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はきものがそろうと(6月10日)「職員室では何をしているんですか?」 「・・・」 なかなか難しい質問です。 相手に伝えたいことを伝わる言葉で説明するのは難しいですね。 「先生たちが授業の準備をしています。」 果たして、これが正解なのか・・・。 いつの間にかトマトの実ができていました。まだ、緑色ですがどんどん成長しています。 休み時間の終わりに、トイレのスリッパを並べている子がいました。自分が使用したスリッパだけでなく、並んでいないスリッパも全部並べて、次の人が使いやすいようにしてくれていました。並べない子がいるのは残念ですが、自分だけでなく他の人の分まで並べてくれる子がいるのは大変うれしい気持ちになります。そんな子が、どんどん増えていってほしいと思います。 はきものをそろえると 心もそろう 心がそろうと はきものもそろう ぬぐときに そろえておくと はくときに 心がみだれない だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう そうすればきっと 世界中の人の心も そろうでしょう この詩は長野市の円福寺というお寺の和尚さんだった藤本幸邦(ふじもと・こうほう)さんがつくった詩だそうです。 「はきものをそろえる」 ということは、心を整えて、次の取りかかりに気持ちをそろえていくことにつながります。自分のはきものをそろえることができる人は、「自分の行動を冷静に考えられる人」だと思います。ぞして「他の人がどのような気持ちになるかも考えられる人」だと思います。そのような人は、「他の人が乱したはきものでも、だまって揃えることができる人」でもあると思います。そんな人が一人でも多く増えるといいなと思います。 |
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