個人懇談の日の午後

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 今週は個人懇談ウィーク。4時間授業で、給食後下校です。

 とはいえ、今年も全国大会出場をめざしている吹奏楽部は、これをチャンスとばかりに猛練習。多目的室から高らかな音色が響いています。7月は夏祭りを含め、3度本番がありますからね。活躍を大いに期待しています。

 少人数教室では、3・4年生対象で、算数の放課後学習会が開かれていました。算数は3・4年生で一気に難しくなります。そしてそれらはどれも今後の学習の土台となるものばかり。学期末に向けて、確かにここが頑張りどきです。

 下の写真は、学習園に生えている桃。近々始まる工事で、この木も伐採されてしまいます。
 あまり覚えていなかったのだけれど、この桃の木は私がここで担任をしていた頃から生えていたはずで、けっこうな数の実がなっています。本日工事の打ち合わせで、業者の方々と下見をしたときに、改めて気づきました。
 最後の収穫とばかりに、職員がいくつか食べられそうなものを選んで職員室に持ち帰り、皮を剥いてくれました。売っているものよりは少し小ぶりで、ちょっと硬めではありますが、確かにみずみずしく、甘い香気が鼻に抜けるような、正真正銘の桃の味がしました。当たり前ですね。

 7月に入ると桜並木から向こう側はフェンスで囲まれ、工事が始まります。木造2階建てのなかよし会の建物が建ちます。工事は年度内いっぱいかかるようですが、どんな風景になるのでしょうか。楽しみでもあり、淋しくもあり。

 校長 柏

朝顔が咲いたよ

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 今朝出勤すると、1年生の朝顔がいくつか花を咲かせていることに気がつきました。すでにしぼんでいるものもありましたので、少なくとも昨日も花を咲かせていたということになります。このところ、なんでもいいからどこか掴めるところを探しているという感じで、あちこちツルが伸びています。成長のはやさに驚くばかりです。
 その後、登校のあいさつを終えて職員室に戻る途中で、「ぼくの花がなくなってる!」との声が。昨日あったのに!と必死に探しています。
 「いや、『朝顔』というだけあって、実は朝顔は朝に咲いて、昼にはしぼんでしまうんだよね。だから昨日のお花は……」と、そこにはしぼんでしまったお花がありました。なるほど。「でも、大丈夫。これから次から次に咲くからね」と言い聞かせておきました。

 2年生の国語は、昔から定番の「スイミー」の授業でした。原作はレオ・レオニ、訳はなんと谷川俊太郎。これも保護者の世代から教科書に載っていたお話。大人になって改めて読むと、また気づきもたくさんあります。お手元に2年生の教科書のある方はぜひ。

 4時間目、校長室の前の廊下に、突然子どもたちの歓声が響きました。4年生が理科の学習で、モーターカーを大喜びで走らせていました。スマホ・タブレット世代の子どもたちですが、やはり自分で組み立てて実際に走らせるということは大事。そこには喜びも発見もありますからね。

 今日から個人懇談で給食後下校。個人懇談では保護者の皆様とよい情報共有ができますように、どうぞよろしくお願いいたします。

 校長 柏

臨海学舎まであとひと月

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 6年生の臨海学舎があとひと月後に迫っています。今日は休み時間に、臨海学舎の実行委員の集合を呼びかける放送があり、少し顔を出しました。

 明日から個人懇談で午前中授業になりますので、実質集まって作業をすることは難しい。だから今日決められることは決めておきます、とのことでした。

 出発式、入所式のあいさつ、朝の集いの役割分担、バーベキュー、キャンプファイヤーなどなど、そんな単語を聞くだけで、臨海学舎がなくなって久しい学校から転勤してきた私は、東浜の透明度の高い海や潮の匂い、焼け付くような日差し、美しい夕暮れ、ひぐらしの鳴き声などなど、さまざまなものが胸に去来します。

 どうか子どもたちにとって、忘れ難い3日間になりますように。個人としても集団としても、大きな成長の機会となりますように。話し合いの様子を見ながらそんなふうに感じました。

 下の2枚の写真は、1年生の音楽の授業。このところ続いている研究授業のひとつ。手話の動きを入れて「虹」を歌ったあと、鍵盤ハーモニカを使っていろんな音を楽しみました。

