8月4日は「平和登校日」でした
今日は、ほそごう学園の「平和登校日」でした。
平和の尊さと命の大切さを学びぶのと同時に、自分たちの今のクラスや学年を見つめ、平和なクラスや学校をつくるためにはどうしていったらいいか?ということを考えるのが目的で、「平和登校日」を実施しました。 私(荒河)は、全校児童生徒に対して、放送で以下の内容を伝えました。 「〜前略〜 毎年6年生の修学旅行は広島を訪れます。実際に原子爆弾が落とされた広島で、原子爆弾の恐ろしさだけでなく、戦争の悲惨さや平和であることの大切さを実感しています。今年も6月に6年生が広島を訪問し、ほそごう学園の皆でつくった折り鶴を、平和の誓いとともにささげてきました。また、9年生は、修学旅行で長崎を訪れ、原子爆弾が落とされた場所にも行き、平和について考えました。 明後日の8月6日は、初めて戦争で原爆が使われた日として、決して忘れてはならない日です。私たちは戦争を忘れずに次の世代へ語り継ぎ、再び悲惨な戦争が起きないよう、みんなで力を合わせて平和を守っていくことが大切です。 今の平和な状態は決して当たり前のことではありません。世界中を見ると戦争が行われている国や地域もあります。平和であることは難しいことであり,努力をしないと平和な状態を保つことはできないものです。だからこそ,平和登校日の今日,皆さんと共に平和について考えることは大切なのです。自分と自分の身の回りの「小さな平和」をつくるためには、「困ったら助け合う」「自分でできることは自分でやる」ことを通して、「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」を身につけてほしいと思います。 毎日のちょっとした「小さな平和」をつくる力が、やがて「大きな平和」につながっていくのです。ほそごう学園が「みんなで学び、笑顔あふれ、安心して過ごせる学校」であり続けるように、皆で思いやりをもって、安心して生活できるという「平和」を築いていきましょう。」 この後は、各学年ごとに、取り組みを行いました。学年ごとに発達段階に応じて、読み聞かせをしたり、動画を見て考えたり、7年生はJICA(ジャイカ)の方からオンラインで難民問題についてお話をいただいたり、9年はUNICEF(ユニセフ)の方々に来ていただき、お話をしていただいたり、それぞれの学年が工夫を凝らして実施しました。 ●最後に、次の2点を伝えています。ご家庭でもよろしくお願いします。 毎日、ものすごく暑い日が続いていますが、皆さんの体調はいかがですか?外で遊んだり、部活動をするときは、水分補給をしっかりとして、体調が悪い時は無理をせず休むようにして、熱中症にならないように気を付けてください。 また、海や川での水の事故にも十分に注意をしてください。プールと違って、海や川は急に深くなったり流れが急になったりします。子どもだけで行かないように気を付けてください。 (校長 荒河隆文) |
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