令和6年度がスタートしました!本年度もよろしくお願いいたします。

新緑の五月山へ ー1・6遠足ー その1

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 爽やかな晴天のもと、1年生と6年生で、五月山へ遠足に出かけました。石小の毎年の恒例行事「1・6年遠足」です。

 校長の私は午前中市役所で校長会があったので、五月山動物園の横の広場でのお弁当タイムにやっと合流。柔らかな新緑に囲まれて、1年生と6年生が仲良くお弁当を食べているところでした。
 「校長センセー!見て!見て!」
と、お弁当を嬉しそうに見せてくれる子がたくさんいましたし、遅れてきて、コンビニ弁当をぶら下げてきた私に、「ここでいっしょに食べて!」と言ってくれる子もいて、嬉しく思いました。

 日本で2番目に小さい動物園である五月山動物園の門の前で集合写真を撮り、1・6年のペアで順番に見学へ。姉妹都市であるオーストラリアのローンセストン市から寄贈された池田市のシンボル、ウォンバットやワラビー、それからポニーやエミューなどの動物たちを、1年生と6年生が手をつないで見ている姿は、なんとも微笑ましかったです。

 その後広場で少し遊んだあと、約3.3キロの道のりを歩いて学校まで向かいます。6年生は1年生の荷物を持ってあげたり、元気が出るように話しかけたり、車が来たら、危なくないように気を配ったり、とても立派な振る舞いが当たり前のように見られました。

 距離的には、6年生にとってはそれほどでもないのですが、1年生に気を遣い、歩くペースを合わせるので、実は結構疲れます。1年生も頑張ったし、6年生も大変よくがんばりました。

 でも、面白かったのが、疲れているように見えても、途中で休憩のために立ち寄った辻ヶ池公園では、みんな全力で遊んでいたことです。むしろ遊んだほうが元気が出る……。子どものエネルギーは底知れません。

 学校に着くと、6年生から1年生へ、手作りメダルのプレゼント。なんと1年生へのメッセージが書かれていて、1年生はとても嬉しそうでした。

 1年生も6年生も、今日に向けてそれぞれ準備を重ねてきました。改めて、それぞれが大いに成長できた1日だったと思います。

校長 柏

新緑の五月山へ ー1・6遠足ー その2

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集合写真です。

緑の募金

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 今日と明日、児童会が「緑の募金」に取り組んでいます。
※昔は「緑の羽根募金」と言っていましたが、1995年から「緑の募金」と改められたとのこと。
 今日はあいにくの天気でしたが、登校時間、正門にて私が子どもたちを迎えている横で、元気に募金を呼びかける声が響きました。
 それに呼応して、子どもたちだけでなく、出勤してきた先生方も、更に、通りかかった地域の方までも募金に協力してくれました。
 緑の募金は、森林整備や身近な緑化活動に使われますが、実は寄付の額に応じて学校にも直接還元されますので、石小の子どもたちの目に映る季節の花々を植える原資となります。明日も募金活動がありますので、ぜひご協力をお願いいたします。

 下の写真は、昨日の体育や休み時間のようすです。上段左は中庭の鉄棒。大人なら目が回ってしまうぐらいぐるぐると回っていました。上段右は、体力調査の座体前屈のようす。昔は立位体前屈でしたが、今は座って、このような形で計測します。下段は組体操の練習。少しずつ運動会を見据えた準備が始まっています。

 校長 柏
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思いよ、届け!

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 本日の児童集会で、6年生担任の先生から、昨年度5年生で取り組んだ「スマイルマーケット」(2024年2月28日の記事をご参照ください)の収益を、能登半島地震で大変な被害に遭った石川県志賀町立富来(とぎ)小学校にお届けしたときの報告がありました。

 富来小学校は地震当日、震度7の激震に見舞われ、校舎は今でも使えない状況だとのこと。70人ほどの子どもたちは、今は近くの中学校の校舎を借りて授業をしているそうです。恐らく、先生方が12月のうちに用意していた「あけましておめでとう」という掲示が、立ち入り禁止になっている校舎にそのまま残っている……という話が印象的でした。時はその流れを止めてしまっているように見えますが、人々の生活は歩みを止めるわけにはいきません。お渡しする寄付金が、少しでも富来小学校をはじめとする被災地の方々の、前に向かって進む力になれたらと心から思います。