 校長 柏

神秘的な………

 6年生の音楽の研究授業がありました。今日の課題は「強弱を意識して音楽を作ろう」ということで、グループでテーマをきめ、いろいろな楽器を使ってそれを表現するというもので、「図形楽譜」というもので曲を作っていきます。四季とか、海とか、風とか、そういう感じのテーマの中に「神秘的なクロワッサン」という班がありました。これは一体どんな曲が仕上がっていくのでしょう。もう興味津々です。

 3年生のプログラミングの授業では、まだローマ字を習っていない中、きちんとホームポジションを意識しながらローマ字入力でタイピングをするという学習をしていました。大学生がフリック入力でレポートを作成するという嘘のようなホントの話を耳にします。やはり、しっかり基本的なタイピングを身につけることは大切なことです。

 4年生の教室に行くと、ちょうど国語の「一つの花」の導入のところでした。私にとって、泣かずに読み聞かせすることが難しいお話。特に子どもが小さかった頃は、最初の1行でもうだめ、みたいな感じでした。出征するお父さんが、プラットホームのはしっぽの、ゴミ捨て場のような所に、わすれさられたように咲いていた1輪のコスモスを、おそらく2歳前後の娘に渡します。このコスモスが何を表しているのか、どんな思いが込められているのか、手元に4年生の教科書のある方は、ぜひ読んでみてください。

 3枚目の写真は、音楽室から見た学習園。もうすぐ工事が始まりますので、この風景が見られるのもあと少しです。

 校長 柏
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学校は成長の場

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 2年生の育てているミニトマト。まだ緑色をしていますが、確かにトマトの形になってきています。子どもたちはスケッチしながら、嬉しそうに「3つできてるよ」「こんなに丸くなってきたよ」などと話しかけてくれました。よく聞くと、主語が「ミニトマト」ではありません。なんとそれぞれ名前をつけて育てているとのこと。これは愛着も湧きますね。

 家庭科終わりで教室に戻る6年生が、校長先生!見て見て!といって、手作りのナップサックを見せてくれました。おお、これは実用的だし、上手にできたねえ。と言うと、得意そうな笑顔。そうだ!ホームページで使うから、写真を撮らせて!と言うと、女子は足早に去っていき、残った男子が、「じゃあ、歩いてるところを撮ってください」と言ってくれたので無事に一枚撮れました。
 3年生の教室に行くと、運動会の絵が仕上がってきていました。まだ運動会の残り香がただよっていました。

 今日は2年生(算数)と5年生(国語)で研究授業。若い先生が試行錯誤しながらよりよい授業を模索している姿はすばらしいと思います。子どもたちも先生たちもよくがんばりました。
 学校は、子どもたちはもちろんのこと、つくづく、先生方にとっても成長の場です。

校長 柏

給食を早く食べるのは校長先生の仕事

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 給食の時間に2年生の教室の前を通ると、「校長先生!」と声をかけてくれた子がいたので、少しお邪魔することにしました。

 「校長先生は給食はもう食べたの?」と聞かれたので、「みんなよりずいぶん早めに食べました。」というと、「えー!ずるーい!」とか「いいなー!」との声が。

「いやいや、給食をみんなより早く食べるのは、実は校長先生のお仕事なんですよ。」
と話しました。いわゆる「検食」とよばれる業務で、これは学校給食法にも明記されています。

 児童が食べる30分前までに、異物混入がないか、加熱が適切か、異味・異臭などはないか、量は適当か、味付けなどが適切かなどを検査するものです。何か異常があったら、状況によっては給食を止めることもあり得ます。

「校長先生、それって毒味ですか?」
「2年生でよくそんな言葉を知ってるねえ。まあでも、似たところがあるかな。30分前に食べるというのは、何かあった時に対応をする時間というだけでなく、食べたあとの反応も考えてのことだからねぇ。」
「校長先生がお休みの日はどうするのですか?」
「そのときは、教頭先生が代わりにしますよ。」
 などと、思わぬ方面で会話が広がりました。

 そんな感じで、毎日、安全、安心な給食を提供できているのです。

 今日はコッペパンの日で、「クリームゴールド」がついていました。ある男の子がそれを塗らずにコッペパンを丸呑みするようにたべていました。「ん?きらいなの?」と尋ねると、「いや、大好きだからです。」といって、クリームゴールドを直接味わって食べていました。

