よりよい授業をめざして

 今日は6年生の国語の研究授業を行いました。普段使っている教科書ではなく、他の教科書会社の教科書に載っている『世界でいちばんやかましい音』という物語教材を使っての授業でした。子どもたちは先生の投げかけた問いに思考を巡らせ、何度も本文に立ち返りながら意見を交わし、物語の本質に迫ろうと頑張っていました。

 本日は、国語教育の重鎮である桃山学院教育大学教授の二瓶弘行先生を講師としてお招きしておりましたので、他校からもたくさんの先生方が参加してくれました。二瓶先生からは、物語教材を扱うときの基本を改めてしっかりと教えていただくことができました。

 高校の国語の教科書から文学教材が省かれつつあるなど、国語教育の中で文学作品の扱いがだんだんと小さくなりつつあると言われる昨今ですが、だからこそ、特に小学校において、物語の読み方をしっかりと身につけること、よい作品にであうことは、言うまでもなくとても大切です。

 という感じで、よい授業をめざして、先生方は今日も学びを深めました。

 校長 柏
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【職員室の窓から】愛情

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5年2組の教室のインゲン豆を見に行きました。
愛情をかけて育てるのと、愛情をかけないで育てるのでは育ちにどう違いがあるか?
という実験をしているので、その様子を見に行きました。

すると、愛情をかけないで育てている方のインゲン豆が折れていて、ストローで添え木をしていました。
何かの拍子で折れてしまったのかもしれないし、何かがあたって折れてしまったのかもしれません。でも、それを見て、私は愛情が少ないと折れやすくなるのではないかと考えさせられました。

人も同じかもしれません。愛情を豊かに受けて育った人の方が、逆境や大変なことに対して、強く立ち向かえそうです。
子どもたちにはできるだけ愛情をかけようと思った実験でした。

教頭 河合

5年生 いのちを守る授業

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 本日は「いのちを守る授業」を実施しました。これは、救急救命士の方に来ていただいて、心肺蘇生法として、胸骨圧迫法とAEDの使い方を学ぶというもので、毎年5年生で実施しています。
 
 AEDとは、心臓が止まってしまう前に起こる心室細動(心臓が細かく震える状態になるそうです)の時に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すという機械です。さまざまな施設に設置されているので見たことがあるという方も多いと思いますが、その一方で、どう使ったらいいのかは知らないという方も少なくないと思います。こういう機会に使い方を学んでおくことは大切なことです。

 【救急救命士の方に教えてもらったこと】
⚪︎倒れている人を見かけたら、まずは声掛け。意識の有無、呼吸の有無を確認する。
⚪︎大きな声で人を呼ぶ。119番と、AEDを持ってきてもらうように依頼する。
⚪︎救急車の到着まで、胸骨圧迫を行う。AEDがあれば機械のアナウンスに従って使用。胸骨圧迫は、かなり体力を使うので、交代しながら継続する。
◎救急車の到着は平均10分ほど。この間の胸骨圧迫とAEDの使用の有無が明暗を分ける。

 そしてこんなお話を聞きました。
 あるご家庭で、お父さんが突然倒れてしまった。そのとき、お母さんは咄嗟に対応の仕方が分からなかったが、5年生のお子さんが講習で習った通りに胸骨圧迫を救急車が到着するまで行い、そのおかげでお父さんの命は助かったというケースがあったとのこと。
 確かに子どもは体力に劣るけれど、救急車の到着まで胸骨圧迫を続けたことでお父さんの命を救うことができたのだ、というお話でした。
 そんな緊急事態に出くわすのは一生に一度もあるかないかのことですが、改めて訓練は大事ですね。

 救急救命士の方々には、「石小の5年生は、みんなとても真面目に話を聞いて、がんばって訓練に取り組み、とても嬉しく思いました」とお褒めの言葉をいただきました。

 校長 柏

【職員室の窓から】先生の仕事

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「午後、ひま?」
給食の時に、目の前に座っている理科専科のS先生と低学年音楽のH先生に声をかけました。
H先生とS先生は、「授業はないです。が、ひまではありません。」
と。

今日は、午後から、昨日もらってきた備品の整理をしました。
まずは、洗浄。結局、理科専科のS先生に、高圧洗浄機できれいにしてもらいました。あっという間にきれいになります。やっているS先生も楽しそう!うれしそう!

