今日の給食(11月21日)
- 公開日
- 2022/11/21
- 更新日
- 2022/11/21
学校日誌
献立は、華やかごはん、さつま汁、かき揚げのレモン醤油、きゅうりの昆布和え、ミニフィッシュ、牛乳です。
今日は、「さつま汁」についてのお話です。
先週金曜日のきりたんぽ鍋は、秋田県の郷土料理でした。今日のさつま汁は、鹿児島県の郷土料理です。
「さつま汁」とは、鶏肉を使った具だくさんのみそ汁です。具だくさんで体が温まることから、寒い冬に食べられることが多いそうです。
鹿児島県では、江戸時代から薩摩の武士たちが、鶏と鶏を闘わせる「闘鶏(とうけい)」を盛んにおこなっていたという記録があります。
その際に負けた鶏をその場で野菜と一緒に煮込んで食べたのが始まりとされています。
現在でも鶏の飼育が盛んな鹿児島県では、さつま地鶏(じどり)のようにブランド化されています。
さつま汁の他に、「鶏(けい)飯(はん)」や「鳥刺(とりさ)し」など、鶏肉を使った料理が多く、昔から鹿児島県の食文化にとって、欠かせない食材だったのです。