『ザ・ドキュメント 学校の正解〜コロナに揺れた教師の夏〜』の裏側 その1
- 公開日
- 2020/09/30
- 更新日
- 2020/09/30
お知らせ
昨日の「報道ランナー」を持ちまして、半年に及んだ取材が終了いたしました。これも、温かく見守っていただいた保護者・地域の皆様、卒業生のみなさん、生徒のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
今日からしばらく、「ドラマの裏側シリーズ」を掲載していきたいと思います。
あのドラマをつくりあげるのに、撮影した時間は140時間以上。それを、50分ほどの番組に編集する。体育祭が9月18日、放送日が28日。もうこれは大変なことだったと思います。
そんなスタッフさんのお気持ちを掲載してまいります(フェイスブックより)。
1回目はディレクターの宮田さん。
「学校を初めて訪ねたのは4月。世の中はステイホームのご時世です。メディアの取材も自粛ムードの中、休校中の学校にお邪魔してもいいのかな?と、どこか罪悪感がありました。先生達は意外にも普通に働いていました。話題にしていたのは一発勝負だったという卒業式の歌の話。「よかったよな"正解”!」「めっちゃ泣いたわ!」今年の卒業生が歌ったRADWIMPSの正解のことです。
突然の休校で練習もできない中、卒業生はきっちり歌い切りました。その動画を見て以来、時折この歌を聞きながら「正解」について考えていました。この半年間、正解は揺れ続け、今も揺れています。
教師達も、「正解」を教える立場だからこそなお葛藤します。社会の、家庭の、学校の、正解が同じとは限らない時代です。
♪何一つ見えない〜 僕らの未来だから〜
答えがすでにある 問いなんかに〜 用などはない〜♪(「正解」より)
カラオケに行きたい…教師達の、生徒達の、「正解」探し。ご覧ください!