授業をしたり、丸付けをしたり、子どもとあそんだりするのも先生のお仕事ですが、学校のかんきょうを整えていくのも先生のお仕事です。S先生とH先生も、子どもの姿を思いうかべながら一緒にきれいにしました。

きれいになった机といすは、玄関や中庭におきました。特に、玄関においたいすは、日陰で、運動場を見るのに最適です。
学校にお越しの際は、ぜひ座ってみてください。

さて、今、目の前には、真剣な顔をして理科のテストの丸付けをしているS先生がいます。

教頭 河合

【職員室の窓から】ものがたくさん

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今は、中央玄関がえらいことに…。
学校の近くの敬老会館が取り壊されるそうです。そこで、敬老会館の備品のうち、必要なものがあれば、学校でもらえるということで、今日の放課後に取りに行きました。
先生たちに、「これ、何に使うの?いらないでしょ!」と言われながらも、「ほしい!」って言ってたくさんもらいました。

放課後、昨年度よく職員室に来ていた中学1年生の女の子二人が来ていて、さっそくソファに座っていました。もうすぐ期末テストだそうで…。

学校のあちこちをまた改造します。

教頭 河合

伸びる!

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 毎朝、張り切って水やりをしている甲斐あって、1年生が育てている朝顔がすくすくと育っています。
 次から次に、空に手を伸ばすようにツルが伸び始めたのを見計らって、先日、植木鉢に支柱が付けられました。朝顔もどこか安心したように、どこで習ったのか、みんなきれいに左巻きにツルを伸ばし始めています。なんとも面白いものです。
 1年生の教室の廊下には、子どもたちの観察記録が掲示されています。よく見たら、朝顔だけでなく「わた(綿花)」の記録もあります。そういえば先日、元校長のA先生が「わたを植えたよ」とおっしゃっていました。

 話は変わって、3年生が算数で長さを測る学習をしています。昨日、「校長先生、身長を測らせてください」というので、「いいけど、先生の中で一番背の高いO先生が職員室にいるよ」と言うと、O先生の身長を測ろうということになりました。O先生の身長は188センチ。椅子に乗って、さらに背伸びをしながら測りました。(でも壁に沿って測ったわけではないので、かなり大ざっぱでしたが)

 今日は最高気温が32度という予報で、確かに午後からの水泳の授業はとても気持ちよさそうでした。5年生が平泳ぎの練習をしていました。平泳ぎは、何より伸びが大切です。しっかり伸びないと前に進む力にはなりません。来年の臨海学舎に向けて、頑張ってほしいと思います。

 校長 柏
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読書週間 それから 1年生交通安全教室

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 今週と来週は読書週間として、さまざまな形で読書活動推進のための取り組みを企画しています。今日は図書委員が、低学年に絵本の読み聞かせを行っていました。単に絵本を読むだけでなく、クイズなどを取り入れるなどの工夫をして、小さい子たちを楽しませようとしている姿がとても微笑ましく感じました。

 それから2時間目には、警察や交通安全協会、市役所の交通道路課、教育委員会の方々をお招きして、1年生の交通安全教室を実施しました。運動場に模擬道路を描いて、信号機も設置して、なかなか本格的に行います。
 あまりに暑いので、まずは日陰で交通安全のお話を聞きました。今年はカルタを使ってのお話でしたが(一番最初の写真)、実は毎年違ったものを交通安全協会のHさんが手作りされているのです。ありがたい話です。
 その後、模擬道路にて横断歩道などの歩き方の練習をしました。右を見て左を見て、もう一度右を見て手をあげて渡るという基本の動きを、子どもたちは習った通り忠実にできていました。

 実は以前勤めていた学校で、当時の1年生が大変な交通事故にあったことがあります。ちょうどコロナ禍で1年生の交通安全教室が実施できなかった年でした。当然さまざまな場面で交通安全指導は行っていましたが、もしも交通安全教室を実施できていたら防げたのではないか……と思うこともありました。
 全て終了してから、今日来てくださった方々とそんな話をしつつ、「今日交通安全教室を行ったおかげで防げたよ、という事故がもしかしたらあるかもしれません。それに気づくすべはないのだけれど。そういうことも含めて、今日は本当にありがとうございました。」とお礼を言いました。

 日々の平穏な生活は、ご家庭での指導も含め、こういう経験の積み重ねで守られているのかもしれませんね。
 校長 柏
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【職員室の窓から】どうなるんやろ?

