6年生 いけだ夢燈花 キャンドルづくり

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 「いけだ夢燈花」というイベントがあります。附属の事件をきっかけに、水月公園を拠点に、世界の子どもたちの平和と安全を願うイベントです。そのキャンドルづくりを、いけだ夢燈花実行委員のみなさまをお招きして、6年生で実施しました。

 紙コップにそれぞれの願いを書き、鍋で熱して溶かしたろうそくのろうにクレヨンを溶かして色をつけ、いろとりどりのキャンドルができあがりました。
 それぞれの願いがかないますように。なにより、これからも子どもたちの当たり前の笑顔が守られますように。

 9月7日(土)のイベント当日、ぜひ水月公園まで足をお運びください。

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子ども会ドッジボール大会

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 連休2日目の14日(日)、五月山体育館にて子ども会のドッジボール大会がありました。本校校区からは4つの子ども会が出場しました。

 開会式のあいさつで「大会といっても、親睦が大切。つまり、勝ち負けよりも楽しく過ごすことを大切にしようね」という話がありました。このことはとても大切で、例えば、いろいろな学年の子たちが参加するので、「女の子や小さい子には優しく投げる」ということに気をつけている子が多く、とても大事なことだなと思いました。

 私は昼休みで会場を出ましたが、その後の保護者の方からの情報で、3チームが優勝ということになったそうですが、そのうち2チームが本校校区のチームだったとのこと。大変よく頑張りました。

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大健闘! PTA 9人制バレーボール大会

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 本日は五月山体育館にて、PTAの9人制バレーボール大会でした。

 本校は、「いしばし学園」として、小中3校合同チームで、石橋Aチーム、石橋Bチームとして参戦しました。

 9人制なので、普通なら落としてしまうボールを拾うことができることをはじめ、ゲームとしての戦略はいろいろと変わってきます。見ている方としては、ぎりぎりの攻防が続くという点で、とても楽しかったです。

 石橋Aチームの予選第1戦は、圧倒的な力の差を見せつけるような見事な勝利。続いて石橋Bチームの予選第1戦は、最初は連続で点を取られたけれど、だんだんと調子が上がってきて、大逆転の勝利!という感じでした。

 (この辺りでお昼になりましたので、私は一旦帰校。どちらかが勝ち残っていることを願って、決勝戦のタイミングで体育館に戻りました)

 さて、決勝戦は……… 石橋Aチーム対神田小学校チームでした。これは昨年の決勝戦と同じ(昨年本校が準優勝)、かつ、神田小は一昨年まで私が4年間教頭を務めた学校です。
 実は、神田小学校での勤務の最後の半年には、私が勤務中に倒れ、緊急手術、その後3か月もの間病休を取る、ということがありました。そんなこともあって、神田小のメンバーのみなさんが私の顔を見て、「教頭先生!お元気そうで何よりです。」などと声をかけてくださり、むむ、(石橋Aを応援するのは当然だけれど)なかなか痛し痒しという感じでした。

 激しい攻防が繰り返されつつ、じりじりと追い込まれ、試合は石橋Aの惜敗。昨年に続いて、神田小に敗れての準優勝となりました。悔しいけれど、とてもいい試合でした。

 かつてブラジルに住んでいた私は、なんとなく日本対ブラジル戦を見ているようなそんな気分の決勝戦でした。「ブラジル」は強かったけれど、倒し甲斐のある相手です。次は必ず。

 保護者のみなさまのがんばりに、子どもたちもきっと励まされることでしょう。五月山体育館まで自転車で2往復はなかなか大変でしたが、とても励まされた1日でした。

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出前授業

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 今日は出前授業が2つ。まずは6年生家庭科。日本ハムの方を招いての、ソーセージを使っての「飾り切り広場」です。タンパク質を摂取する大切さを学んでから、ハートやうさぎ、コアラなどの形を作りました。お弁当のちょっとしたおかずもこれで楽しく作れますね。

