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石 小 日 記

入学説明会と体験入学 それから研究授業 6年国語 「海の命」

公開日
2026/02/06
更新日
2026/02/06

日々のできごと

 本日は新年度1年生の入学説明会と体験入学がありました。

 保護者のみなさまは多目的室にて説明会、新1年生は5年生と「ミニ石小まつり」として交流のときを持ちました。

 新1年生と5年生の組み合わせは、新年度ペア学年になる組み合わせです。本校では、特に1・6年のペア学年を大事にしているのですが、それは単に交流をする学年というだけでなく、年間を通して一緒に活動をする組み合わせとなります。いろいろな場面で当たり前のように、6年生がペアの1年生を助けてあげることをしますので、例えば今の6年生なんかが、「1年生のときにペアだった○○ちゃん、元気かな」みたいな話をしているのを耳にすることがあります。

 という感じで、今日の体験入学はとても意味のある時間でした。私は説明会に出ていたので見ていないのですが、5年生の先生から「みんな楽しそうでしたよ」と写真を何枚かいただきました。


 説明会が終わって皆さんを玄関で送り出していたら、5年生が2人やってきて「折り紙のメダルを配り損ねたグループがある。もらっていない子がかわいそうなのでどうしたらいいですか?」と言ってきました。既に帰ってしまった子もたくさんいるタイミングだったのですが、恐らくなかよし会の説明会に参加している子たちには配れるかな、ということで、急ぎなかよし会の部屋に行き、手元に残っていた分はひと通り配ることができました。間に合ってよかった!5年生の子たちの優しさを感じました。


 改めて、新1年生の子たちと入学式で会えることを楽しみにしています。


 さて、今日は6年生の国語の研究授業。立松和平の『海の命』の、まさにクライマックスの場面の授業でした。

 漁師である主人公の太一が、子どものころからずっと探し求めてきた、潜り漁師だった父を倒した巨大なクエを、海の底、海草の揺れる穴の奥に見つけます。鼻づらにもりの刃先を向けるのですが、クエは動こうともしません。穏やかな目をしたその大魚は、自分に殺されたがっているのかと思うほどです。いわば父の仇でもあり、追い求めてきた目標であったそのクエを目の前にして、太一はついに決断します。その決断とは……。その思いとは……というお話。

 その場面の読みを、本文の叙述に立ち返りつつ、動作化も入れながら、みんなで考えていくという授業でした。


 今日の研究会の講師は、元筑波大付属小学校教諭、現桃山学院大教授の二瓶弘之先生。言わずと知れた国語教育の権威です。この「小学校生活最後の物語」をどう読むかを大変熱く語ってくださいました。改めて、この『海の命』が、二瓶先生がよく話しておられる「人の生の真実」に迫ることのできる作品だし、一つひとつの表現をみんなで読み合って深めていく、国語の授業の面白さを再認識しました。


 我々教員も日々こうして学んでいます。学ぶ喜びをまずは我々が感じる、それはとても大切なことです。


 校長 柏