 写真は、児童集会の様子、そして寄付金を池田名物チキンラーメンと共にお渡ししている様子です。
 私たちの思いがどうか届きますように。

 校長 柏

吹奏楽部 箕面ブラスフェスティバル(その1)

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 本校の吹奏楽クラブは、昨年度「全日本小学生バンドフェスティバル」に初出場、見事銀賞を受賞している名門なのですが、本日、箕面市ブラスフェスティバルにゲスト参加しました。新しくできたばかりの箕面船場阪大前駅にある、これもまたできたばかりの箕面市立文化芸術劇場。

 紹介で、昨年度全国大会で銀賞云々……とアナウンスされると、私の周りの人たちも、それはすごいねと少しどよめいたのですが、いざ演奏が始まると、小学生とは思えない安定した演奏に、みなさん驚かれているのが伝わってきました。

 本日の曲目は「学園天国」「斑鳩の空」「さくらんぼ」でした。

 私も初めてこの子たちの演奏を聴いたのですが(教頭時代は、例えばこの3月の「子どものフェスティバル」も学校の留守番でしたので)、これはもう圧倒されました。強弱のバランスの取れた音の迫力、正確なリズム感、何より小学生らしく元気な声や動作でお客さんを楽しませることなど、見事なパフォーマンス力でした。特に「斑鳩の空」のラストは、静寂さえも演奏のうち、という、観客さえもその緊張感の中に巻き込んでしまう圧巻の演奏でした。(和風の衣装も手作りで揃えたものだとか。これがまた素敵です。)

 写真の掲載枚数の都合で、その2に続きます。

吹奏楽部 箕面ブラスフェスティバル(その2)

 面白かったのが、楽屋やリハーサル室では、人との距離が近く、子どもたち同士で常にじゃれ合っている、いつもの石小っ子たちだったのですが、いざステージに上がると、小学生とは思えないクオリティの高い演奏をして、また楽屋に戻ると、魔法が解けたように、いつもの石小っ子たちに戻っている、という……。それもまたすごい!と思いました。

 保護者の皆さまもたくさん足を運んでくださりありがとうございました。今年の全国大会は会場が札幌らしいので、ぜひみんなで札幌へ行きましょう。

 校長 柏

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初めての参観日

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 今日は授業参観、PTA総会、それから学級懇談会がありました。

 登校の時から張り切っている子がたくさんいて、「今日は参観日だよ」「楽しみ!」という声が何人からも聞こえました。

 参観で、私は全クラスを回りましたが、子どもたちはしっかり手を上げて発表したり、意見を言い合ったりしていました。聞くところによると、子どもたちの反応に担任が感極まって感涙し、保護者の方まで・・・というクラスがあったとか。

 実は、私がとても嬉しかったのは、保護者のみなさまの参観しているようすです。私語もほとんどなく、授業の様子をきちんと見て下さっている方が大変多かったことです。これが本校の授業参観の「当たり前」であれば、これは本当にすごいことだと思いました。(他市から転任してきた先生と、これはすごいねと顔を見合わせました)

 PTA総会でもお話しましたが、子どもの本質はいつの時代も変わりません。新しいことを知りたい。成長したい。人とつながりたい。認めてもらいたい。そして何より愛されたい。

 そういう普遍的なものを大切にしながら、学校と地域と保護者のみなさまとで、共に協力していければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

 校長 柏

全国体力・運動能力調査・大阪府スポーツテスト

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 先日、学力調査について全国版と大阪府版があると書きましたが、実は体力調査も、全国版と大阪府版があります。全国版の対象は5年生、大阪府版の対象は3・4年生です。大阪府版は昨年度から始まりました。

 各学年がそれぞれ準備をしていたのでは大変なので、例えば50メートル走のコースやソフトボール投げの計測線などは担当の先生方で協力して準備し、一気に計測する感じです。

 今日は、朝から運動場はソフトボール投げ一色という感じでした。

 ボールを投げることに慣れていない子たちは、体をひねらず体を正面に向けたまま、腕だけで投げようとします。野球やソフトボール経験のある子は、半径1メートルの円を目一杯使って、体をひねりながら、指を離すタイミングも考えて全身で投げます。慣れていない子も、ちょっとしたコツをアドバイスするだけで一気に飛距離が伸びることもあります。まあ、どの分野でも、体の動きをきちんとイメージすることは大事なことです。