 それから、現在メキシコから一時帰国中で、4年生に体験入学をしている子のご家族がわざわざ来てくださって、メキシコについての学習を4年生と2年生対象にしてくださいました。スペイン語のあいさつや動物の名前、メキシコの文化などを楽しく学ぶことができました。
 私は前に書いた通り、ブラジルの日本人学校に赴任していたことがあります。ブラジルはポルトガル語ですが、スペイン語とは似ていたり違っていたりで、聞いていてとても楽しかったです。ラテンアメリカの陽気な空気感も感じられて、それも嬉しい気持ちでした。
 やはり現地で生活している人の話を聞くことは大事ですね。とてもよい国際理解教育の機会となりました。

 3枚目の写真は、臨海学舎を2週間後に控えた6年生の猛練習の様子。写真はありませんが、1時間目には、キャンプファイヤーの練習として教室に行って、少し歌の練習もしました。先日から一緒にギターの練習をしている子が結構形になってきて、いっしょにみんなの前で演奏をしました。ものすごい上達のペースで、子どもの成長はすごいなあと思っています。

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中学生の歌声

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 先週、隣接している石橋中学校の合唱コンクールがあり、その時の発表がすばらしかったので、教頭先生が中学に交渉・調整した結果、本日5時間目に中3の4クラスが体育館で歌を聞かせてくれることになりました。

 ここに動画を載せられないのが非常に残念なほど、中学生の歌声は高音から低音まで美しく響き合い、小学生からすれば特に声変わりしている男声の迫力にびっくりしたようでした。

 だんだん高学年になってくると、歌うのが恥ずかしくなってきて、あまり歌わなくなるということがしばしばあります。そういった面で、中学生が全力で歌っている姿を見たことは刺激になったかなと思います。

 最後にお返しに、「虹」をみんなで歌いましたが、もう高まりすぎてしまったからか、叫んでいるに近いぐらいの大きな声で歌っていたのがなんとも微笑ましかったです。なんとかお返しをしなければと思ったのでしょうね。

 小中連携、小中一貫教育という観点でも、非常に意味のある時間でした。「歌えるクラスはいいクラス、歌える学校はいい学校」と教頭先生とよく話していますが、それを改めて感じたひとときでした。

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1年生の密着取材

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 本日1時間目、1年生6人から密着取材を受けました。「がっこうたんけん せんせいのことをもっとしろう!」ということで、私以外にも、校内のいろいろな先生や職員の方に密着取材をお願いしていたようです。

 担任の先生からは、「普通に仕事をしていてください」と言われていましたので、役所からのメールを確認したり、この時期ですので通知表のチェックをしたり、でも何か面白いことないかなと思い、卒業証書に押す大きな公印を見せてあげたり、あと、いろいろとインタビューも受けました。

 校長室には過去の卒業アルバムがずらっとあります。せっかくだからとお客さま扱いでみんなをソファーに座らせ、当時の卒業アルバムをいくつか開いてみせました。
 今日来てくれた6人の中には、お父さんが私の教え子という子がいます。そこで「これがお父さん。それから、これが校長先生」と当時の卒業アルバムを見せてあげました。「よく似てるねえ」「校長先生、若〜い」という感じで、意外とあっという間に1時間が過ぎました。

 子どもの頃、校長室に入った覚えはなく、校長先生そのものも遠い存在でした。校風なのか、私が新任の頃から、本校は校長室がかなりオープンな学校でしたが、前校長もお聞きする限りそんな感じだったようで、私が着任してからも、子どもたちが休み時間に普通に校長室に来ます。
 「ありがとうございました!」とお礼を言っている1年生に「またおいでね」と返しましたが、これが社交辞令でないところが本校らしさかなと思っています。まあ、居場所はたくさんあるに越したことはありませんからね。

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2年生 音楽集会

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 今朝の児童集会は、2年生の音楽集会でした。
 先週、プール指導を見にいった帰りに、中庭に楽しそうな歌声が響いていました。これはどこから聞こえているのだろうと耳を澄ませると、それは体育館で、2年生がこの音楽集会の練習をしているところでした。この練習の時点で、なかなかの完成度で、これは楽しみだと思っていました。

 さて、本日は本番。「キラキラキラキラ」の合唱と『かえるの合唱』の鍵盤ハーモニカ奏。歌も動作も演奏も、それはもう大変かわいかったです。運動会でも本当にのびのびと元気な演技を見せてくれましたが、この学年の良さが光った歌と演奏でした。

 2年生が元気に歌ったこともあって、そのあと全学年で歌った「虹」がいつも以上に体育館に響き渡りました。しみじみといい学校だなあと思いました。

 2年生の保護者の皆様もたくさん見に来られていました。どうもありがとうございました。

 写真3枚目は、今日から始まった学習園の工事の様子。いよいよ始まりました。

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猛暑!

