池田小学校の概要
池田市は、大阪府の西北端に位置し、緑豊かな五月山を背景に、西は猪名川の清流にめぐまれ、古くから北摂地方の政治・経済・文化の中心として栄え、文化遺産も数多く、古い歴史をもつ町であり、学校教育・社会教育の充実や国際交流に取り組み、より暮らしやすい街づくりをめざしている。
校区は、市の中心部に位置し、駅前のにぎやかな商店街と住宅地をかかえている。古くからの在住者が多くを占め、学校教育に多大の理解と協力を得ている。明治７（１８７４）年２月２５日創立、池田で最初の小学校として前年の明治６年４月に開校し、１４０年以上の歴史を有する 。
入口校門にある「登龍門」の碑には「家に不学の人がなく、風俗を豊かにし、人心を新たにし、文化の向上が続くように」という当時の池田村の人々の願いがこめられている。
戦後は、昭和２５年「コア・カリキュラムによる総合学習」をテーマに第1回の全国教育研究発表会を開催し、以降、現在までに多数の研究発表会を開催してきた。
特に近年は、公開授業研究会を毎年継続して実施するなど、常に児童の実態や社会の変化を見つめた研究テーマを掲げ、研究と研鑚を積み重ねている。
常に心豊かな子どもを育て、活力あふれる学校づくりをめざした取組みを進めてきた。
現在、生命と人権の尊重を基盤として、子どもたちひとりひとりの能力や個性に応じた教育活動を展開することにより、基礎・基本の力を培い、生涯にわたって主体的に学ぶ意欲や態度を育成し、「生きる力」をはぐくむ教育の創造を進めながら、地域と一体となった特色ある学校づくりに努めている。
