10月後半signboardが登場!!「SDGs」に関する本の読み聞かせ&ワークショップ。
昨日図書室で、「SDGs」に関する本の読み聞かせ&ワークショップを行いました。1,2年生数名が集まり、真剣に取り組み、具体的なアクションプランも考えていました。
ノークラブデイ。なぜ「シティズンシップ教育?」。以下の記事はhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b0c57adb2d0d1... 「自分たちで考え行動する」 デジタルシティズンシップと聞くと、どうしてもデジタルの方に重きが置かれているように感じる。だが、本質は「デジタル」にあるのではなく、「シティズンシップ」の方にある。デジタルシティズンシップは、「デジタル社会(時代)において社会に参画する力」と読み替えた方が正しく理解できる。 デジタル社会に生きていながら、子供だからといってそれを使わせないような指導には無理がある。そもそも、学習指導要領にある情報モラルは抑制的な指導ではない。例えば「トラブルに遭遇したときの主体的な解決方法について考えさせる学習活動」のように、自分たちで考えることを重視している。それを実践している学校もある。千葉大学教育学部附属中学校では、生徒たちが端末の運用ルールを決めて使っている。そこには、ICTのスキルを身に付けて積極的に活用し、自律的に考えてトラブルを防ぐというポジティブな姿勢が表れている。考え方としてデジタルシティズンシップと同じだ。そもそも、面倒ごとを避けるためにリスクがあるものから子供を遠ざけ、道徳や心情に訴えて行為を思いとどまらせるやり方では、これからの社会で生き抜く力を身に付けることにならない。 子供たちが自律的に考え、行動することはデジタルシティズンシップの基本だが、この運用ルールでは個人情報の書き込みなどの「してはいけないこと」は、はっきりと禁止している。同校副校長の三宅健次氏は「生徒の安全に関わることは明確に指導しなければならない。デジタルシティズンシップの考え方とセキュリティは車の両輪」という考えだ。 「Society 5.0を生き抜く力」 抑制的な情報モラル教育と強制的なルールの下でICT活用が進まず、どうバランスを取ったらよいかと悩む教育関係者は多い。しかし、対症療法的なアプローチでは、納得のいく解決方法を見いだすことは難しいだろう。ここは発想を変え、Society 5.0といわれるこれからの社会において子供たちにどんな力が必要になるのか、その力を付けるためにどんな教育をすべきかを考えてみてはどうだろうか。 現代社会ではデジタルリテラシー(情報活用能力)とメディアリテラシーは必須の能力であり、ICTを活用して協働する力も求められる。デジタル化された社会では、自分の振る舞いが個人としての範囲を超えて社会的に大きな影響を与える可能性があることを考えて行動する必要もある。科学や技術に対する正しい知識がないと、根拠のない情報に踊らされたり、判断を誤ったりする。 次に来るSociety 5.0 時代には、AI(人工知能)やロボットが多くの仕事を代替すると考えられている。そうした時代に生きることになる子供たちは、人間ならではの発想や表現力によってイノベーションを起こす力を持たなければ、機械に使われる側になりかねない。こうした前提の下、育てたい子供の姿を教育ビジョンとして描けば、自然とデジタルシティズンシップ教育やそれに近い考え方に至るのではないだろうか。 *画像上 https://project.nikkeibp.co.jp/pc/atcl/19/06/21... *画像下 平井総一郎先生も関わっておられる書籍です。 なぜ「探究学習?」。
北中では今週末の「探究祭」。週明けの「公開研」に向けて取り組んでいるところです。なぜ「探究」なのか、なぜ「シティズンシップ」なのか・・。この言葉は、最近よく聞くようになりましたが、実はかなり前から文部科学省も進めなさいと言っています。
総合的な探究の時間 第1 目 標 探究の見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,自己の在り方生き方を考えながら,よりよく課題を発見し解決していくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す。 1.探究の過程において,課題の発見と解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成し,探究の意義や価値を理解するようにする。 2.実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め、整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。 3.探究に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,新たな価値を創造し,よりよい社会を実現しようとする態度を養う。 ※引用:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年)」 つまり、主役を生徒にしなさいという事です。考えれば当然のことですよね。学校の主人公は生徒。学校はなぜか閉鎖的で、例年踏襲が大好きです。だから、今も先生が集まらず、教員になりたい若者がいないという現実を突きつけられています。 *画像は今度来ていただく平井総一郎先生から紹介いただいた本。編著者は東北大学の稲垣忠先生です。 「探究祭」から「公開授業研究会」へ。〜教育あるある川柳〜その2「こういってるうちに卒業してしまいそうで、嗤えない現実に「ほろり」と来ました。」 本当にそうですよね。 コロナ感染症はいったい今はどういう状態なのか。マスク着用は不可欠なのか。不要なのか。「正解」がわかりませんね。 「探究祭」から「公開授業研究会」へ。〜教育あるある川柳〜その1