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 このところの猛暑で、子どもたちの登校の風景も少し変わってきています。具体的には、日傘がぽつぽつ見られ、それが当たり前の風景になってきました。これは男女関係なく。
 ただ、日傘登校する時には、周りの子の目に当たったりしないように周りに気をつけなければなりませんが、今の時代必要なことかと思います。

 あまりの暑さに、プールを見学する子たちが、校長室で自習することも許可しています。体調不良で休んでいるのに、炎天下のプールサイドで見学というのは過酷過ぎますからね。今日は、3・4時間目に1・2年生の子たちが校長室にやってきました。「授業の終わりの方には、プールサイドに連れてきてほしい」とのことでしたので私も一緒に行くと、抜けるような夏空のもと、子どもたちは生き生きと水しぶきをあげていました。生きる力としての泳力をつけるために、何よりこの笑顔を守るために、安全対策には万全を尽くさないとと改めて感じています。

 上の左側の写真は、先日ご紹介した「ふくまる教志塾」のもう1人の学生さん。子どもたちが嬉しそうにまとわりついていました。
 下の写真は、本日の研究授業。1年生の算数。中部大学准教授の樋口万太郎先生をお迎えして、教職員一同よい学びとなりました。

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ちょっとした心づかいを織り込んで

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 出勤のときに学校に向かう細道を通るときに、頭上を覆うように生えている大木から、今年初めてのセミの声。ジリジリジリと、アブラゼミが夏の到来を告げているようです。梅雨明けの知らせはまだだけど、日差しはもう夏そのものという感じの朝でした。

 さて、教頭先生の記事にもある通り、校長室の床の補修作業を、校務員のKさんが進めてくれています。休み時間に校長室に遊びに来た子どもたちがそのようすを楽しそうに見ていました。

 実は昨日、そのKさんから、「アオギリを移植しておきましたよ。平和のシンボルツリーと書いているやつです。」と報告がありました。このアオギリは、広島の平和公園に生えている「被爆したアオギリ」の子孫です。いつの頃か、修学旅行でいただいてきたもので、もうすぐ工事が始まるエリアに植えられていたのです。このまま工事が始まると伐採されてしまうということで、急ぎ保健室の前に移植してくださいました。平和への願いが込められた木。その年の子どもたちにとって思い出の木。「なんとか枯れずに定着してくれたらいいんですけどね」とKさん。

 学校はそういった、一見当たり前のような業務に、ちょっとした心づかいを織り込んだ業務で成り立っています。仕事とはいえ、ほんとにありがたいことだと思っています。

 さて、放課後には臨海学舎の保護者説明会がありました。たくさんの保護者のみなさまにご足労いただきありがとうございました。6年生担任から、「このところの練習で、最初は5mも泳げなかった子が、25mを泳げるようになったという子もいます。」と、子どもたちの頑張っているようすの分かる報告がありました。あと3週間、のびしろはまだまだあります。安全を最優先に、思い出深い2泊3日となるために、当たり前の業務にちょっとした心づかいを織り込んで、子どもたちとともに準備を進めていきたいと思います。

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5年生 米づくり(草取り)

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 田植えをしたのが6月5日でしたから、それからほぼ1ヶ月。5年生は本日、お借りしている田んぼまで草取りの作業に行きました。

 その田んぼは私の通勤路にありますので、毎日その成長の様子を見ていますが、梅雨入り後の成長はまことに著しく、小さな田んぼですが、青々とした稲が風に波打つくらいになっています。
 無農薬で育てていますので、こまめに草取りをきちんとしておかねばなりません。

 しかし、生き物というものは実によくできていて、明確に雑草と分かるものはいいのですが、素人がちょっと見ただけでは、どうにもこうにも稲と全く見分けがつかない、というものもあります。
 それが、2枚目の写真、左側の子が手に持っている「ヒエ」がそれで、全くもって稲とそっくり。ヒエと思って抜いていたら、ことごとく稲だった!ということもあるそうです。また、生えるのもだいたいイネの近くだそうで、なんというか、昆虫などの「擬態」そのものだと思いました。どこでそんな知恵をつけたのでしょう。