 校長 柏

感謝の集い

 地域の「見守り隊」のみなさま、それからPTAの校外補導のみなさまをお招きして、本日は「感謝の集い」を持ちました。
 子どもたちの登下校のようすを、晴れの日も雨の日も見守ってくださっている、見守り隊、それからPTAのみなさまのおかげで子どもたちの安全が守られています。

 最初のあいさつで、次のような話をしました。
 「ありがとう」の反対言葉はなんですか?校長先生は、「あたりまえ」だと思います。みんなが毎日事故に遭うこともなく学校に登校できていることを、あたりまえだと思っていませんか?もしかしたら、みんなが気づいていないところで、あやうく事故に遭うところだった、見守りの皆さんのおかげでたすかった、ということがあったかもしれません。そう考えると、安全に登校できていることは、「あたりまえ」ではなく、「ありがとう」なのだと思います。
 石橋小学校の校区では、毎日たくさんの人が皆さんの登校を見守ってくださっています。ぜひ、「おはようございます」と元気にあいさつをして、ありがとうの気持ちを伝えてほしいと思います。それだけで、見守りをしてくださっている皆さんも、気持ちよく見守りができると思いますよ。

 それから校歌斉唱。児童代表から感謝の言葉とお手紙を渡し、そして全員で「にじ」という曲を歌いました(私とY先生でギター伴奏もしました)。最後に、昨年全国大会に出場した吹奏楽部の演奏!これがまた圧巻でした。

 子どもたちの交通事故のニュースが飛び交う昨今ですが、子どもたちを見守ってくださっている見守り隊の皆さま、それからPTAのみなさまのおかげで、今日も子どもたちが笑顔で登下校できています。本当にありがたいことだと思っています。

 さて、今朝は警報級の大雨。長靴で登校している子もたくさん。一方、ビーチサンダルで登校している子もいました。これはこれで正しい選択?

校長 柏
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よりよい授業をめざして

 今日は6年生の国語の研究授業を行いました。普段使っている教科書ではなく、他の教科書会社の教科書に載っている『世界でいちばんやかましい音』という物語教材を使っての授業でした。子どもたちは先生の投げかけた問いに思考を巡らせ、何度も本文に立ち返りながら意見を交わし、物語の本質に迫ろうと頑張っていました。

 本日は、国語教育の重鎮である桃山学院教育大学教授の二瓶弘行先生を講師としてお招きしておりましたので、他校からもたくさんの先生方が参加してくれました。二瓶先生からは、物語教材を扱うときの基本を改めてしっかりと教えていただくことができました。

 高校の国語の教科書から文学教材が省かれつつあるなど、国語教育の中で文学作品の扱いがだんだんと小さくなりつつあると言われる昨今ですが、だからこそ、特に小学校において、物語の読み方をしっかりと身につけること、よい作品にであうことは、言うまでもなくとても大切です。

 という感じで、よい授業をめざして、先生方は今日も学びを深めました。

 校長 柏
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5年生 いのちを守る授業

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 本日は「いのちを守る授業」を実施しました。これは、救急救命士の方に来ていただいて、心肺蘇生法として、胸骨圧迫法とAEDの使い方を学ぶというもので、毎年5年生で実施しています。
 
 AEDとは、心臓が止まってしまう前に起こる心室細動(心臓が細かく震える状態になるそうです)の時に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すという機械です。さまざまな施設に設置されているので見たことがあるという方も多いと思いますが、その一方で、どう使ったらいいのかは知らないという方も少なくないと思います。こういう機会に使い方を学んでおくことは大切なことです。

 【救急救命士の方に教えてもらったこと】
⚪︎倒れている人を見かけたら、まずは声掛け。意識の有無、呼吸の有無を確認する。
⚪︎大きな声で人を呼ぶ。119番と、AEDを持ってきてもらうように依頼する。
⚪︎救急車の到着まで、胸骨圧迫を行う。AEDがあれば機械のアナウンスに従って使用。胸骨圧迫は、かなり体力を使うので、交代しながら継続する。
◎救急車の到着は平均10分ほど。この間の胸骨圧迫とAEDの使用の有無が明暗を分ける。

