お弁当の日
- 公開日
- 2025/10/21
- 更新日
- 2025/10/21
日々のできごと
今日は給食なしのお弁当の日。
というのは、土曜日に行われた運動会の予備日が翌日曜で、そうなった場合の代休は本日の予定だったからです。というわけで、今日は通常登校だけれど、昼食はお弁当。
普段、学校長は「検食」という仕事があります。子どもたちが食べる30分前に給食を先に食べ、安全、品質、衛生状態をチェックします。だから子どもたちが給食を食べるころにはすでに食べ終わっていないといけません。
嬉しいことに、「校長先生、クラスに来て一緒に給食を食べてください」と言ってくれる子たちがいるのですが、なかなかそういうわけにはいかないのは上記の通り。「ごめんね~」というたびに、がっかりした表情をします。いや、これはほんとにありがたいことで、おそらくそんなことを言ってもらえる校長先生なんて、世の中にどのくらいいるのでしょう。教頭先生に検食を任せて……というのも手ですが、そうなると全クラス回らないと不公平感も出るし……となかなかのジレンマで。
しかし、お弁当日の今日は検食はありません。
4時間目が終わると、2年生が中庭の土俵の周りでお弁当を食べていました。
私もお弁当を持って中庭に降りると、ほどなく5年生が下りてきました(お誘いを受けていたのは5年生です)。私の姿を見つけると、「校長先生!一緒に食べよう!」ということで、やっとリクエストに応えることができました。よかった。
しばらくすると、6年生と1年生もやってきて、ペアでお弁当を広げています。「アレルギーがあったら大変だから、お弁当のやり取りは禁止で~す!」と担任の先生が呼び掛けていました。1年生からすれば、体も大きく、お弁当も大きい6年生。あちこちから笑顔。
少し肌寒いけれど、晴れた空の下でさわやかなランチタイムでした。
校長 柏