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第69回 卒業証書授与式!!


 第69回卒業証書授与式が盛大に開催され、あたたかい空気に包まれた中 終わりました。あいにくの天候でしたが、そんな天候を吹き飛ばすように、子どもたちの熱い思いが会場を晴れやかにしてくれたような気がします。おうちの方々や先生たちに、とびっきりの素敵な返事や姿を見せてくれました。会場では、1年生から5年生までの心を込めて作ったレリーフが卒業生たちを囲み、お祝いをしてくれていました。

 式後、卒業生たちは、教室で担任の先生と最後の時を過ごしました。どのクラスも感動の時間が流れました。
 
 最後の花道は雨だったので、校舎一階に教職員が並んで、卒業生に花を渡していきました。とってもあたたかい雰囲気の中、卒業生たちは巣立っていきました。素晴らしい卒業式でした。
 出席いただきました保護者のみなさま、本日は、お子様の御卒業おめでとうございます。足元の悪い中、ご来校いただきまして、ありがとうございました。

 私の式辞では、冬季オリンピックの話をしました。
「皆さんは、先月中国の北京で開催された冬季オリンピックを見ましたか?晴れて各国の代表として競技にひたむきに打ち込む選手の姿は、胸に響くものがありました。平野歩夢選手。彼はスノーボード競技に出場しました。昨年夏の東京オリンピックでは、スケートボード代表として活躍した選手です。今回、決勝二本目の演技で、『トリプルコーク1440』という超大技を決めたにも関わらず、暫定二位。ラスト三本目、さらに完璧なパフォーマンスを披露し、逆転金メダルを獲得しました。競技後、『二本目の点数は納得がいかず、そういう怒りの気持ちと、思い切ってすべて出し切ろうという気持ちが合わさって、完璧に技をきめることができました。』と述べています。怒りと自信を原動力にして、見事にオリンピックチャンピオンという小さい頃の夢をかなえたのですね。次は、男子フィギュアスケートの選手二人の話を紹介します。銀メダルに輝いた鍵山優真選手は、中学三年生の時に、コーチであるお父さんが病いに倒れました。鍵山選手は、『僕が強くなれば、お父さんも元気になる。お父さんを裏切らないように練習し、帰ってきたら褒めてもらおう。』と自発的に練習し、練習動画を入院中のお父さんに送り続けたそうです。翌年、お父さんは復活し、親子二人三脚でオリンピック代表権をつかみ取りました。銀メダルという好成績に、『父と一緒に頑張ってきたので、喜びを分かち合えてよかった。』と笑顔がこぼれました。そして、もう一人。羽生結弦選手です。オリンピック三連覇かと、全世界の注目・期待を背負っていた羽生選手。試合前のインタビューで、『初めて優勝した時の自信の塊みたいな九歳の自分。僕は、その九歳の自分とずっと戦っています』とコメントしています。九歳の自分に、『お前、まだまだだろ』と言われているような気がして、さらに高いレベルを求めて練習に取りくんできたそうです。頑張りの根源にあるものは、三人三様ですが、強い思いを胸に自分の理想を追い求めている姿勢は本当に素晴らしいです。卒業生の皆さんも、自分の目標や理想を思い描き、日々の努力を積み重ねて一歩一歩前に進んでいってくださいね。心から応援しています。卒業、おめでとう!」



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