。
後期課程の7〜9年生は、本日が中間考査一週間前となります。来週月曜日から予定されているテストに向かって、しっかりと学習をしてください。明日5日(火)から、後期課程の朝の学習会(OSP)も再開されますので、ぜひ利用して、少しでもわからないところを質問するなどして、テストに備えてください。
(校長 荒河隆文)