 と書いているところで、運動場から声が上がりました。授業の終わりに、野球部出身の先生が投げるというのです。腕をぐるんと回して、ひと呼吸おいて、エイヤーっとばかりに投げました。晴れた空に描く放物線。子どもたちの歓声。
 その先生が職員室に戻って来たときに、どのくらい飛んだのと聞くと「60メートルくらいですかね。急に投げたから肩が痛いです。」と言いつつ、ちょっと誇らしげでした。良いお手本になったかな。
 
 そのほか、今日は6年生の調理実習にもお邪魔しました。五平餅、美味しかったです。

 さて、明日は参観日です。各学年、図工や習字の作品を仕上げ、教室を飾っています。始業式からの短い期間で、なかなかの力作揃いです。その辺りもお楽しみに、明日の参観、懇談、PTA総会に足をお運びください。

 校長 柏
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24年前の「さわる絵本」

 図書館にてすごい物を見つけました。

 目の不自由な方のための手作りの「さわる絵本」。果物や野菜の形がフェルトなどで作ってあり、点字のシールが貼ってあります。ところどころ色も変色していますが、大事にされてきたことがわかります。

 私は一気にタイムスリップしたような気になりました。と言うのも、これは2000年度に、私が担任した4年生で取り組んだものだったからです。あの頃4年生の国語の教科書に点字を発明したルイ・ブライユについて書かれた読み物が載っていて、そこから点字などの学習を進めたのです。実に24年前。総合的な学習の時間が始まる前のことです。

 そんな古いものが保存されていただけでなく、今でも展示されているということに大変驚き、また嬉しく思いました。せっかくなので、制作当時の写真と並べてみました。(当時の写真がさっと見つかるのもすごいことかもしれませんが)
 
 校長 柏
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児童集会にて国際理解学習

 校長の私は、2011年4月から2014年3月までの3年間、ブラジルのマナウス日本人学校に文部科学省から派遣されていました。帰国してちょうど10年になりますが、教頭になってからも、できる限りたくさんのクラスで、ブラジルでの経験をもとに国際理解学習の授業を行ってきました。

 この春から校長という立場になりましたので、せっかくですから、クラスを回るだけでなく、児童集会も使ってお話ができたらと思っています。というわけで今日はその第1回目。

 私の派遣されていたマナウスという街は、南緯3度という、ほぼ赤道直下と言っていい街です。もちろん1年中夏(雨季と乾季が半年ずつあります)。アマゾンのジャングルの中にある200万人都市(実はけっこう都会)で、パナソニックやソニー、ホンダ、ヤマハ、そしてその関連企業など30社以上が進出しており、日本人学校には、その駐在員の子どもたちと日系ブラジル人の子どもたちが通っています。

 今日は、アマゾンの動物たちの紹介をしました。ピラニアにコンゴウインコ、ナマケモノ、アマゾン川イルカなどなど、プロジェクターで写真を見せるたびに子どもたちは大喜び。「ピラニアの標本があるから、見たい人は校長室に来てください」と言ったら、休み時間のたびに子どもたちが次から次へとやってきました。

 ブラジルで私は3年間、「外国人」として過ごしました。それはほんとうに大きな経験だったと思っています。言葉の壁、文化の壁、習慣の壁、価値観の壁……。外国で暮らすということは、旅行とは違って本当に大変です。
 特にブラジルは、日系移民の国でもあります。6年生の社会科の教科書の最後に日系移民の話が少し出てくるのですが、6年生になると、単に「こんな動物がいるよ」では終わらない、かなりレベルの高い学習につなげることができます。

 外国の人と関わるのが当たり前、外国に行くのも当たり前という今の時代の子どもたちに、今後、私なりにいろいろな形で私の思いを伝えられたらと思っています。
 校長 柏
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初めての給食

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 いよいよ本日より1年生の給食がスタート。

 担任だけでなく、1年生に関わる先生方総出で4時間目から給食の準備に入りました。6年生も応援にかけつけ、当番の子に丁寧に教えるなど、万全の体制で最初の給食に臨みました。