 そしてこんなお話を聞きました。
 あるご家庭で、お父さんが突然倒れてしまった。そのとき、お母さんは咄嗟に対応の仕方が分からなかったが、5年生のお子さんが講習で習った通りに胸骨圧迫を救急車が到着するまで行い、そのおかげでお父さんの命は助かったというケースがあったとのこと。
 確かに子どもは体力に劣るけれど、救急車の到着まで胸骨圧迫を続けたことでお父さんの命を救うことができたのだ、というお話でした。
 そんな緊急事態に出くわすのは一生に一度もあるかないかのことですが、改めて訓練は大事ですね。

 救急救命士の方々には、「石小の5年生は、みんなとても真面目に話を聞いて、がんばって訓練に取り組み、とても嬉しく思いました」とお褒めの言葉をいただきました。

 校長 柏

伸びる!

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 毎朝、張り切って水やりをしている甲斐あって、1年生が育てている朝顔がすくすくと育っています。
 次から次に、空に手を伸ばすようにツルが伸び始めたのを見計らって、先日、植木鉢に支柱が付けられました。朝顔もどこか安心したように、どこで習ったのか、みんなきれいに左巻きにツルを伸ばし始めています。なんとも面白いものです。
 1年生の教室の廊下には、子どもたちの観察記録が掲示されています。よく見たら、朝顔だけでなく「わた(綿花)」の記録もあります。そういえば先日、元校長のA先生が「わたを植えたよ」とおっしゃっていました。

 話は変わって、3年生が算数で長さを測る学習をしています。昨日、「校長先生、身長を測らせてください」というので、「いいけど、先生の中で一番背の高いO先生が職員室にいるよ」と言うと、O先生の身長を測ろうということになりました。O先生の身長は188センチ。椅子に乗って、さらに背伸びをしながら測りました。(でも壁に沿って測ったわけではないので、かなり大ざっぱでしたが)

 今日は最高気温が32度という予報で、確かに午後からの水泳の授業はとても気持ちよさそうでした。5年生が平泳ぎの練習をしていました。平泳ぎは、何より伸びが大切です。しっかり伸びないと前に進む力にはなりません。来年の臨海学舎に向けて、頑張ってほしいと思います。

 校長 柏
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読書週間 それから 1年生交通安全教室

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 今週と来週は読書週間として、さまざまな形で読書活動推進のための取り組みを企画しています。今日は図書委員が、低学年に絵本の読み聞かせを行っていました。単に絵本を読むだけでなく、クイズなどを取り入れるなどの工夫をして、小さい子たちを楽しませようとしている姿がとても微笑ましく感じました。

 それから2時間目には、警察や交通安全協会、市役所の交通道路課、教育委員会の方々をお招きして、1年生の交通安全教室を実施しました。運動場に模擬道路を描いて、信号機も設置して、なかなか本格的に行います。
 あまりに暑いので、まずは日陰で交通安全のお話を聞きました。今年はカルタを使ってのお話でしたが(一番最初の写真)、実は毎年違ったものを交通安全協会のHさんが手作りされているのです。ありがたい話です。
 その後、模擬道路にて横断歩道などの歩き方の練習をしました。右を見て左を見て、もう一度右を見て手をあげて渡るという基本の動きを、子どもたちは習った通り忠実にできていました。

 実は以前勤めていた学校で、当時の1年生が大変な交通事故にあったことがあります。ちょうどコロナ禍で1年生の交通安全教室が実施できなかった年でした。当然さまざまな場面で交通安全指導は行っていましたが、もしも交通安全教室を実施できていたら防げたのではないか……と思うこともありました。
 全て終了してから、今日来てくださった方々とそんな話をしつつ、「今日交通安全教室を行ったおかげで防げたよ、という事故がもしかしたらあるかもしれません。それに気づくすべはないのだけれど。そういうことも含めて、今日は本当にありがとうございました。」とお礼を言いました。

 日々の平穏な生活は、ご家庭での指導も含め、こういう経験の積み重ねで守られているのかもしれませんね。
 校長 柏
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本日もプールにて

