PTA講演会 パラリンピアン浦田理恵さんにお越しいただきました浦田さんは教員をめざして勉学に励んでいた中で失明され、当時だれにも話せずひきこもっていた頃の思いや、勇気をもってそのことを周囲に話すことで様々なことにチャレンジする気持ちが持てるようになったことを分かりやすくお話してくださいました。 普段当たり前に思っていたことが、視力を失ったことで違って感じられるようになったということを、当たり前の反対は「有難し」であり、それは「ありがとう」という感謝の言葉であるという気づきを与えてもらったと話してくださいました。 また、失明された後に出会った「ゴールボール」という競技を通じて、チャレンジすることは成功か失敗かではなく、成功か「成長」につながると考えるようになったそうです。失敗は成功に必要なことが分かるための気づきの機会だとおっしゃっておられました。 ゴールボールは全く見えない状態でボールを全力で投げてシュートをしたり、それを阻止したりすることで得点を競うスポーツです。ボールは非常に重く硬いので危険が伴います。舞台上での代表児童とパス交換をするデモンストレーションを交えて、思いやりの心やコミュニケーションの重要性についても話してくださいました。 子どもたちは、時には歓声を上げ、時には息をのんで、最後まで話をしっかり聞いていました。終了後、浦田さんからもしっかり聞いてくれてありがとうという言葉をいただきました。ご家庭でも、本日の話をぜひ話題にしていただければと思います。 最後になりましたが、素晴らしい講演会を主催してくださったPTAの皆様に心よりお礼申し上げます。 |
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