 まあでも、1年生の子達は、つい最近まで「年長さん」として、幼稚園や保育所、子ども園などでお手本の役目を果たしていたわけで、しっかり手順やルールさえ分かれば、あっという間にいろんなことを自分たちできちんとできるようになります。大丈夫です。

 今日のメニューはハンバーグにチーズタルト。大人気メニューからのスタートですね。いただきますをするやいなや、待ってましたとばかりに、大きな口を開けてチーズタルトを頬張る子もいました。(どういう順番で食べたらいいかなどは、また少しずつ。)

 しっかり食べて、大きくなあれ。
 あと、学校滞在時間が急に伸びるので頑張ろうねという感じです。 

校長 柏
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日々修行 日々高めあい

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 つくづく、教師という仕事は日々修行、日々高めあいだと思います。

 4月の教頭先生の業務は多忙をきわめ、息つくひまもないくらいと言っても過言ではありません。私も5年間教頭をしましたので、その大変さはよく知っているつもりです。

 ところが、給食前に「今日は3時間授業をしましたよ」と本校の教頭先生。今日だけでなく、今年度が始まってからすでに何時間も授業に回っています。先生がお休みした時のヘルプで教頭先生が授業に行くことはよくありますが、そのパターンではなく、先生方に「この教材は、こんなふうに授業したらいいよ」という提案、つまりお手本としていくつものクラスで授業をして回っているのです。

 子どもたちにどう教えたらいいか、どんな学びの場を教室で展開したら子どもたちの成長につながるのかを、先生方は日々真剣に考えています。小学校の学習は、大人からすれば簡単な内容かもしれませんが、それだからこそ工夫が必要です。授業中に発する子どもたちの小さな声を聞き逃さず、また、ちょっとした一言で子どもたちのやる気を引き出し、より深い学びにつなげていく。言うのは簡単ですが、それがなかなか難しい。だからこそ、他の人の授業を見て、あるいは自分の授業を見てもらって、意見を交わし合うことは、若い先生方だけでなく、ベテランになっても変わらず大切なことです。

 授業をしたら、子どもたちともつながれますからね、と教頭先生。確かに、教頭としての通常業務も大事ですが、教師の本分として。

 さて、下の写真は2年生、5年生の音楽ようす。ちょうどPTAコーラスが練習をされていたので、そちらにも少しお邪魔しました。昔お世話になった元校長先生がいきいきと指導されていました。

校長 柏

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給食が始まる前に

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 1年生は来週23日から給食が始まります。それに先んじて、ほそごう学園から栄養教諭をお招きして、給食の授業を行いました。

 給食センターは、市内東山にあります。池田市の給食はセンター方式のため、そこで調理されたものが、トラックで各校に運ばれて、子どもたちのもとに届きます。

 早朝から材料が運び込まれ、調理員の方が時間に間に合うように、大量の食材を手際よく調理していきます。かき混ぜるのは、大きなしゃもじの形をした「スパテラ」という道具。鍋も直径2mくらいある巨大なものです。
※ちなみに、「スパテラ」の語源は、英語の「spatula (スパチュラ:ヘラの意味)」とのことでした

 栄養教諭は、季節にあったさまざまな食材を使って、栄養のバランスの良い給食のメニューを考えます。実に、ありがたいことです。

 「ありがとう」という言葉の反対は、「当たり前」だと言います。給食がどのようにして、どのような願いで作られているかを知ると、当たり前ではない、ありがとうという気持ちが湧いてきますね。給食が始まる前の1年生も、この給食の学習をしたことで、好き嫌いなくしっかり食べてくれるようになればと思います。

 校長 柏

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テスト三昧!

