今日の給食(9月9日)
- 公開日
- 2021/09/10
- 更新日
- 2021/09/10
学校日誌
献立は、ごはん、ごま豆乳汁、白身魚のフリッター、豚肉と高菜の炒めもの、牛乳
今日のは、「ごま」についてのお話です。
香ばしいかおりが特徴の『ごま』は、とても歴史のある食材です。原産地はインドやエジプトで、紀元前1世紀には中国に伝わったそうです。
日本では、縄文時代の後期には遺跡からごまの種子が見つかっています。奈良時代には、ごま油が作られ、平安時代になると、伊勢、尾張(おわり)、越前(えちぜん)、阿波(あわ)などの各地から納められていました。この頃は、ごまは料理や菓子に使われ、ごま油は火を灯(とも)す用として主に使われていました。
江戸時代前期には、延命長寿や万能薬のような効果があるとされていたそうです。また江戸時代後期には、ごま油が天ぷら油として使われていました。ごま油で揚げる天ぷらは、今ではほとんど見かけないですね。
食材の歴史を調べると、食文化や当時の生活などを知ることにつながります。みなさんも身近な食材を調べてみてくださいね。