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石 小 日 記

【職員室の窓から】遊びが大事!

公開日
2024/07/16
更新日
2024/07/16

職員室の窓から

今日の1年生は、泥あそび。
運動場の砂場付近に、水を使って遊びます。
見ていると、子どもは全力で遊びます。
「何の時間?本当にお勉強?」という声が聞こえてきそうです。

この時間は、生活科の授業。遊びながら、子どもたちは様々なことに気付いていきます。
例えば、ある子は、ペットボトルに水を入れて何かをかぶせて、ペットボトルをおすとかぶせたものが飛んでいくのを楽しんでいました。もっと遠くに飛ばせたいと思い、ペットボトルの水の量や口の大きさを変えて試行錯誤していきます。
この体験が、中学年以降の理科の空気圧や水圧の学習につながります。
多様な遊びの体験が、これからの学習の基礎になります。昔に比べて、体験的な遊びが減ってきているので、授業の中で体験させることが大切になります。

「わかる」には、「頭でわかる」と「感覚的にわかる」という二つの分かるがあります。感覚的にわかる方が深い理解につながります。最近は、座学での学習ばかりで、体験をする経験が減っているといわれます。
忙しいし、危険なことはさせたくないですからね。

学校では、少しでも子どもたちが本物に触れるような場をつくりたいと思います。

教頭 河合