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石 小 日 記

【5年米づくり】陸稲(おかぼ)栽培に挑戦、3年 道徳 研究授業、それからサプライズお別れ会

公開日
2025/06/16
更新日
2025/06/16

日々のできごと

 ご存じの通り、5年生は今年も米作りに取り組んでいます。今回は番外編。


 先日A先生から、「この前の田植えのときに苗が余ってたけど、それを分けてもらって、プランターでバケツ稲みたいにしたらどうかな」という相談がありました。早速田んぼの持ち主のTさんに相談すると、ほどなく、けっこうたくさんの苗が学校に届けられました。


 想定していたよりもいただいた苗の量が多かったので、それならば、と今回チャレンジすることにしたのが、米の陸稲(おかぼ)栽培です。

 水田ではなく、畑で稲を栽培することを陸稲栽培というそうです。アメリカのカリフォルニア米などは、基本陸稲栽培なんだそうです。収穫量は落ちてしまうけれど、ある意味効率の良い栽培方法なのでしょう。ということで、本日、Tさんのご指導を仰ぎつつ、学習園にて陸稲栽培チャレンジがスタート!さて、どうなるでしょうか。


 さらに余った苗は、欲しい子が持ち帰っているそうです。ご家庭でバケツ稲などにチャレンジしていただけたらと思います。

 1枚目の写真の一番下の右側は、家の家庭菜園で採れたナスをわざわざ持ってきてくれた男の子。

 片手には分けてもらった苗の束。それから、夏の到来を告げるナス。せっかくなので、おいしくいただきますね。


 2枚目の写真は、3年生の道徳の研究授業。「あと、ひと言」という教材。友達に危ない遊びに誘われて、自分は断ったけれど、止めるまではできなかった。その後、その誘ってきた子たちがけがをしてしまう、というお話。子どもたちには身近なテーマですし、これは大人が読んでも思うところはあるかな。断るだけでも難しい、ましてや注意する、やめさせるというのはなんとも。3年生の子どもたちは素直に意見を出し合い、しっかりと考えることができていました。注意する勇気も必要だし、注意されたときに素直に聞く、というのも大切だと感じました。


 3枚目の写真は、6年生による、明日から産休に入る支援学級担任の先生へのサプライズお別れ会。私もたまたま足を運んだのですが、子どもたちの発案で準備していたとのこと。先生も涙、涙。いのちが生まれるということがどれほどの喜びなのか、子どもたちも実感できたかな。なんとも幸せで、あたたかいひとときでした。


 校長 柏