「学級写真」から見えてくる「社会構造」と「学校文化」。
- 公開日
- 2021/04/13
- 更新日
- 2021/04/13
お知らせ
本日「学級写真」を天候の事を配慮して多目的教室で撮影しました。「学級写真」。特に問題にならないことなのですが、いろいろと考えさせられました。最初の1年生は「男子と女子」に別れて撮影。最前列の生徒の「男子のポーズと女子のポーズ」が決まっている。こうして「学校文化」と「社会構造」がリンクしてジェンダーバイアスが刷り込まれていくのだなと感じました。最初のクラスから「ポーズ」は決まりがないことにしました(男女はもう並び終わっていたのでそのままで撮影しました)。2・3年生は男女関係なく出席番号で。自分たちで並ぶようにしたので、少し時間がかかりましたが、自然と声かけを行ったりしながら撮影終了。先生が指示を出せばもっと早く撮影できましたが、先生達も子どもたちに任せることを意識。改めて「待つこと」の大切さを感じました。
「学級写真」の撮影からいろいろと学びました。「社会や学校のあたりまえを常に疑う事」「大人が手をかければかけるほど子どもは自律できなくなっていく事」。きっと毎日の生活の中にこういうことが溢れているんだろうなと感じました。
*画像は左から1年、2年、3年です。