叱る時こそ伸ばすチャンス その14


【子どものしつけに嘘は禁物…】

 今日は、朝から府に出張だったので、伸ばすシリーズを書こうと思います。駄々をこねる子どもにどう接したらいいのかを私なりに考えました。


 混雑しているスーパーで、むずかる子どもと、何とか言うことを聞かせようとしている母親、そんな光景を見かけることがあります。そんな時、その場しのぎで、すぐばれる嘘をついてしまう方がいらっしゃいます。

 例えば、電車の中で、5歳くらいの子どもが、大声で「バナナがほしい」とねだっています。母親は、子どもが騒ぐので、「バナナなんてありません」と子どもの要求を退けようとします。しかし、子どもは、荷物を見て、「バナナ、バナナ」と騒ぎます。ついに母親は、根負けして、「しかたないわね。今度だけよ。」とバナナを荷物から取り出して、子どもに与えています。これは、一度は拒否したのに、子どもの言うなりになっています。また、嘘をついていることを子どもに知られてしまっています。こんな経験をしてしまうと、騒げば要求が通ると知ることになり、ますます騒ぐようになってしまう恐れがあります。

 こんな時、子どもの要求を満たすための条件を子どもに示してあげるのが効果的です。「さっきおやつ食べたばかりで、今食べるのはお腹によくないから、また後でね。」とか、「家についてから、みんなで一緒に食べることにしてるから、みんなで食べようね。」とかの条件です。つまり、時間を待てば食べられるとか、みんなと一緒なら食べられるという条件です。子どもを納得させる条件によって、少しずつ我慢することを覚えるようになるのです。子どもとしては、ダメというだけでは納得できません。

 このようなことを繰り返すことによって、親がダメだといっているのには、それなりに理由があるのだということを理解していくようになるでしょう。そして、自分を少しずつ抑えることができるようになると思うのです。とにかく、相手が子どもといえども、見え透いた嘘はよくないでしょうね。


 明日で、家庭訪問、地域訪問が終了いたします。これまで、ご協力いただき、ありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。

 本日から、新型コロナの分類が5類に引き下げられました。出席停止期間は、「発症翌日から5日間経過し、かつ症状が軽快後1日を経過するまで」となります。濃厚接触者の特定を行わないため、ご家族が感染した場合の「念のため欠席」は、出席停止にはなりません。臨時休業措置についても、インフルエンザに準ずる形になっていきます。
 不安な場合には、学校にご相談ください。


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学校行事
5/9 特B4限(13:20下校) 家庭訪問(4) 1年視力検査
5/10 5年聴力検査 4年校外学習
5/11 2年校外学習 5年田おこし1.2限 3年聴力検査
5/12 尿検査2次 2年聴力検査 5年田おこし1.2限予備日 4年校外学習予備日
5/14 ブラスエキスポ2023(金管クラブ)
5/15 クラブ発足(1) 1年聴力検査 3年図書館見学