学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その6〜つまり、完全な二極化が始まっていると言う事になります。 学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その5〜
先生は大変です。今まで習ってきたことはもう通用しません。先生には「新たな価値観を発見し」「生徒と一緒になって」「課題を探り」「わくわくしながら」「課題を解決」していく力が必要になってきます。検索したらわかることを板書している時代ではありません。
*下の画像は怒られているわけではありませんよ。 学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その4〜学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その3〜
もう、大人が知らない世界を、時代を、生徒は歩んでいきます。
千葉県より視察 〜その5〜千葉県より視察 〜その4〜
視察の続きです。
学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その2〜「前に戻れる」と思っている学校もあれば、「時代は変わった。変わらねば」と思っている学校の二極化がはじまっています。 学校の二極化 平井聡一郎氏をお招きして 〜その1〜千葉県より視察 〜その3〜
1,2年生を中心に見ていただきました。3年生は本日「公立特別選抜入試」。午前中で下校しました。
千葉県より視察 〜その2〜千葉県より視察 〜その1〜
本日は、千葉県より視察です。遠いところ、来ていただき本当にありがたい話です。刺激になります。まずはPBL型の授業<問題解決型学習(Project Based Learning)。これは別名「課題解決型学習」とも呼ばれ、知識の暗記などのような生徒が受動的な学習ではなく、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした教育法のこと>を見ていただきました。
考査前の職員室前ラボ。
画像は昨日の放課後のラボの様子。自分の意志、生徒同士の学びあい(一番力がつきます)。先生に聞きたければ声をかけます。図書室や教室でも同じ風景が見られます。
ダンスダンスダンス!ホット商品。当番ではなくボランティア制。p4c。
昨日も掲載いたしましたが、多目的教室で行われていた授業は「国語」です。そもそも授業は前向いて、先生の話を聞いてという「トーク&チョーク型」の一歩通行の授業(すべてがダメと言っているわけではありません)から「個別最適」で「協働的な学び」への移行。そして「p4c」とは身近なテーマや物語などを題材として、子どもたちが題材から見つけた問いについての考えを深めることを通して、論理的思考力を養うことで、子どもが民主主義社会において自立的な市民になることを目的としたものです。
*p4c・・philosophy for children(子どものための哲学) 他市からの視察 〜その5〜
明石市の資料の中でも紹介されていますが(「同じ年に生まれた人たちだけからなる集団って、学校以外にありますか?」)
熊本大准教授・苫野一徳氏のお話です。 特集「変われ!学校」連続インタビュー 「ベルトコンベヤーを機能させるための「みんな仲良く」」。 〜ベルトコンベヤー式なのですから、教室の中に多様な子どもたちが入り交じっていたら、当然うまく機能しなくなってしまいます。だからこそ、子どもたちは生存本能として、人と違うことをするのを恐れるようになり、その環境のなかでサバイバルするために、異質な存在を排除する力学を生み出していきます。もともと同年齢なだけに同調圧力は働きやすく、ちょっとした違いが目立ってしまう。それがいじめの温床になるのは言うまでもないですが、多くの子どもたちが、人と違うことを恐れ、空気を読み合うことを強いられる学級生活を送りつつ成長していくのも、大きな問題です〜 「私は「便所飯のパイオニア」」。 〜私も小さなころから、学校にはあまりなじめませんでした。哲学的な少年だったので「なんで生まれてきたのだろう」なんて友達に話しかけて、「なに言っているの? キモい」「キショい」と言われることもありました。今でも、その言葉を聞くと、ぞくっとするくらいです。友達がいないのを周囲に知られたくなくて、便所飯もしていました。「便所飯のパイオニア」と自称しているんですけどね。かと思えば、学校改革をするんだと生徒会長になったこともありましたが、学校での生きづらさを解消するために、いつもあがいていました〜 「ごちゃまぜのラーニングセンター」。 〜だから私は将来の学校の姿が、幼児から、小・中学生、高校生、大学生、地域の人やお年寄り、障害者や外国人まで、とにかく多様な人が当たり前のように集い合う「ごちゃまぜのラーニングセンター」になったらいいと思っています。また、例えば小学5年生で高校1年生の数学をやっていてもいいし、その子が小学3年生の漢字を習っていてもいい。「飛び級」や「落第」というのではなく、学びが個別化していけば、そういう概念そのものがなくなっていくでしょう。地域の課題を解決するプロジェクトなどを、さまざまな年齢の子たちがチームを組み、自分なりの答えを出していくような学びもあってほしい。学年学級制を解体したり再構築したりすれば、非常にダイナミックな学びの環境をつくることが可能になるのです。閉鎖的な空間で「家族のような」親しさを無理やり求められる集団ではなくて、必要な時に必要な人とつながりあえて、自由に出入りできる集団です。いまはオンライン教育やEdTech(EducationとTechnologyの合成語)も発達しているわけで、何でもかんでもみんなで一緒の必要はありません。必要に応じて、EdTechも活用して一人で学んだり、人の力を借りたり、人に力を貸したりと、様々なツールや学びの機会を「ブレンド」していけばいいのです〜 https://globe.asahi.com/article/12699615 公開日は2019年9月11日。よかったら読んでみてください。 他市からの視察 〜その4〜今までの教育では「主役は教師」。主語を変えるだけです。「主役は生徒」。 これって当たり前ではないのかと思うのですが・・。不登校生徒、いじめの件数、教員の病欠、小中高生の自死・・全部過去最多。教員になりたい人はいない。教員不足は深刻。先生が足りない欠員はもうあたりまえ。学校に行きながらさらに塾に行く・・費用はかさむ・・。なぜ・・? もう「日本の学校不要」とまで言う人もいます。上の画像は以前も掲載したかもしれませんが(新入生説明会でもお話しさせていただきました)、2022年度の18歳の意識調査。これが今の日本の教育の成果です。 もうどれぐらいの視察があったでしょう。他府県、市町村。来週は関東から視察に来られます。「もうやばい」と気づいている市や学校はどんどんと動き始めています。全国で大きなうねりになり始めています。 これは、明石市教育委員会が出しているものですが、 「〜次なる100年に向けて〜 社会が変わる 学びも変わる」ではじまり、「次なる100年に向けての学びと育ちの社会システムづくり」で終わっています。今やこういう考えがスタンダードになっています。 http://www.edi.akashi.hyogo.jp/kyoiku/gakkou_ky... <明石市教育委員会> 他市からの視察 〜その3〜
最後は校長室で、元生徒会本部2名と交流会。「チーム担任の良さは?」「指名する懇談てどんな感じ?」「いじめとかどう?」「行事は?」などの質問にハキハキと。自分たちで決断して行動している、つまり「当事者」なので大人と対等に話が出来ます。これは他の生徒にも言えることです。「自分が経験してきたことは話せる」ので、「How To」本など読む必要もありません。
他市からの視察 〜その2〜
授業や生徒の様子を見ていただきました。チャイムは鳴らない、起立礼もない授業。服装はそれぞれ。それでも落ち着いた授業。一番言っておられたことは「生徒が本当に楽しそうですね!」。「楽しい」=「甘やかし」と言われることがありますが、もちろんいい意味での「楽しさ」です。
|
|