令和2年度 修了式!
- 公開日
- 2021/03/24
- 更新日
- 2021/03/24
日々のできごと
今日は、令和2年度の修了式でした。教室で行いました。最初に校歌を歌いました。校長先生のお話の後、生活指導の先生からのお話がありました。修了式が終わった後は、各学級で、あゆみをもらったり、最後のレクリエーションをしたりしました。
どのクラスも黒板には、先生からの心のこもった言葉や絵が書かれてありました。クラスによっては、涙を見せる子どももいるほど、感動的な最後の一日となりました。
校長先生のお話は以下のとおりです。
「ちょうど1週間前の3月17日は、6年生のお兄さん・お姉さんたちの卒業式でした。在校生代表となる5年生のみなさんは、式に参列はしなかったものの、準備や後片付けをしっかりとしてくれました。本当にありがとう。
3学期の始業式では、毎日の当たり前になったらいいなあという思いで、「生活のさしすせそ」の話をしました。おぼえていますか。●さわやかな挨拶と返事●静かな廊下●素早い集合●せっせと掃除●そろったくつばこ です。今年の目標にかかげてくれた人もいました。新しい学年になっても、こころがけてほしいと思います。
今日は、詩をひとつ紹介します。宮澤章二(みやざわしょうじ)さんの「行為の意味」という詩です。
あなたの「心」はどんな形ですかと 人に聞かれても 答えようがない
自分にも 他人にも 「心」は見えない
けれど ほんとうに見えないのであろうか
確かに 「心」はだれにも見えないけれど 「心づかい」は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように 胸の中の「思い」は見えないけれど 「思いやり」は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為なのだから
あたたかい心が あたたかい行為になり
やさしい思いが やさしい行為になるとき
「心」も「思い」も、初めて美しく生きる それは 人が人として生きることだ
みなさんの心の中には、やさしい心がありますが、心は、外からは見えません。たった一言の言葉かけで、心づかいが見えることがあります。微笑みかけるだけでも思いやりが伝わります。「心」は見えないけれど、「心づかい」は見える。「思い」は見えないけれど、「思いやり」は見える。新しい学年になっても、「心づかい」や「思いやり」を大切にしてほしいと思います。
このあと、みなさんには、担任の先生から修了証が渡されます。「あゆみ」の裏にある「修了証」は、みなさんが、今の学年を終え、新しい学年に進んでいくことを証明するものです。体育館で修了式を行う時には、各学年の代表の人に、修了証を手渡します。今日は、できませんので、電子黒板での修了式を行います。
1年生、立ちましょう。「修了証。小学校第1学年の過程を修了したことを証明します。令和3年3月24日 池田市立石橋小学校 校長 鈴木恭太」6月の入学セレモニーから、今日まで、よくがんばりましたね。4月にはみなさんは2年生です。新しい1年生に石橋小学校のことを教えてあげてくださいね。1年生、座りましょう。(2年生から5年生まで、この調子で続けました…。)
今年一年をかけて、みなさんは、大きく成長しました。身長が伸びたり、体重が増えたりしただけでなく、一年前にはできなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになったりしました。新しい学年でもがんばってください。
明日から始まる春休みは、その新しい学年をスタートさせるための準備期間です。これまで学んだことがしっかりと身についているか、自分自身を振り返って、新しい学年に向けて、「さあ、頑張るぞ!」という気持ちを春休みに作っておいて下さい。
これで、校長先生のお話を終わります。
令和2年度が今日で終了いたしました。コロナ禍の中、1年間、石橋小学校にご支援、ご協力を賜り、本当にありがとうございました。
来年度も、何卒よろしくお願いいたします。
石橋小学校教職員一同