今週末から来週にかけて「探究祭」「公開授業研究会」が続きます。その為に、公開研でもお世話になる、情報通信総合研究所ICTリサーチ・コンサルティング部特別研究員・文部科学省ICT活用教育アドバイザーでもある平井 聡一郎先生とお話をさせていただきました。「探究」や「シティズンシップ教育」の事など、本当に教育は今変わっているのだと実感することが出来ました。
*2次案内に一部訂正がありました。参加が「1,2年生」となっておりましたが「1,2,3年生」となります。訂正してお詫び申し上げます。 そんな中、「教育あるある川柳」の結果が発表されましたと審査員も務められている平井先生に紹介いただきました。個々に少し紹介させていただきます。 『いま、日本の教育が大きく変わろうとしています。学習指導要領の改訂や大学入学共通テストの導入に加えて、GIGAスクール構想に伴い教育のICT化が進められるなど教育現場は改革の真っただ中にあります。そこで昨年に引き続き、先生をはじめとする教育関係者、児童・生徒や保護者の方、そして学生時代に思い出のある方や、子どもたちと日本の教育の未来にご意見を持つすべての方を対象に、教育への思いや現場からの声を募る場として本キャンペーンを企画いたしました。東洋経済新報社は創業以来、「健全なる経済社会を牽引する」を企業理念としており、教育においても、その担い手となる次代の子どもたちの健全な育成を目指しています。とくに生まれ育った環境や地域などによる「子どもの格差をつくらない」ことを目的に、本キャンペーンで寄せられた皆様の川柳から垣間見える教育への思いや現場の声を、今後の記事制作や情報提供に生かしてまいります。ぜひ、皆様のリアルな声をお寄せください。』 https://toyokeizai.net/sp/media/2205edu_sp/ ≪講評・特別賞≫上より 「うまい!大谷選手の二刀流と掛けるとは脱帽です。 」 「学校の現状が浮き出ています。お達しを笑い飛ばしてる職員室が目に浮かびます。」 「生徒とのいい関係が伝わってきます。一生懸命話したのに「ミュート」だと生徒から突っ込まれた何とも言えない気恥ずかしさが、見事に伝わる作品でした。」 PTAバレーボール大会「優勝」!北豊島小学校へ。
前回の神田小学校に続き、陸上部が北豊島小学校へ先週の金曜日に向かいました。小学校の児童もみんな楽しかったと言ってくれて、本校生徒も喜んでいました。他校との交流、違う学年との交流はどんどん行うべきですね。
探究祭。さて、来週の土曜日は探究祭。詳細を学校便り6号に掲載しておりますのでご覧ください。 また、「3年生の進路懇談のお知らせ(本日配布)」「1年生探究旅行実施要項(昨日配布)」も配布文書に掲載しております。 神田小学校へ。
画像は昨日の様子。小学校の連合運動会に向けて、本校の陸上部が神田小学校へ行きました(本日は北豊島小学校)。生徒が児童にアドバイスなどしていく。こういうことが日常的に行われればいいなと思っています。2025年には中学校の部活動、土日の地域移行が叫ばれている今、こういう姿がヒントになるのではないかと感じました。子ども園なども巻き込みながら、部活動本来の「楽しむ」ということを市としても推し進めていただければありがたいなと感じました。
公開授業研究会 2次案内が出来ました。さて、「公開授業研究会2次案内1(10月25日<火>」が完成しました。生徒が一生懸命授業をつくっていて案内が遅くなってしまいました。案内は大阪府の公立中学校などにお知らせします。昨年度は市内中学校や他市町村・教育委員会27名ほどが参加いただきました。今年度も多くの皆様にご参加いただき、ご指導・ご助言などいただければ幸いです。研究主題は「生徒を育てる学校から生徒が育つ学校へ〜未来をつくる生徒が考える授業〜」。 指導助言、講師には 平井聡一郎先生をお招きしています。詳細につきましては配布文書に掲載しております。 公開研に向けて。受験用写真の撮影。24,578本。PTA秋の校外学習(11月25日〜金曜日〜)。
以前学校便りに、本日配布文書に掲載しましたが、行き先は生徒が探究旅行でお世話になっている淡路島の「タネノチカラ」さんを中心に開催します。日は11月25日(金)、時間は9時〜15時30分を予定しています。費用は1500円+昼食代(700〜1000円程度のお弁当)となります。まだ、日程は先にはなりますが、「子どもたちの未来のために」お誘いあわせの上ご参加いただければ幸いです。下の記事並びに動画は今年、昨年と本校に講演に来ていただきました、環境活動家の「露木志奈」さんと同じ学校の同級生2人です。この姉妹から露木さんは学びました。「やりたいことは大人になるまで待たなくていい」んだと。
