平和登校日
- 公開日
- 2026/08/06
- 更新日
- 2026/08/06
日々のできごと
広島の原爆忌である今日、石橋小学校では市内唯一の平和登校日を持ちました。
朝の時点でなかなかの暑さでしたが、私を見つけて元気いっぱいあいさつをしてくれる子もいれば、久しぶりに早起きしたのか眠そうにしている子もいました。桜並木の小便小僧のところでは、久しぶりに会った友達とじゃれ合っている男子の姿もありました。
この夏休み期間に西校舎と東校舎の接続部分の工事をしています。足場がギプスのようにも見える校舎を見上げると、青い空にぽっかりと白い月が。実にきれいな下弦の月です。臨海学舎のときに見えたのは上弦の月でしたから、もう半月が過ぎたことになります。早いものです。
平和集会では、黙祷から学校長の話、それから6年生による修学旅行と平和学習のレポートがありました。私は今回、直接的に戦争の話をするのではなく、命についてのお話をしました(詳細は子どもたちにお尋ねください)。それから『いわたくんちのおばあちゃん』というアニメを見ました。実話をもとにしたお話なのですが、家族写真を頑なに撮ろうとしないおばあちゃんの思いが丁寧に描かれた、とても考えさせられるいいお話でした。ラストで胸が熱くなりました。
それから『折り鶴』をみんなで歌いました。石小の子たちの高らかな歌声が、アニメの余韻に相まって、かえって心にしみました。
体育館全体には、「石小平和資料館」として、修学旅行から学んだことを中心に6年生が作ったレポートや模型などの資料が飾られていました。さぞかし大変だったと思いますが、6年生、よく頑張りました。
その後学年別にそれぞれ絵本を読んだり、お話をしたり、振り返りを書いたりして過ごしました。
冒頭にも書いたように、池田市内で平和登校日を行っているのは本校だけになりました。私を含め教職員の誰も戦争を知らない世代になり、語り継ぐ難しさは確かにあるのですが、8月6日が何の日か、8月9日が何の日か、8月15日が何の日か、日本で育つ子どもたちがそれらを知らずに育つことは恐ろしいことだと思っています。その日をどう受け止めるのか、どう解釈するのかは大人でも意見が分かれますが、知らない、というのでは話にならないからです。こんな時代だからこそ、です。
ということで、おうちでもぜひお話をしてみてください。
校長 柏