 というわけで、田んぼの持ち主の方からは、「ヒエはあとで抜くので、コナギなど、分かりやすいものを抜いてね」という指示がありました。「根っこから抜かないと、また生えてくるからね」とも。

 元気いっぱいの5年生、一斉に草取りの作業スタート!というところで、実は私は市役所に出張のため、その場を後にしました。

 給食後5年生の女の子(カエルが好きで、代かきも田植えもカエルに夢中になっていた子)に「どうだった?」と尋ねると、「みんな最初は勢いよく草取りをしていたけれど、だんだんとカエルを追いかけたりしてました。私以上に。」とのこと。確かに腰をかがめて大変な作業ですからね。ほんとに「遊びをせんとや生まれけむ」です。

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あったらいいな

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 今日は午前中に学校運営協議会があり、地域の方々と学校の運営についていろいろと話し合い、またご意見を伺いました。
 午後、2年生の教室に行くと、「今はないけれど、あったらいいなと思うものを考えよう」というワークシートを書いているところでした。
 ということでいくつかをご紹介。

◎しゅくだいロボット:毎日しゅくだいをやってくれる。
◎食べても食べてもなくならないくだもの:いくら食べてもなくならないフルーツたちです。フルーツがすきなのでずっと食べていたいのでそうぞうしました。
◎カラフル雲せいぞうき:説明はありませんがイラストがかわいかったです。
◎おばけになれるカード:おばけになっていたずらしたり、いたずらしておかしをたべよう。うらめしや〜。
◎しゅくだいじどうスプレー:スプレーをしゅくだいにかけるとこたえ出てくる。

 先日3年生の国語の研究授業で扱った『まいごのかぎ』という作品は、まさにこういう自由な発想を大事にしようという作品です。やはり宿題をやってくれる系は小学生の永遠の夢ですね。

 さて、1年生の教室に行くと、ひらがなの「ん」の紙粘土で作ったペンダントをつけ、「ん」のプリントをやっている子たちが目につきました。あら、ひらがなが全部終わったの?と聞くと、「校長先生、もうカタカナもやっています!」と言っていました。失礼しました。

 放課後、子どもの居場所づくりとして地域に支えていただいている「キッズランド」がありました。それが始まる前に急いで宿題をやっている1年生の子たちを見に行くと、確かにカタカナの練習を頑張っていました。しゅくだいロボットもしゅくだいじどうスプレーもまだないけれど、早く片付けて思いっきり遊ぼうと、それはもう一生懸命頑張っていました。

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朝顔と酸性雨、それから話を聞くということ

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 梅雨らしい雨の日が続いています。今朝出勤したときに、朝顔が次から次へ咲いているのを見て嬉しい気持ちになりました。しかし、よく見ると、青紫の花びらの雨粒がついたところが赤く変色しています。
 ということは、この雨は「酸性雨」であるということになります。調べると、このような現象は、雨の酸性度がPh4.5以下になると見られるとのこと。Ph7が中性ですから、結構な酸性度です。ちなみに水道水水質基準はPh5.8~8.6だそうです。4年生や5年生でゴミ問題や環境問題を学習しますので、これはこれで学習の機会になるかな。

 さて、今日の児童集会は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)をテーマに支援チーフコーディネーターの先生を中心に進めました。
 お話を聞くときの「あいうえお」を、先生方によるロールプレイをもとに考えました。ちなみに「あいうえお」の内容は下の写真をご参照ください。

 実は今日の児童集会の初めは、児童会委員が「静かにしてください」と声をかけてもなかなか静かにならず、担当の先生から少し注意をされて始まったのですが、子どもたちはこの「あいうえお」について学び、実際隣の子とやってみるという段になると、ほんとに一生懸命相手のお話を聞く練習ができていました。なんとも素直な子たちです。

 最後に私が以下のようなお話をしました。SSTを経た子どもたちは、きちんと私の方を見て話を聞こうとしています。600人近い子どもたちの視線が集まるのはなかなかのものです。

