探査機「はやぶさ2」が帰還(12月7日)
- 公開日
- 2020/12/07
- 更新日
- 2020/12/07
学校日誌
コロナ禍をはじめ、暗いニュースが多い中、久しぶりに明るいニュースが入ってきました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、12月6日、探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルをオーストラリア南部ウーメラ付近の砂漠で発見しました。中には小惑星「りゅうぐう」の砂が入っているとみられ、日本に持ち帰って詳細な分析を進めるようです。
小惑星の砂を回収できていれば、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る手がかりになると期待されています。そんなことがわかれば、すごいことですね。
驚くことに「はやぶさ2」本体は、次の小惑星の探査に向けて再び地球を離れたとのことです。
私が小学1年生の時、アポロ11号が月の石を持ち帰りました。翌年、吹田市で開催された万博のアメリカ館で展示され、大人気でした。当時は、ウルトラマン、ウルトラセブン、サンダーバードなど、宇宙を舞台にしたテレビ番組が多かったです。
それから50年、テレビ番組で見ていたことが現実のものとなりました。
=今日の給食=
献立は、ごはん、あったかせんべい汁、いわしの蒲焼風、かぼちゃサラダ、牛乳
放送部の豆知識は、「せんべい汁」についてでした。
せんべい汁は青森県八戸市周辺で江戸時代に生まれた郷土料理です。具だくさんの汁の中に、「南部せんべい」「おつゆせんべい」と呼ばれる、せんべい汁専用のせんべいを入れて食べます。
このせんべいは、せんべい汁専用に小麦粉と塩を原料に作られています。普通のせんべいとは違い煮込んでも溶けにくく、独特の食感を味わうことができます。
また、今日のせんべい汁には、池田市の細河地区で収穫された大根が使われています。