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叱る時こそ伸ばすチャンス その13


【両親の考えの不一致は必要…】

 今日から、5年生の卒業式練習が始まりました。1年後の勉強にもなる卒業式練習です。厳粛な雰囲気をしっかりと体感して欲しいと思っています。節目となる儀式は、人生に何度か訪れます。大事な学習です。

 今日は、3年生で特別活動の研究授業がありました。お互いの「もちあじ」について、話し合う授業でした。講師先生からも貴重なお話を聞きました。大変残念ながら、私は参加することができませんでした。今日は、学年記事が少ないので、伸ばすチャンスシリーズを掲載します。


 ママが、高価なおもちゃは誕生日とクリスマスの時にだけ買うと決めていたのに、パパが買い与えたために、欲しいものがあるとパパにせがんで手に入れる子どもになってしまった、というような話を聞くことがあります。
 両親で子どものしつけについて意見が分かれるということは往々にしてあることです。たしかに、しつけは両親の意見が一致しているべきで、特に小さい時には、正しいことの判断がつかないので、ダメなものはダメと教える必要があります。

 しかし、小学生くらいになると、両親の意見の食い違いが、いろいろな見方があることを教えることにつながってきます。いろいろな考え方があることを知ることで、状況に応じて、自分なりの価値判断や意思決定をするようになり、臨機応変に対応する力がついてきます。でも、大事なことは、子どもの前で、連れ合いを非難したり、お互いに揚げ足を取り合うような姿を見せないことです。夫婦喧嘩ではなく、両親の意見の違いは子どもの成長につながるので、小学生になれば、必要なことだと思うのです。

 いろんな先生方と出会う学校でも、同様のことが言えることがあると思っています。いろいろな見方、考え方を知ることが、人としての幅を作っていきます。


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学校行事
3/13 委員会(12)最終
3/14 卒業式予行(10:00〜)
3/15 給食最終日