 この「あいうえお」をきちんとすることで、相手を大切にしているよ、という気持ちが伝わります。実はこれは結構大人もできていなくて、たとえばお家の人に話しかけたときに、スマホを見ながら、「ふんふん、聞いてるよ」と言われて、淋しい思いをしたことがありませんか?(と尋ねると、それはもうたくさんの子どもたちが手を挙げました。)今日学んだことがきちんとできるようになって、それから、こんなことを習ったよと、お家の人にもお話ができたらいいですね。

 私自身、担任時代に休み時間に猛烈な勢いで丸つけをしているときにクラスの子どもに話しかけられて、ついつい丸つけをしながら「ふんふん」と答えていたら、子どもに「先生、ちゃんと聞いてください」と指摘されたことがありました。確かに忙しかったのですが、これは良くなかったなと猛省した経験があります。

 まあ、どうしようもない時もあるんですけどね。「ちゃんと空気を読んで話しかけなさい」みたいな。忙しい手を止めて話を聞いたら、ほんとになんてことない話だった、という感じの。けれど、そういう小さいことも含め、聞いてもらっている、受け止めてもらっているという思いを積み重ねることは大事なのでしょうね。

 改めて、子どもも大人も良い学びになりました。

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羨ましい……

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 登校の見守りを終えて中央玄関まで戻ると、3年生が何人も集まって、何だかわあわあ言っています。何をしているのかと思うと、「I先生、来たよ!」という声を合図とばかりに、裏門から出勤してきた担任の先生に向かって一斉に集まっていきました。
 なんと、担任の先生の「入り待ち」でした。なんとかわいく、なんと幸せなことかと思いましたよ。

 今日は3年生の国語で研究授業。『まいごのかぎ』という作品です。ファンタジー作品なのですが、自由な発想を大事にしようというテーマの作品。子どもたちは主人公の心情が読み取れる言葉を一生懸命探して、意見を交流しながら作品を読むことができました。

 さて、話は変わりますが、最近学校から配布される文書がカラー化していることにお気づきでしょうか。実は学校の印刷機が新しくなり、予算的にもカラー配布が可能になったのです。学級通信で子どもたちの様子をお伝えするときに、子どもたちの作品を紹介するときに、白黒とカラーでは、もうほんとに、根本的に雰囲気が変わります。自分が担任の時代にこんなことができていたらなあと思っています。

 つくづく、今の時代の先生方がなんとも羨ましい……。

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雨の日も悪くない

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 今日は朝から大雨。昨日(水をやり忘れたからか)元気をなくしかけていた朝顔も、今朝はもうすっかり元気を取り戻している感じで、いくつも花を咲かせていました。ほっとしました。

 1年生の教室に行くと、国語の「大きなかぶ」の劇をするようで、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみなど、それぞれの役に合わせたお面を楽しそうに作っていました。窓の外は雨。色とりどりのかわいいカタツムリの絵も心なしか嬉しそうに見えました。

 5年生の教室に行くと、スーパーのチラシをもとに、食材の産地調べをしていました。これは昔から定番の学習ではありますが、タブレットで情報を常に共有しながら書き込んでいくという点で、非常に今時の学習となっていました。実に便利な時代です。

 2年生の教室では、昨日はまだ咲いていなかったちぎり絵の紫陽花が見事に咲いていました。雨の日独特の淡い光に、和紙の色の濃淡がかえって美しく見えます。ああ、雨の日も悪くないなと思いました。

 今日で6月も終わり。個人懇談ウィークも本日まで。特に今日は足元のお悪い中、どうもありがとうございました。保護者の皆様とお話ししたことを生かして、のこり3週間ほどとなった1学期も頑張っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
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「ふくまる」と紫陽花