子どもたちが成し遂げた「バリのレジ袋廃止運動」 レジ袋は基本的には分解されませんが、使用後は後先考えずに捨てられています。ほとんどは最終的に海に辿り着き、海水を汚染し、海の生命体を傷つけています。ごみとして燃やされたものは、大気中に有害なダイオキシンを放出します。メラティとイサベル・ワイゼンは、美しい故郷バリ島が、レジ袋によって汚染されるのを阻止しようという使命に目覚め、署名を集めたり、海岸を清掃したり、ハンストを決行しました。この努力は、バリの知事が2018年までに島におけるレジ袋を廃止するという宣言をしたことで報われました。イサベルは他のやる気溢れる活動家たちに向け「若いから分からないのだなどと、誰にも言わせちゃだめだ。」と言います。「楽な道のりだとは言いません。しかしやる価値はあると言いたいのです。」 https://www.ted.com/talks/melati_and_isabel_wij... 探究祭前の図書館。探究祭&公開研に向けて。
今月22日(土)に行われる「探究祭〜個才発掘・SDGs4〜」と同25日(火)開催の「自分たちでつくる授業」の公開研に向けて、2021〜2022年生徒会本部と2022〜2023生徒会本部が引継ぎも兼ねながら話を進めています。今日の昼食後には「個才発掘」にエントリーしている生徒に集まって、確認していました。
朝から勉強。生徒会執行部6名が決まりました。『私が生徒会執行部に立候補した理由は、自分の力でこの学校を変えていきたいからと、みんなが笑顔で過ごせる学校を作って行きたいからです。』 『僕が今回生徒会に立候補した理由は2つあり、「LGBTQIAの理解を深めるには」と、「誰もが過ごしやすい学校生活を送るために」です。生徒会執行部として学校生活をアップデートしたい。』 『新しい生徒会でいろいろな視点から物事を考え話し合いさらに新しい学校を作って行きたいと思います。』 『文化祭は地域参加型にして池田市の企業へ協力依頼をします。目的は三つ。地域の人と繋がりを持つこと。北中をもっと知ってもらうこと。最後に全員が北中を好きになることです。』 『この学校をもっと楽しく盛り上げていきたいと思っています。そのために、「生徒の意見を多く取り入れる」こと「学校行事に力を入れる」ことを目標に頑張りたいです。』 『僕はもう北中は十分自由であると思っているのですが、僕が生徒会になった暁には、僕の気付けていない不満点を皆さんに教えてもらってその改善をしていきたいです。』 『私は人前で発表するのがあまり得意ではありません。ですが、その人の気持ちになって考えることができます。』 『様々な視点で考えられるこの力を行事の運営などに生かしていきたいなと思い、立候補しました。』 『私が執行部になった際には今まで先輩方が考え作ってきた今の北中をよりよく、かつ北中の目標「自立・尊重・創造」を達成できるような学校にします。』 『いろいろな初めてがある中で、何事にも勇気を出し、手を抜かず一生懸命にすることをモットーにして、生徒会役委員として頑張りたいと思います。』 『今まで、先輩たちが作り上げてくださった北中、北中らしさを大切にして、これからも進化できるように頑張っていきたいと思います。』 『私が何故生徒会に立候補したのかというと、日々生徒1人1人の個性が活かせる学校になるよう取り組んでいる生徒会委員に憧れ、私でも何か役に立てるのではないかと考えたからです。』 『今回、立候補した理由は生徒会の皆さんが学校行事に自分たちの考えを取り入れて活動している姿を見て直接関わってみたいと思ったからです。』 『小学校ではあり得なかったようなことがこの北中にはたくさんあります。だからこそ大人になった時に活かせると思います。』 『自分の個性を発揮して物事を進めたり、自分の趣味を前面に押し出して活動することは、新たな自分が見えたり、また新しい人間関係など自分にとってもメリットになります。また自分の居場所を作ったり、また自分磨きもできる幅広い活動ができます。そういった学校を作りたいです。』『僕が生徒会に入ったら、新しく文化祭を作ります!ですが、普通の文化祭ではなく探究祭で学んだことを活かした上での文化祭を作ります。つまり、探究×文化祭を作りたいです!』 『この学校の皆さんとよりよい学校にしていきたいと思ったからです。』 『これからは関わってきた先輩から受け継いだものをさらに進化させ、生徒が参加できるもっと素敵な学校にしていきます。』 『今、自分が持っているスキルを最大限に活かし、先生方との連携をしながらみなさんの学校生活がより楽しいものになるように精一杯努力します。』 『必要な授業日数を確保して、45分授業の日を少しでも多く増やせるように、先生と協議します。理由は、下校時間が早くなることにより、時間の余裕、心の余裕、有意義な学校生活を送りたいからです。』 『皆さんとともに北中をアップデートしていく。そして北中を好きになってもらうために、楽しいと思える場所にするために、立候補しました。』 『皆んなの悩みを減らすために、色々な相談を金曜日に募集し、日程,話を聞いてもらう人を決め、その悩みを聞いて、その人の悩みが少しでも軽くなればいいなと思います。どんな悩みでも、その人のために、親身になって聞きたいと思います。』 紹介しきれませんが、15名が自分の思いを全校生徒に発信しました。真剣な思いが伝わり、「自由の裏には責任・決断」がついて回る事や「任されることへの責任」、「発信する事の難しさ」「新たな価値観の創造」などが再発見され、とても内容に深い演説会になりました。15名の皆さん、本当にありがとうございました。 *画像はリハーサルの様子です。 |
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