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 本日は3年生と2年生の水泳の授業を見に行きました。

 水泳の授業は、指導する側としてはやはり緊張します。「人は静かに溺れる」と言いますが、人が溺れるときにはバシャバシャと音をたてたり、「助けて!」と声を出したりすることなく、気が付いたら…という感じだそうです。
 水の事故を防ぐためには、常に複数で広い視点で子どもたちを見守る必要があります。大人がどこか普段とは違う緊張感をたたえている一方、子どもたちは普段とは違う高揚感に満ちている、という感じです。

 私は見学の子たちと授業の様子を見ていましたが、見学の子どもたちもテンション高め。3年生は「碁石拾い」のためのゴムボールなどでイエーイという感じでした。2年生は、キノコについてとても詳しい子がいて、どうしてキノコに興味を持ったのかとか、「キヌガサタケ」がどれほどすばらしいキノコかということを延々と話してくれました。で、見学していた子たちと、どのキノコが一番おいしいか、という話になりましたが、エリンギが圧倒的人気。バター炒め最高!とか。確かに。

 どんなときにも楽しみを見つける子どもたち。大人はその笑顔を守るためにいろいろな気配りや工夫をします。でも、実は、先生たちもプールは楽しいものです。元校長先生であるT先生が子どもたちと水しぶきをあげながらとても楽しそうにされている姿がなんとも印象的でした。

 校長 柏

Summer has come!

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 少し肌寒い感じの朝でしたが、今日はいよいよプール開き。
 1時間目にはさっそく6年生がプールに入るとのこと。担任の先生から「あいさつをお願いします」と依頼されましたので、臨海学舎の遠泳に向けてがんばろう!という話をしました。

 プール開きの頃には25mも泳げなかった子が、臨海学舎では遠泳(基本的には1キロ)をみごと完泳する、そんなミラクルが毎年のように見られます。高い目標に向けて頑張る経験は、一生の宝となります。この6年生はコロナ禍で泳ぐこともままならなかった世代ですので、なかなか大変なこともあると思いますが、運動会をやり遂げたあとの次なる目標に向けて頑張ってくれることを大いに期待しています。

 はじける水しぶき。子どもたちの歓声。夏が来た!(でもまだ水は冷たい「地獄のシャワー」)

 校長 柏

調理実習 解散式 お別れ会 そして水泳講習会

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 運動会から1週間が経ち、学校はさまざまな面で次のステップに移っています。

 まずは2時間目、6年生の調理実習。「いろどりいため(野菜炒め)」と「スクランブルエッグ」を作ったとのことで、おすそ分けにあずかりました。塩コショウで味付けしただけのものですが、十分おかずになります。調理実習は生きる力そのものです。家でもぜひチャレンジしてほしいと思います。

 それから20分休み、多目的室では、応援団が「解散式」をしていました。応援団長がそれぞれ想いを伝え、最後はありがとうございました!と大きな声で締め、無事解散とあいなりました。運動会の残り香もこれでいよいよおしまいという感じでした。

 5時間目に6年生の教室に行くと、引っ越しが決まり、今日が最後の登校という子のお別れ会をしていました。照れもなく、涙まじりでお別れのメッセージを伝え合っている姿に、ほんとにいい仲間たちだなあと心から思いました。

 そして放課後。先生たちは来週に控えたプール開きに備えて、水泳指導の講習会を持ちました。本校は6年生になると、夏休みの臨海学舎で遠泳に挑戦することになります。それを見据えて、各学年は水泳指導に取り組みます。短い時間でしたが、水泳が得意な先生も苦手な先生も、どういう点に気をつけて指導したらいいのか、しっかりと考え、学ぶことができたと思います。

 週が明けたらプール開き。いよいよ夏が始まります。

 校長 柏

よりよい授業をめざして

 「授業力」を身につけることは、教員として最も大切なことのひとつです。言うまでもなく、子どもたちと最も長く接しているのが授業時間であるし、例えば声のかけ方一つで、あるいは子どもたちが発した言葉をどのように扱うかによって、子どもたち一人ひとりの成長も、集団としての力の伸びも、ずいぶんと変わってくるからです。