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 「ふくまる教志塾」という池田市教育委員会の行っている講座があります。主に、教師をめざしている学生さんが、教育実習などの大学が定めている実習とは別に、実践的な講義を受けたり、現場実習をしたりしながら、将来に役立つ学びを深めていくというものです。現場実習としては、年間30回程度学校現場で学びます。(実は前校長が市教委にいた頃に立ち上げた事業のうちのひとつです)
 今日はその現場実習の初日。あえて昨年度この「ふくまる」の学生だった先生のクラスについてもらいました。授業の様子を見ながら、子どもたちのフォローをしたり、給食の配膳を一緒にしたり、今日は午前中だけでしたが、しっかりと現場の雰囲気を感じることができたかな。
 池田市の若い先生方の中には、この「ふくまる」出身者が結構たくさんいます。学生時代の貴重な時間を使って学ぼうとするなんて、ほんとに偉いなあと思います。ぜひ夢の実現のために頑張ってほしいと思います。

 さて、梅雨に入り、紫陽花の美しい時期になりました。2年生の教室に行くと、淡い色をつけた和紙をちぎって、紫陽花のちぎり絵を作っているところでした。いろとりどりの花の色、そして葉っぱの緑。手でちぎったときの和紙の毛羽立ちも、葉脈に見える折り目もなかなかいい感じです。本物にも負けないいい作品ができると思います。

 下の写真は、午後からの学習園での作業の様子。個人懇談期間中なので、子どもたちを含め、いろいろな人たちがプランターや土を運ぶ作業をしてくれました。トンボやバッタがいたよ!と嬉しそうに報告してくれた子も。
 昨日も書いた通り、近々学習園が工事のため封鎖されます。明日は大雨とのことですので、一気に作業を進められてとても助かりました。雨はやだなあと思いつつ、学習園の隅では、本物の紫陽花が雨を今か今かと待っている感じでした。

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個人懇談の日の午後

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 今週は個人懇談ウィーク。4時間授業で、給食後下校です。

 とはいえ、今年も全国大会出場をめざしている吹奏楽部は、これをチャンスとばかりに猛練習。多目的室から高らかな音色が響いています。7月は夏祭りを含め、3度本番がありますからね。活躍を大いに期待しています。

 少人数教室では、3・4年生対象で、算数の放課後学習会が開かれていました。算数は3・4年生で一気に難しくなります。そしてそれらはどれも今後の学習の土台となるものばかり。学期末に向けて、確かにここが頑張りどきです。

 下の写真は、学習園に生えている桃。近々始まる工事で、この木も伐採されてしまいます。
 あまり覚えていなかったのだけれど、この桃の木は私がここで担任をしていた頃から生えていたはずで、けっこうな数の実がなっています。本日工事の打ち合わせで、業者の方々と下見をしたときに、改めて気づきました。
 最後の収穫とばかりに、職員がいくつか食べられそうなものを選んで職員室に持ち帰り、皮を剥いてくれました。売っているものよりは少し小ぶりで、ちょっと硬めではありますが、確かにみずみずしく、甘い香気が鼻に抜けるような、正真正銘の桃の味がしました。当たり前ですね。

 7月に入ると桜並木から向こう側はフェンスで囲まれ、工事が始まります。木造2階建てのなかよし会の建物が建ちます。工事は年度内いっぱいかかるようですが、どんな風景になるのでしょうか。楽しみでもあり、淋しくもあり。

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朝顔が咲いたよ

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 今朝出勤すると、1年生の朝顔がいくつか花を咲かせていることに気がつきました。すでにしぼんでいるものもありましたので、少なくとも昨日も花を咲かせていたということになります。このところ、なんでもいいからどこか掴めるところを探しているという感じで、あちこちツルが伸びています。成長のはやさに驚くばかりです。
 その後、登校のあいさつを終えて職員室に戻る途中で、「ぼくの花がなくなってる!」との声が。昨日あったのに!と必死に探しています。
 「いや、『朝顔』というだけあって、実は朝顔は朝に咲いて、昼にはしぼんでしまうんだよね。だから昨日のお花は……」と、そこにはしぼんでしまったお花がありました。なるほど。「でも、大丈夫。これから次から次に咲くからね」と言い聞かせておきました。

 2年生の国語は、昔から定番の「スイミー」の授業でした。原作はレオ・レオニ、訳はなんと谷川俊太郎。これも保護者の世代から教科書に載っていたお話。大人になって改めて読むと、また気づきもたくさんあります。お手元に2年生の教科書のある方はぜひ。

