4年国語 研究授業「スワンレイクのほとりで」(2/28) それからご報告とお礼
- 公開日
- 2026/03/02
- 更新日
- 2026/03/02
日々のできごと
今日はお休みをいただいていましたので、先週末の研究授業について書きます。
4年生の「スワンレイクのほとりで」という作品は、昨年度の教科書改訂で初めて教科書に載った作品です。例えば「ごんぎつね」のように、長年研究し尽くされた教材と違って、作品の分析や授業方法など、まさに研究がスタートしたばかりの作品と言えます。
これが、ところどころに散りばめられている巧みな風景描写で心の動きを表現するという、なんとも美しい作品で、冒険も謎解きもない、ある意味平板な物語だけれど、私はとても気に入っています。
典型的な「額縁構造」の物語で、現在→過去→現在 という展開をします。映画「タイタニック」みたいといえば分かりやすいでしょうか。
でも、過去の描写の美しさから、もう一枚の額縁(大人になって、子どもの頃を思い出している筆者の視点)が、更に外にあるような作品だと私は捉えています。
主人公の4年生の女の子が、4年生で一番心にのこっていることをテーマに作文を書かないといけないのですが、うまく言葉にできずにいます。そして夏休みにアメリカに行ったとき、そこで出会った車いすの少年と交わした、たどたどしい英語でのやりとりを思い出します。野菜の名前をいろいろと教えてもらったこと、そして自分の名前を、なんてすてきな名前とほめてもらえたこと。飛び立つ2羽の白鳥を見て、この湖の名前がスワンレイクだと教えてもらったこと……。
授業では「これは恋?」と言ってうれしそうにしている男の子がいました。まあそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。いずれにせよ「恋?」「好きなん?」という軽い読みではないところにどう持っていくかは担任の腕の見せ所です。女の子は比較的しっかり読めていた感じでした。この年齢の男女の心身の発達の差を大いに感じました。
お手元に4年国語の教科書があれば、ぜひお読みください。
さて、私事なので恐縮ですが、3月1日の東京マラソン、無事完走いたしました。タイムはベストタイムよりも1時間近く遅い4時間49分と振るいませんでしたが、3年前に脳の病気で倒れて以来の復帰戦でしたので、私にとってとても大きな完走でした。
子どもたちのメッセージが散りばめられたイシバッシーポロシャツを着て走りましたので、「校長先生なんですか!頑張ってくださいね」と何人もの人に声をかけてもらえました。後半、いくら遅くなっても歩かずにゴールまでたどり着けたのは、子どもたちの応援メッセージのおかげです。
学生時代を過ごした東京の街で、イシバッシーを背負って走る、というのはとても不思議な感じで、かつとても幸せなレースでした。応援どうもありがとうございました。(吹奏楽部の演奏会のあいさつで言及してくれていたと聞きました。力を大いにもらえましたよ。どうもありがとうございました☺️)
校長 柏