 今日は本校の10年目の先生が、池田市内の今年1年目の先生(20人ほど参加しました)に授業を見せて、その後授業研究会を行うという初任者研修が行われました。

 自分自身を振り返ると、1年目は情熱以外には胸を張れることはありませんでした。先輩方の授業を見たり、意見をいただいたり、そういうことを繰り返しながら、授業力や子どもとの関わり方などを身につけていったと思います。1年目の先生方にとって、今日の授業のポイントはどこにあったのか、大切なことはなんだったのか、全て見抜いて、そこから学んだことを身につけるというのは簡単なことではありません。まあ結局、実際に自分が失敗も含めて経験しないと最終的には身につきませんしね。ですから、今日の研修で一番勉強になったのは、授業をした10年目の先生だったりするものです。

 という感じで、より良い授業をめざして、先生方も日々学んでいるということを知っていただけたらと思います。つくづく、それは何年経験を積んでも同じだなあと思います。
 
 校長 柏
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5年生 田植え

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 先日の代かきに続き、本日は田植えの作業を行いました。

 泥に足を取られながら、横一線に並んで苗を手で植えていきます。中指をうまく使って、苗をきちんと植え込んでいかないと、苗はやがて浮いてきます。植えては少し下がり、植えては少し下がり、という感じで、慣れてくると手際よく植えることができるようになりました。

 腰をかがめて作業をするのはほんとに大変な作業です。(前よりはずっと控えめですが)泥だらけになりながら、最後まで作業ができました。

 なかなかまっすぐに植えることはできませんでしたが、「秋になったら手で刈り取るので、ゆがんでても大丈夫ですよ」と言われました。「農薬を使わないので、草抜きもまたお願いします」とのことでした。

 カエル、シオカラトンボ、アメンボなどいろいろな生き物がいて、それらに夢中という子も。農薬を使わないということは、そういう生き物にとって、おそらく町なかのオアシスなのでしょう。

 品種は「つきあかり」とのこと。秋の収穫が本当に楽しみです。

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地震・火災避難訓練

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 本日は、消防署の方々に来ていただいて地震と火災の避難訓練を行いました。
 とっさの時にどう判断し、どう動くか、ということは、やはり日頃の訓練が生きてきます。今日は大きな地震が起きて、その後家庭科室から出火、運動場の避難という想定の訓練でした。

 地震がおさまるまでは机の下に隠れ、その後「おはしも(押さない 走らない しゃべらない 戻らない)」を合言葉に、ハンカチで口を押さえながら校舎から出てきた子どもたち。避難指示が出てから全員の避難が完了するまでの時間は5分9秒。大人も含めると600人を超える人が避難するまでの時間ですから、結構迅速にできたと感じました。

 その後消防士の方のお話を聞き、消火器の使い方の説明、そして、代表者による水消火器による消火訓練を行いました。消火器の薬剤が出る時間は15秒程度、放射距離は5メートルほどとのことです。ただし、「火の高さが自分の身長を超えた場合は、もう消せないので、すぐに避難してください。命が一番大切なので」とのことでした。一生に一度あるかないかのことですが、覚えておくべきことです。

 その後、1年生・4年生は、「煙中体験」を行いました。煙(もちろん訓練用の無害なもの)を充満させ、暗幕を張った暗い部屋で、わずかに差し込む光を頼りに、身をかがめて歩くというものです。「煙に巻く」という慣用句がありますが、確かに煙に巻かれると、どちらに進んだらいいか分からなくなります。また、煙は上から充満していきますので、身をかがめることも大切です。これも一生に一度もあるかないかのことではありますが。

 子どもたちに尋ねると、昨日早朝、緊急地震速報で目が覚めたという子もたくさんいたようです。備えあれば憂いなし。いつでも落ち着いて対応できるよう、子どもたちも教職員も、きちんと備えていかないとと感じました。

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第72回 運動会

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 前日までの雨から一転、爽やかな晴天のもと、第72回運動会が開催されました。
 今年児童会の子どもたちを中心に掲げたスローガンは、「仲間とともに力を合わせ笑顔輝く石小っ子」でした。各学年の子どもたちの頑張った様子を思い出すにつけ、準備期間も含め、本当にそんな運動会だったと感じています。

 以下、閉会式のあいさつで話した各学年の講評を載せておきます。

 1年生、アララの呪文で忍者から動物、そしてくだものと、いろいろなものに変身しましたね。幼稚園や保育所、こども園などでそれぞれ年長さんとして頑張ってきたことが、1年生になってさらに立派に発揮できていることを感じました。最後、みごとにピカピカの1年生になれました。すばらしかったです。