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 本日は「全国学力・学習状況調査(学調)」(6年生対象)と大阪府独自の施策である「すくすくウォッチ」(5・6年生対象)が同日に行われました。

 全国学調は6年生のみで、国語・算数と児童質問調査(アンケート)、大阪府すくすくは、5年生は国語・算数・理科、教科横断型の「わくわく問題」、それから児童アンケート、6年生は、理科と児童アンケートを受けます。

 つまり、5・6年とも、国語、算数、理科、「わくわく問題」、それからアンケートを2つ受けることになります(学調のアンケートは明日実施)。

 こう書くだけでも、5・6年生にとって、どれほど大変な1日であったかということがお分かりになるでしょうか。

 問題は翌日の新聞に掲載されますし、ネット上でも見られると思いますのでぜひご覧いただきたいのですが、おそらく保護者の皆様の想像する「テスト」とは全然違うイメージの問題が出題されます。
 単に知識を問う問題ではなく、考える力、情報を分析する力、自分の考えを表現する力などが求められますが、あまりの問題文の長さに、一番問われるのは根気だなあと思ったり。

 改めて思うのは、恐らくこういう問題への対応力は読書量に比例するであろうということです。

 というわけで、5・6年生の子どもたち、みんなよく頑張りました。天気が良かったのもあってか、テストが終わった6時間目には、解放!とばかりに、いつも以上にエネルギッシュに遊ぶ5・6年生の子どもたちの姿が印象的でした。

 あとの写真は、3年生の初めての習字。運筆の様子です。墨で服を汚さないように、準備や片付けも丁寧に教わっていました。

校長 柏

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デジタルとアナログ

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 保護者の方々が学校に来られて、特に第一子が入学されて、自分が子どもの時以来初めて学校に足を踏み入れるという方が驚かれるのは、教育のICT化だと思います。昔ながらの板書とノートを使った授業もありますが、タブレットや電子黒板を効果的に活用して授業を進めるのが、大人も子どもも当たり前の風景になっています。

 よく書けているノートをタブレットのカメラで写して、電子黒板で共有しながら説明したり、図形の学習では、図形を電子黒板に表示して、いろいろと書き込んだり、ひと昔前ならできなかったことが今は簡単にできます。

 一方、デジタル機器を活用しつつ、子どもたちの学びはアナログであるからこそ豊かになるとも言えます。自分らしさが出せる空間、安心できる空間で、間違うことも失敗することも恐れずに手を挙げる、描いてみる、全力で走る、というのは大切なことです。

 授業参観は26日(金)にありますので、ぜひいろいろな視点で子どもたちの様子をご覧ください。

 それから、今日はPTAによる廃油回収も行われていました。ご協力ありがとうございました。

校長 柏

避難経路確認 PTAオール委員会

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 昨日1年生歓迎集会で運動場に集まったばかりですが、今日はさっそく「避難経路確認」として教室からの避難ルートを確認しながら運動場に整列し、そのまま児童集会を持ちました。

 子どもたちに落ち着いて避難することが大切だという話をしながら、ふと思い出したのは、2000年10月6日に発生した鳥取西部地震です。私は当時石小に勤めていました。発生時刻が午後1時30分ですから、ちょうど昼休みだったのですが、かなりの揺れを感じました。揺れがおさまってから、放送の指示に従って、全校児童が運動場に避難をしました。Wikipediaによると、鳥取は震度6強、大阪は震度4だったとのこと。阪神大震災の5年後ですから、地震の記憶がまだ生々しく、大人も子どももかなりこわい思いをしました。

 災害はいつ起こるかわかりません。「お・は・し・も(押さない、走らない、しゃべらない、もどらない)」を合言葉に子どもたちには指導していますが、落ち着いて行動するためには繰り返し訓練が必要です。今日は避難経路確認だけでしたが、また改めて避難訓練を実施します。

 さて、午後からはPTAのオール委員会でした。今年度役を受けてくださったみなさんが集まって、役割分担や今後の予定を話し合いました。お忙しい中役を受けてくださっている保護者の皆様には頭が下がります。保護者と教職員で、共通の目標である「子どもたちの心身共に健やかな成長」のために協力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

※けん玉を持っている子の写真は、PTAオール委員会でもお話ししましたが、校長室で「けん玉検定」を受けている子たちのもの。前校長からの引継ぎの中の最重要事項のひとつです。

校長 柏

新入生歓迎集会

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 今朝は新入生歓迎集会(対面式)がありました。
 1年生が並んで入場し、学校長のお話、歓迎のことば、1年生からのお礼のことばのあと、1年生が児童集会の場所に移動、そして企画委員による石小クイズがありました。

