池田小学校教育方針

いけだ学園の「めざす子ども像」

―豊かな心を持ち、たくましく、しなやかに生きる子ども―

○人を信頼し、自他の「ちがい」を認め合える子ども(人権意識)
○豊かな表現力を身につけ、自ら学び続けようとする子ども(学習面)
○仲間を大切にし、本気で磨き合う子ども(仲間づくり)
○地域で育ち、地域で学び、地域を愛する子ども(地域愛)

教育目標

自他を大切に、認め合い、高まり合い、将来社会でたくましく生きていく子どもの育成

     ―「学びの場としての学校」づくり―

教育目標を実現するために

人権の尊重を基盤に、児童一人ひとりに寄り添い、その思いや願いを大切にした日々の教育活動を実践する。
児童一人ひとりの個性や可能性を大切にし、生涯にわたって社会と積極的に関わり、主体的に学ぶための意欲や態度、基礎となる力を育む授業づくり、集団づくりを実践する。
教職員がチームとして教育活動にあたることを基本に、保護者や地域と協働して児童の成長を支援する。

授業づくり

児童どうしが認め助け合い、教師と児童が互いに高まり合う授業づくりをめざす。
教科、教材の持つ特性と役割を生かした指導内容・方法の研究によって、児童の主体的で深まりのある授業づくりをめざす。
小中の9年間、さらには就学前教育との連続性や系統性を意識した指導を研究する。
十分な個人情報の保護への配慮の下、ITの活用を推進する。
全ての児童にとって学びやすい環境づくり(ユニバーサルデザイン、授業規律)に努める。
学習内容の基礎・基本の定着に向けた工夫を行う。
学習が遅れがちな児童の状況を常に配慮し、学力保障への具体的な方策を実践する。

集団づくり

生活や学習面で困難や課題を抱える児童を学級づくりの中心に据え、支え合う仲間の育成を行う。
児童の心情に響く指導をめざし、「しかる」「ほめる」を的確に行い、一人ひとりの自尊感情を高めるとともに、児童どうしの相互理解を促進する。
各種調査やアンケートの実施・分析から、学級の状況を把握し、児童たちにとって学級が真の居場所となるように努める。

生活指導

各学年が主体となり、必要に応じて生活指導担当・スクールカウンセラー等と連携しながら生活指導に取り組む。
教師間で児童理解に努め、児童の内面に迫る関係を構築し、指導を実践する。
児童があいさつやルールを守ることの大切さを理解する指導を通して、社会性を養う。
教職員が行事の教育的意義をよく考え、理解し、一人ひとりの児童が積極的に行事に取り組み、困難を克服するとともに成就感を味わうことで自尊感情を育むよう工夫する。

人権教育

一人ひとりの児童が互いの違いや良さを認め合い心のバリア・フリー化を進める。
いじめや差別について児童の理解を深め、見抜く力と許さない感性および行動力を育む。
教職員も自らの人権感覚を磨き、深めていく。

キャリア教育

系統立った体験的学習を通して、児童が自らの将来についての多様な可能性を知り、前向きに考える姿勢を育てる。
すべての児童に将来の進路を拓く学力保障を行う。

家庭・地域との連携

家庭訪問・懇談等を有効活用し、情報交換の共有と信頼関係の構築に努める。
開かれた学校づくりの推進のため、保護者・地域の授業や行事への参観・参加の機会を積極的に設け、各種通信やホームページ等を活用した情報発信に努める。
教育コミュニティづくり・学校支援地域本部推進事業等を通し、地域連携を深める。
地域の協力・支援のもと、学校行事や総合学習等の充実を図る。

安全対策の推進

教職員の危機管理意識の向上と校内安全体制の確立による児童の安全確保に努める。
防災、減災教育の充実をめざす。

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