5年 ダイハツものづくり体験 3年 むかしのくらし体験
- 公開日
- 2026/02/04
- 更新日
- 2026/02/04
日々のできごと
今日は外部講師の方をお招きしての授業が続きました。
まずは5年生の「ダイハツ ものづくり体験」。言うまでもありませんが、ダイハツ工業は池田に本社がありますので、保護者の方々もダイハツやその関連企業に勤めておられる方も少なくありません。5年生は社会科で日本の自動車産業について学ぶのですが、今日は、ダイハツのみなさまによる出張授業として体験しながらクルマづくりについて学びました。
プレス→溶接→塗装→組み立て→ライン という工程を模型などを使って体験していきます。プレスでは、ダイハツのマークをプレスしたのですが、それをキーホルダーにしてプレゼントしてもらいました。最後のラインでは、レゴブロックのようなパーツを指示に従って、それぞれ決められた時間で組み立て次に回します。最後の検査担当の子は、パーツが間違えていないかよーくチェックし、「不良なし」と「不良あり」に分類していました。
担任をしていたころ、ダイハツの工場見学も過去何度も経験していますが、この「ものづくり体験」は、身近な工業製品が、どれほど緻密で効率的に作られているかを文字通り体験的に学ぶことができる良い実践だと思いました。
それから3年生は、池田市歴史民俗資料館の方々による「むかしのくらし」の授業を持ちました。「むかし」の定義がなかなか難しいのですが、イメージは高度成長期の前後、1950年代~70年代のイメージという感じでしょうか。今年56歳になる私にとっても、知らないものもあれば、懐かしいものもありました。
ミシンが手回しミシンから足踏みミシンへ、洗濯が、たらいと洗濯板から、洗濯機へ、アイロンが、こてから、炭火アイロン、電気アイロンへ、炊飯が、はがまから電気がまへという感じで、道具の変遷のお話を聞いたあと、それぞれの道具を体験する時間を取りました。確か去年も思いましたが、「黒電話」がもはやむかしの道具で、かけ方を学ぶというのにはどうしても驚いてしまいます。「『鬼滅の刃』は大正時代の設定だから、家には電気がなかったけれど、街には街灯があったね」というと、「なるほど~」という声も聞こえました。
クルマも昔の道具も、ものづくりに対する日本文化の細やかさを感じました。
さて、ここまで書いたところで、放課後に5年生の男の子が2人、校長室にやってきました。どうしたの?と聞くと、「中庭で鬼ごっこをしていてぶつかってしまい、花壇の回りの柵を壊してしまいました。すみません」とのこと。
見ると、柵の足の部分が折れてしまっています。確かに壊してしまったことは良くないのですが、わざとではないし、かつ、2人で相談して、どきどきしながら校長室に謝りに来ている。なんだかその気持ちを考えると嬉しくなって、むしろちゃんと謝りに来たことをほめずにはいられませんでした。
担任の先生がその様子に気づいて近づいてこられ、「もう泣けてくるね」と涙をぬぐいながら。子どもたちは謝りに来てほめられたものだから、なんだか居心地の悪そうな顔をしていました。
柵は修理して使えると思います。そしてその柵を見るたびに、彼らは今日のことを思い出すのでしょう。
校長 柏