よりよい授業をめざして

 「授業力」を身につけることは、教員として最も大切なことのひとつです。言うまでもなく、子どもたちと最も長く接しているのが授業時間であるし、例えば声のかけ方一つで、あるいは子どもたちが発した言葉をどのように扱うかによって、子どもたち一人ひとりの成長も、集団としての力の伸びも、ずいぶんと変わってくるからです。

 今日は本校の10年目の先生が、池田市内の今年1年目の先生(20人ほど参加しました)に授業を見せて、その後授業研究会を行うという初任者研修が行われました。

 自分自身を振り返ると、1年目は情熱以外には胸を張れることはありませんでした。先輩方の授業を見たり、意見をいただいたり、そういうことを繰り返しながら、授業力や子どもとの関わり方などを身につけていったと思います。1年目の先生方にとって、今日の授業のポイントはどこにあったのか、大切なことはなんだったのか、全て見抜いて、そこから学んだことを身につけるというのは簡単なことではありません。まあ結局、実際に自分が失敗も含めて経験しないと最終的には身につきませんしね。ですから、今日の研修で一番勉強になったのは、授業をした10年目の先生だったりするものです。

 という感じで、より良い授業をめざして、先生方も日々学んでいるということを知っていただけたらと思います。つくづく、それは何年経験を積んでも同じだなあと思います。
 
 校長 柏
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学校行事
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心と体のアンケート聞き取り(〜 2 1日)
特B
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6/19 図書委員読み聞かせ(わかぎ)
特A