 昨年度も石小にいた先生たちによると、運動場に全校児童が集まるのは久しぶりだとのこと。19クラスありますから、なかなか壮観でした。1年生も行儀良くできていたし、企画委員の子たちも「人前で話すのは緊張する〜」などと言いながらも、(強風にあおられつつ)しっかりと話すことができていました。1年生にとって、しっかりした立派な上級生に見えたことだと思います。

 さて、先週末から2年生以上は給食も始まっています。どのクラスも、それぞれ手慣れた様子で、給食の準備をしていました。日常が始まった感じです。

校長 柏

登校の様子から

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 週の初めは荒れ模様の天気でしたが、週末が近づくにつれ天気は回復し、春らしい爽やかな金曜日となりました。

 本校は集団登校をしており、また登校時に開門しているのは正門だけなので、朝の短い時間に、578名の子どもたちが一斉に登校します。校長である私は、あいさつをしながら、すべての子どもたちの登校を見守るのですが、石小の子たちはきちんと挨拶ができる子が多い!と感じています。とてもすばらしいことです。笑顔で通り過ぎる子、まだ不安そうにしている子などいろいろいますが、それぞれにとって良い1日になるようにと思います。

 面白いのは、天気が爽やかで、そして桜がまだきれいなこともあってか、正門のそばにあるベンチでくつろいでいる子が何人かいることです。あちこちが居場所となっている感じです。

 今日から給食や掃除が始まりましたが、私が午後から出張でしたので、それらのご報告はまた後日に。

 みんな1週間よく頑張りました。また来週頑張りましょう。

校長 柏

これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ……

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 1年生の教室に行くと、さっそく算数の授業が始まっていました。ものの大きさや数を比べるというものです。先生の問いに、体が半分持ち上がるくらい張り切って手を上げる姿がなんとも微笑ましくかわいかったです。

 それから1年生は廊下に並んで学校めぐりへ。もう何もかもが新しいことばかりで、目がきらっきらでした。本校の自慢のひとつである中庭の土俵の屋根を見上げて、うわあ、大きいなあと言っていました。

 どの学年も少しずつ授業が始まっています。印象的だったのは、4年生の先生が授業のはじめに教科書の裏表紙に書かれている「この教科書は、これからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう。」という文言を読み、その意味を子どもたちに考えさせていたことです。

 明日から2年生以上は給食が始まります。いよいよ本格的に学校生活がスタートします。

校長 柏

離退任式

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 今日は離退任式でした。12人の先生方の、石橋小学校からの「卒業式」です。

 私は先生方を体育館にお連れしましたが、扉から入るや否や万雷の拍手。子どもたちは口々に「〇〇先生!」などと声をかけてくれます。
 舞台の上に並ぶと、開式の言葉に続いて、校歌斉唱。ほんとうにさわやかに、高らかに子どもたちは歌います。私自身、21年前にこの離任式の舞台で、同じように最後の校歌を聞いたことを思い出しました。

 去られる先生方は思いを込めて、子どもたちに語り掛けます。石小の子どもたちへの最後のメッセージ。思わず感極まり、声が震える先生もおられます。続いて、子どもたちからのメッセージと、花束の授与がありました。これもなかなか胸に迫るものがあります。改めて、通り過ぎてしまった日常がなんと愛おしいものかと思います。

 退場は、子どもたちの間を縫うように時間をかけて歩きながら、名残を惜しみました。最後、出口のところに並ぶ先生方に向かって、「旅立ちの日に」のピアノを背景に、子どもたちの「ありがとうございました!」という声が体育館に響きました。

 春は出会いと別れの季節です。子どもたちは毎年こういう経験を重ねながら大きくなっていきます。再会が待っている別れもあります。本当に最後になってしまう別れもあります。いずれにせよ、お別れをきちんとすることはとても大切なことです。

 校庭で、最後まで子どもたちと別れを惜しんでいた先生の後ろに、散り始めた桜が青空に映えて、とても美しく輝いていました。

校長 柏
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学校行事
5/3 憲法記念日
5/4 みどりの日
5/5 こどもの日
5/6 振替休日
5/7 地域訪問・家庭訪問1
特B4限(13:20完全下校)
心臓検診10:45〜
5/8 地域訪問・家庭訪問2
特B4限(13:20完全下校)
聴力検査5年
5/9 地域訪問・家庭訪問3
特B4限(13:20完全下校)
聴力検査3年