給食を早く食べるのは校長先生の仕事

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 給食の時間に2年生の教室の前を通ると、「校長先生!」と声をかけてくれた子がいたので、少しお邪魔することにしました。

 「校長先生は給食はもう食べたの?」と聞かれたので、「みんなよりずいぶん早めに食べました。」というと、「えー!ずるーい!」とか「いいなー!」との声が。

「いやいや、給食をみんなより早く食べるのは、実は校長先生のお仕事なんですよ。」
と話しました。いわゆる「検食」とよばれる業務で、これは学校給食法にも明記されています。

 児童が食べる30分前までに、異物混入がないか、加熱が適切か、異味・異臭などはないか、量は適当か、味付けなどが適切かなどを検査するものです。何か異常があったら、状況によっては給食を止めることもあり得ます。

「校長先生、それって毒味ですか?」
「2年生でよくそんな言葉を知ってるねえ。まあでも、似たところがあるかな。30分前に食べるというのは、何かあった時に対応をする時間というだけでなく、食べたあとの反応も考えてのことだからねぇ。」
「校長先生がお休みの日はどうするのですか?」
「そのときは、教頭先生が代わりにしますよ。」
 などと、思わぬ方面で会話が広がりました。

 そんな感じで、毎日、安全、安心な給食を提供できているのです。

 今日はコッペパンの日で、「クリームゴールド」がついていました。ある男の子がそれを塗らずにコッペパンを丸呑みするようにたべていました。「ん?きらいなの?」と尋ねると、「いや、大好きだからです。」といって、クリームゴールドを直接味わって食べていました。

 校長 柏
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