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昨日、5年2組で授業をしていると、教室の後ろに変な実験をしているものがありました。
何かの植物の育ち方を観察する実験のようです。条件を変えて、どのような育ち方をするのか比較します。
今回の条件の違いは、【愛情の有無】。片方には、愛のある言葉がけをして、もう一つには無視する(水はやる)実験のようです。
はたしてどうなるのでしょうか。

子どもたちには愛のある言葉がけをしようと思った実験でした。

教頭 河合

本日もプールにて

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 本日は3年生と2年生の水泳の授業を見に行きました。

 水泳の授業は、指導する側としてはやはり緊張します。「人は静かに溺れる」と言いますが、人が溺れるときにはバシャバシャと音をたてたり、「助けて!」と声を出したりすることなく、気が付いたら…という感じだそうです。
 水の事故を防ぐためには、常に複数で広い視点で子どもたちを見守る必要があります。大人がどこか普段とは違う緊張感をたたえている一方、子どもたちは普段とは違う高揚感に満ちている、という感じです。

 私は見学の子たちと授業の様子を見ていましたが、見学の子どもたちもテンション高め。3年生は「碁石拾い」のためのゴムボールなどでイエーイという感じでした。2年生は、キノコについてとても詳しい子がいて、どうしてキノコに興味を持ったのかとか、「キヌガサタケ」がどれほどすばらしいキノコかということを延々と話してくれました。で、見学していた子たちと、どのキノコが一番おいしいか、という話になりましたが、エリンギが圧倒的人気。バター炒め最高!とか。確かに。

 どんなときにも楽しみを見つける子どもたち。大人はその笑顔を守るためにいろいろな気配りや工夫をします。でも、実は、先生たちもプールは楽しいものです。元校長先生であるT先生が子どもたちと水しぶきをあげながらとても楽しそうにされている姿がなんとも印象的でした。

 校長 柏

【職員室の窓から】タブレットの活用方法

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職員室で仕事をしていると、右側から視線を感じました。
ふと見ると、6年生の女の子がタブレットをかかげて、立っていました。
どうやら職員室で仕事をしている山下先生を呼んでいるようです。
一緒にバレーで遊びたいみたいで…。
タブレットをかかげて、声を出さずに、気付いてもらえるようにアピールしていました。

毎年、毎日職員室にくる子がいます。昨年度も6年生の女の子3人組がよく来ていました。
子どもたちが職員室に来ることについていろんな意見はありますが、少なくとも先生たちと子どもの関係は良い証なのかなと思います。

最後は、職員室で座っている山下先生とエアーでバレーをして遊んで帰りました。

教頭 河合

【職員室の窓から】歌を歌う学校にしたい♪

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歌を元気に歌える学校にしたい!

今年は強く思います。
コロナ中、学校から歌声がなくなりました。
歌は人の心をいやしたり、心を豊かにしてくれます。

今日、児童集会で今月の歌の“にじ”を歌いました。
1年生のY先生と校長先生がギターを弾き、音楽のI先生がピアノをひきました。
子どもたちは元気よく楽しそうに歌っていました。
最後に、「もし、もっと歌いたかったら、校長室に行くと校長先生がギターを弾いてくれるよ!」と言って児童集会を終えました。

まさか、本当に来るとは…。
校長室から聞こえてくる、ギターの音色と子どもたちの歌声を聞きながら、今、文章を書いています。
自然と笑顔になります。

教頭 河合

Summer has come!

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 少し肌寒い感じの朝でしたが、今日はいよいよプール開き。
 1時間目にはさっそく6年生がプールに入るとのこと。担任の先生から「あいさつをお願いします」と依頼されましたので、臨海学舎の遠泳に向けてがんばろう!という話をしました。

 プール開きの頃には25mも泳げなかった子が、臨海学舎では遠泳(基本的には1キロ)をみごと完泳する、そんなミラクルが毎年のように見られます。高い目標に向けて頑張る経験は、一生の宝となります。この6年生はコロナ禍で泳ぐこともままならなかった世代ですので、なかなか大変なこともあると思いますが、運動会をやり遂げたあとの次なる目標に向けて頑張ってくれることを大いに期待しています。

 はじける水しぶき。子どもたちの歓声。夏が来た!(でもまだ水は冷たい「地獄のシャワー」)

 校長 柏

【職員室の窓から】よく食べるクラスがいいクラスです!