2年生 みなさんの生き生きとしたダンスに、キラキラのポンポンが今日の晴れた空に映えてとてもきれいでした。いろいろと隊形移動が入りましたが、それぞれがきちんとそろっていて、ほんとに楽しそうで、さすが2年生だと感じました。

3年生 軽快なリズムに合わせての行進から始まり、「やってみよう!」のダンス、そして組体操の初歩となる一人技、ウェーブの動きなど、これから高学年に続いていくことが楽しみになる演技でした。最後の円になった決めポーズもカッコよかったです。

4年生 ブリッジなどの一人技からの、ウェーブを取り入れた美しい隊形移動、それから声も動きもよくそろっていた大迫力の石小ソーラン。低学年の子たちはきっと、4年生になったらソーランをしたい!と憧れの思いを持ったことでしょう。

5年生 ひな壇の息の合った動きから、組体操の動き、そしてノリッノリのマツケンサンバ!先生は以前ブラジルに住んでいましたから本場のノリはよく知っているのですが、これはまさにサンバ!という感じでした。ポルトガル語ですばらしいことを、Muito bom!と言いますが、まさにMuito bom!でした。

6年生 安全に配慮しながらも、美しくそろった一人技から、かなり難易度の高い技に挑戦した組体操。まさに仲間とともに力を合わせ…だったと思います。5年生の弾けるような演技に対し、6年生は貫禄のある、すべての学年の子どもたちにとって大きな目標となる演技でした。

 改めて、保護者の皆さま、連日の体操服の洗濯や水筒の用意、疲れている時の励ましの言葉など運動会の練習の日々を支えてくださりありがとうございました。特にPTAの皆様には、準備、当日の運営など、大変お世話になりました。個人としても集団としても大きな成長を感じた運動会でした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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運動会 全体練習 その2

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 いよいよ運動会が明日に迫りました。
 2回目の全体練習は、残念ながら雨がぱらついていましたので、体育館で実施。今日のメインは応援合戦!

 体育館ということはむしろ声も響きますので、なかなかの応援合戦でした。特に「ゴーゴーゴー!」という、赤白で掛け合いのある応援歌があるのですが、とりあえず声の大きさで今日の勝敗を決めるよと教頭先生が投げかけると、それはもう屋根を吹き飛ばしそうなほどの声!

 いよいよ明日が本番!天気も大丈夫そうですので、これまで頑張ってきた分、子どもたち一人一人が輝くことのできる1日になればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 校長 柏

螢のいる町

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 本校は繁華街を抱える駅に近い住宅地にありますが、校区内の川には普通にホタルがいます。池田は昔から下水が整備されていること、それから山に近いので、湧き出たばかりの綺麗な水が流れていることなどから、(ずいぶん減ってきたとも言われますが)ホタルがけっこう見られるのです。
 私が担任として在籍していた頃は、学校の周りの水路にもホタルが普通にいて驚いたことを覚えています。ここ数年は水が枯れてしまうなどしてさすがに見られなくなっているようですが、草むらにはヒメボタル、石澄川まで行けばゲンジボタルやヘイケボタルが見られ、先日(5/25)、石澄川辺りで、池田・人と自然の会主催でホタル観察会が開かれたと聞いています。

 今朝、正門で子どもたちを迎えていると、男の子が「校長先生!見て!」と言って大事そうに手のひらを私の目の前に広げてきました。見るとそれはゲンジボタルで、それも結構立派なサイズのものでした。「家の近くにいた」とのこと。昼間に見るホタルは虫の苦手な人にはただの虫に見えてしまうかもしれませんが、夜になれば幽玄な光で夜の闇を照らします。
 
 さて、下の写真は運動会の練習の様子、午前中に練習していた1年生から4年生のものです。学年によっては、今日が本番でもいいくらい仕上がっていました。あと2日。頑張っていきましょう。

 校長 柏
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学校行事
6/27 特B4限( 1 3: 20完全下校)
個人懇談 3
6/28 特B4限( 1 3: 20完全下校)
個人懇談 4
7/1 クラブ3
草取り(5年)
7/2 児童集会(SST)
7/3 特A
臨海前健康診断13:40〜(6年)