 4時間目、校長室の前の廊下に、突然子どもたちの歓声が響きました。4年生が理科の学習で、モーターカーを大喜びで走らせていました。スマホ・タブレット世代の子どもたちですが、やはり自分で組み立てて実際に走らせるということは大事。そこには喜びも発見もありますからね。

 今日から個人懇談で給食後下校。個人懇談では保護者の皆様とよい情報共有ができますように、どうぞよろしくお願いいたします。

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臨海学舎まであとひと月

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 6年生の臨海学舎があとひと月後に迫っています。今日は休み時間に、臨海学舎の実行委員の集合を呼びかける放送があり、少し顔を出しました。

 明日から個人懇談で午前中授業になりますので、実質集まって作業をすることは難しい。だから今日決められることは決めておきます、とのことでした。

 出発式、入所式のあいさつ、朝の集いの役割分担、バーベキュー、キャンプファイヤーなどなど、そんな単語を聞くだけで、臨海学舎がなくなって久しい学校から転勤してきた私は、東浜の透明度の高い海や潮の匂い、焼け付くような日差し、美しい夕暮れ、ひぐらしの鳴き声などなど、さまざまなものが胸に去来します。

 どうか子どもたちにとって、忘れ難い3日間になりますように。個人としても集団としても、大きな成長の機会となりますように。話し合いの様子を見ながらそんなふうに感じました。

 下の2枚の写真は、1年生の音楽の授業。このところ続いている研究授業のひとつ。手話の動きを入れて「虹」を歌ったあと、鍵盤ハーモニカを使っていろんな音を楽しみました。

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神秘的な………

 6年生の音楽の研究授業がありました。今日の課題は「強弱を意識して音楽を作ろう」ということで、グループでテーマをきめ、いろいろな楽器を使ってそれを表現するというもので、「図形楽譜」というもので曲を作っていきます。四季とか、海とか、風とか、そういう感じのテーマの中に「神秘的なクロワッサン」という班がありました。これは一体どんな曲が仕上がっていくのでしょう。もう興味津々です。

 3年生のプログラミングの授業では、まだローマ字を習っていない中、きちんとホームポジションを意識しながらローマ字入力でタイピングをするという学習をしていました。大学生がフリック入力でレポートを作成するという嘘のようなホントの話を耳にします。やはり、しっかり基本的なタイピングを身につけることは大切なことです。

 4年生の教室に行くと、ちょうど国語の「一つの花」の導入のところでした。私にとって、泣かずに読み聞かせすることが難しいお話。特に子どもが小さかった頃は、最初の1行でもうだめ、みたいな感じでした。出征するお父さんが、プラットホームのはしっぽの、ゴミ捨て場のような所に、わすれさられたように咲いていた1輪のコスモスを、おそらく2歳前後の娘に渡します。このコスモスが何を表しているのか、どんな思いが込められているのか、手元に4年生の教科書のある方は、ぜひ読んでみてください。

 3枚目の写真は、音楽室から見た学習園。もうすぐ工事が始まりますので、この風景が見られるのもあと少しです。

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学校は成長の場

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 2年生の育てているミニトマト。まだ緑色をしていますが、確かにトマトの形になってきています。子どもたちはスケッチしながら、嬉しそうに「3つできてるよ」「こんなに丸くなってきたよ」などと話しかけてくれました。よく聞くと、主語が「ミニトマト」ではありません。なんとそれぞれ名前をつけて育てているとのこと。これは愛着も湧きますね。

 家庭科終わりで教室に戻る6年生が、校長先生!見て見て!といって、手作りのナップサックを見せてくれました。おお、これは実用的だし、上手にできたねえ。と言うと、得意そうな笑顔。そうだ!ホームページで使うから、写真を撮らせて!と言うと、女子は足早に去っていき、残った男子が、「じゃあ、歩いてるところを撮ってください」と言ってくれたので無事に一枚撮れました。
 3年生の教室に行くと、運動会の絵が仕上がってきていました。まだ運動会の残り香がただよっていました。

 今日は2年生(算数)と5年生(国語)で研究授業。若い先生が試行錯誤しながらよりよい授業を模索している姿はすばらしいと思います。子どもたちも先生たちもよくがんばりました。
 学校は、子どもたちはもちろんのこと、つくづく、先生方にとっても成長の場です。

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