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今日の給食は、ごはん、切り干し大根の味噌汁、あじの梅風味焼き、筑前煮でした。
特に、切り干し大根の味噌汁がおいしかったです。

さて、今日の給食の時。6年1組で食べていたN先生の給食が上の写真です。
ご飯山盛り!!!!
今日、6年1組で情報の時間の授業をしたのですが、その時にN先生は給食をよく食べるという話になって…。子どもたちが気をきかせて、ご飯を山盛りに。
しっかり全部食べたようです。

昔、初任の時に、先輩の先生から「給食をよく食べるクラスと、元気に歌を歌えるクラスはいいクラス」と言われました。
昔のように「食べるまでお残し!」や「何が何でも食べきる!」などの指導はしなくなりましたが、クラスの雰囲気と子どもたちの食の様子はつながるところもあるように感じます。N先生がいっぱい食べている様子をみて、「私も食べよう!」と思う子もいたかもしれません。元気いっぱい食べて、大きくすくすくと成長してほしいですね。

教頭 河合

調理実習 解散式 お別れ会 そして水泳講習会

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 運動会から1週間が経ち、学校はさまざまな面で次のステップに移っています。

 まずは2時間目、6年生の調理実習。「いろどりいため(野菜炒め)」と「スクランブルエッグ」を作ったとのことで、おすそ分けにあずかりました。塩コショウで味付けしただけのものですが、十分おかずになります。調理実習は生きる力そのものです。家でもぜひチャレンジしてほしいと思います。

 それから20分休み、多目的室では、応援団が「解散式」をしていました。応援団長がそれぞれ想いを伝え、最後はありがとうございました!と大きな声で締め、無事解散とあいなりました。運動会の残り香もこれでいよいよおしまいという感じでした。

 5時間目に6年生の教室に行くと、引っ越しが決まり、今日が最後の登校という子のお別れ会をしていました。照れもなく、涙まじりでお別れのメッセージを伝え合っている姿に、ほんとにいい仲間たちだなあと心から思いました。

 そして放課後。先生たちは来週に控えたプール開きに備えて、水泳指導の講習会を持ちました。本校は6年生になると、夏休みの臨海学舎で遠泳に挑戦することになります。それを見据えて、各学年は水泳指導に取り組みます。短い時間でしたが、水泳が得意な先生も苦手な先生も、どういう点に気をつけて指導したらいいのか、しっかりと考え、学ぶことができたと思います。

 週が明けたらプール開き。いよいよ夏が始まります。

 校長 柏

【職員室の窓から】はらぺこ青虫

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先ほど、1年生が「はらぺこあおむしを見に来ました!」と、職員室に来ました。

今、私の職員室の机で、アゲハ蝶の幼虫を飼っています。花びんにいれたみかんの葉に、アゲハ蝶の幼虫がいて、葉っぱをよく食べています。
どうやら、1年生の国語の授業で、ひらがなの「む」を勉強した時に、担任のS先生が、「今、教頭先生の机に、はらぺこあおむしがいるよ!」と言ったらしく、それを見に来た1年生のようです。
1年生は指で触って「ぷにぷにしてる!」と、大喜び!「これ本物?」と聞く子もいました。
本物に触れることはとても大事です。また見に来てください。

先生たちも、はじめは嫌がっている人もいましたが、だんだんと愛着がわいているようです。

ただ…。朝来ると、私の机があおむしのふんだらけ…。
蝶になるのが楽しみです!

教頭 河合

よりよい授業をめざして

 「授業力」を身につけることは、教員として最も大切なことのひとつです。言うまでもなく、子どもたちと最も長く接しているのが授業時間であるし、例えば声のかけ方一つで、あるいは子どもたちが発した言葉をどのように扱うかによって、子どもたち一人ひとりの成長も、集団としての力の伸びも、ずいぶんと変わってくるからです。

 今日は本校の10年目の先生が、池田市内の今年1年目の先生(20人ほど参加しました)に授業を見せて、その後授業研究会を行うという初任者研修が行われました。

 自分自身を振り返ると、1年目は情熱以外には胸を張れることはありませんでした。先輩方の授業を見たり、意見をいただいたり、そういうことを繰り返しながら、授業力や子どもとの関わり方などを身につけていったと思います。1年目の先生方にとって、今日の授業のポイントはどこにあったのか、大切なことはなんだったのか、全て見抜いて、そこから学んだことを身につけるというのは簡単なことではありません。まあ結局、実際に自分が失敗も含めて経験しないと最終的には身につきませんしね。ですから、今日の研修で一番勉強になったのは、授業をした10年目の先生だったりするものです。

 という感じで、より良い授業をめざして、先生方も日々学んでいるということを知っていただけたらと思います。つくづく、それは何年経験を積んでも同じだなあと思います。
 
 校長 柏
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【職員室の窓から】来客!

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放課後、来客がありました。
中1の子どもたちです。石橋小学校は、よく卒業生が来ます。
学校であったことをひとしきり話をすると、帰っていきます。
中学校の様子がよくわかります。

20年近く前、柏校長先生も石橋小学校の先生でした。
よく卒業生が会いに来ています。その時の校長先生はとてもうれしそうです。

何かあったとき、ふと心が休まる場所が人には必要です。それはたくさんあればいいと思います。
だれかにとって、小学校がそのような場所であればうれしいです。

教頭 河合

【職員室の窓から】報告が次々と

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今日、5時間目と6時間目の間の休み時間、3年生の女の子が「さっきの授業で嫌なことがあってん・・・。」と言いに来ました。
聞いてみると、グループ活動中に自分が答えようとしたけど、「次いくで!」と男の子に言われて聞いてもらえなかったようです。

そんなときに、新たに、3年生の女の子が二人来ました。
「先生、さっきめっちゃうれしいことがあってん!」と。
聞いてみると、「さっきの授業中、発表が得意じゃない子が、大きい声で発表してん!それみててめっちゃうれしかってん!」と。クラスの友達が頑張ってできたことがうれしかったようです。

さて、この子たちは同じクラスの子。
私は、後から来た2人に、「〇〇さんが、さっきの授業で嫌なことあってんて。」と言ってみると、「何があったん?」と二人は話を聞いてあげます。
そして、「分かった。何とかしてあげるわ。おいで!」といって、その男の子をよびにいきました。そして、職員室前のろうかで、話し合っています。
男の子も別に悪気があってそんなことをしたわけではないようです。
そして、仲直りをしたみたいです。

その後、さっき仲直りをした二人が、私の後ろで仲良さそうに何かを見てました。上の写真はその様子。

子ども同士のトラブルは、子どもが解決することができるのが一番いいですね。優しくて、行動力のある3年生の子どもたちを見ていてうれしくなりました。

教頭 河合

5年生 田植え

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 先日の代かきに続き、本日は田植えの作業を行いました。

 泥に足を取られながら、横一線に並んで苗を手で植えていきます。中指をうまく使って、苗をきちんと植え込んでいかないと、苗はやがて浮いてきます。植えては少し下がり、植えては少し下がり、という感じで、慣れてくると手際よく植えることができるようになりました。

 腰をかがめて作業をするのはほんとに大変な作業です。(前よりはずっと控えめですが)泥だらけになりながら、最後まで作業ができました。

 なかなかまっすぐに植えることはできませんでしたが、「秋になったら手で刈り取るので、ゆがんでても大丈夫ですよ」と言われました。「農薬を使わないので、草抜きもまたお願いします」とのことでした。

 カエル、シオカラトンボ、アメンボなどいろいろな生き物がいて、それらに夢中という子も。農薬を使わないということは、そういう生き物にとって、おそらく町なかのオアシスなのでしょう。

 品種は「つきあかり」とのこと。秋の収穫が本当に楽しみです。

 校長 柏

【職員室の窓から】日常に一工夫を

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今日は、運動会の代休の関係でお弁当日でした。
せっかくの晴天なので、1年生と6年生は石橋公園で一緒にご飯を食べていました。
1年生と6年生が仲よくお弁当を食べていました。

1年生女の子「ねえねえ、昨日の夕ご飯なんだと思う?」
6年生男の子「(女の子のお弁当を見ながら)卵やき?」
1年生女の子「ちがう!」
6年生男の子「カレー?」
1年生女の子「ちがう!」
6年生男の子「唐揚げ?」
1年生女の子「ちがう!」
6年生男の子「わからないなぁ」
1年生女の子「正解はね、豚バラ肉とウインナーを焼いたやつ。」
6年生男の子「おいしかったん?」
1年生女の子「うん。お父さんが作ってくれた!」
6年生男の子「ぼくもウインナー好きだよ。白米は食べたん?」
会話はつづく…

その夕飯は絶対に当たらない…。と思いながらも二人のやり取りをほほえましく見ていました。
お弁当を、ペアの学年と、公園で食べる!それだけで、子どもたちにとっても特別です。
毎日、淡々と日々は過ぎていきますが、ちょっとご飯を食べる環境を工夫するだけで、特別になります。
その一工夫を惜しまず、少しでも彩のある毎日にしたいと思い、日々を過ごしています。

教頭 河合


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