実習生の最後の日 それから、すもう大会今日は4週間、2年1組に入っていた教育実習生の最後の日。眠れない日々だったかと思いますが、なんとか最後までよく頑張りました。 昼休みには汗だくになって子どもたちと鬼ごっこ。5時間目にはお別れ会。 子どもたちは思い思いに用意した手作りのプレゼントと、みんなで内緒で書いていたというお手紙を渡しました。感極まって号泣している子も。 子どもたちと実習生の過ごした日々が温かかった証拠ですね。ほんとうに嬉しく思います。 下の写真は、すもう大会の3年生の決勝大会。大変な盛り上がりでした。みんなで全力で応援!勝った子は大喜び!負けた子も本気で悔しがっている。つくづく本校の良さが凝縮されているような行事ですね。 見に来てくださった石小出身の保護者の方と少しお話をしたのですが、この雰囲気、この経験を校区の共通体験として積み重ねていることは、本当にすごいことだと思います。 校長 柏 【自然学舎の一コマ】3日目 退所式大きなケガもなく、発熱する子もなく無事に終了です。先生たちにも少し疲れの色が見え隠れします。 宿泊行事は、とても価値深い教育活動だと思います。友達同士や先生と子ども、先生同士を深く繋げてくれる時間だと感じます。日を重ねるごとに少しずつ自分の本当の姿が見えてきます。その中でお互いを理解して、本当の深い関係が築かれていきます。私もキャンプファイヤーで見たY先生の姿は初めて見る姿でした。そしてY先生のことをもっと好きになります。子どもたちもこうやって関係を深めていくのですね。石橋小では自然学舎、臨海学舎、修学旅行の3回の宿泊行事があります。少しずつ子ども同士の関係が深まることを期待しています。 退所式のあとはバスでアゼリアホールまで帰ります。先生たちはバスで熟睡しています。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】ピザこれで全行程終了です。子どもたちに「早くおうち帰りたい?」と聞くと「帰りたい気持ちと、まだ続けたい気持ちの半分半分」と。子どもたちにとっても良い時間になったと思います。 音楽のI先生に同じ質問をすると「1秒でも早く帰りたい。」と。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】大事件それは1日目に作った勾玉を無くしたらしいです。どうやら各部屋でまとめて出したシーツの中に勾玉が入ってしまったようです。シーツは提出するところに各部屋が出しているので、今となってはどのシーツかが分かりません。そこで先生たちで、シーツから勾玉を探すことにしました。100近いシーツを一つ一つ確認していきます。私は最初から諦めモードでしたが、先生たちは一生懸命探しています。するとN先生が「同じ部屋の他の子の荷物も確認しに行こうか」と一緒に探しに行ってくれました。 探しても探しても見つかりません。しばらくするとN先生から連絡が。 どうやら本人のスーツケースの中で大事にしまってあったようです。 先生方は「えーーーーー!」「でもよかった!」と。 しばらくするとその子ははにかみながら謝り その子のスーツケースから調べたらN先生がすごいですね。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】3日目 スタート昨晩はよく寝ていました。就寝ともに寝て、6:30まで一度も起きずに寝ていた子も多くいたようです。 朝の集いの後朝食です。お腹が空いていたのかよく食べていました。朝食の後、N先生からトイレのスリッパを綺麗に並べるようにお話がありました。N先生はこの自然学舎大活躍でした。歌の指導や劇でのお姫様役子どもたちも先生も笑顔になりました。今日の午前中はピザ作りです。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目終了とくに午後は、予定通りの時間で進めることが難しかったですが、それもよかったです。予定通り進まない時には、個々の先生が自分のできることを必死に考えて、物事を進めていきます。今日のBBQの後の先生たちの動きを見てとても嬉しかったです。 後片付けを指示する先生、お風呂の準備をする先生、次のキャンプファイヤーを考える先生‥。打ち合わせなしの行動が続きます。とても頼もしい先生方の姿でした。宿泊行事は、子どもが育つ場でもありますが、教師も成長する場でもあります。特に担任の3人の先生は常に頭を動かしています。そんな思いによって支えれている自然学舎だとあらためて感じました。 でも子どものが就寝した後の打ち合わせ。どの先生もBBQでご飯を食べれてなかったので空腹で打ち合わせをすることに。それでも1日を振り返って、笑いでお腹いっぱいになりました。今日も素晴らしい1日でした。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目キャンプファイヤーまずは火の女神様から火をもらいます。この紀北青少年の家ではとても綺麗な(⁉︎)女神様が有名です。ファイヤーヴィーナスという名前でした。女神様は2組のUさんに連れられて登場します。そして1組には友情の火を、2組には学びの火を、3組には協力の火をもらいました。点火後、これまで準備してきたスタンツを披露してくれました 1組はマッチョ売りの少女。4人のマッチョが大活躍してました。見ている人も大爆笑。3組はジェスチャーゲーム。特に「タイヤマルゼン」が先生からは大人気でした。2組は伝言ゲーム。30人近くの伝言ゲームです。答えが発表されると犯人探しをはじめて大盛り上がりでした。そのあとは、サプライズの劇がありました。この劇は…。詳しくは5年生のお子さんに聞いてください。私は満足の劇でした。 キャンプファイヤーが盛り上がるかどうかは、子どもたちの作り出す雰囲気や先生のやる気によって変わります。石橋小学校の子どもたちは自分たちで盛り上げることができます。とても良い雰囲気でした。より一層5年生の子どもたちが好きになりました。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目BBQまずはドラム缶を半分にしたものを持ってきます。そして着火剤と炭をおいて火をつけます。なかなか火がつかずに苦労していました。うちわであおいだり新聞紙を入れたりいろいろな工夫をしてなんとか火をつけていました。そのあとは美味しいお肉と野菜を満喫していました。 うまくいかなくても友達と協力して取り組むのがいいですね。 先生たちはご飯や焼肉のタレを配ったり、火をつけるのを手伝ったりしてものすごく忙しい時間でした。さっきまでのゆったりとした時間が嘘のようでした。 教頭 河合 キラキラと輝く放物線見ると4年生が全力で水鉄砲で水のかけ合いをしています。 涼しくなったとはいえ、平年の9月末と違い、まだまだ水遊び日和。私も見に行くと、案の定水びたしにされました。 子どもたちの放つ放物線に、日差しがキラキラと照り返し、なんとも綺麗でした。(服はすぐに乾きました) 6時間目には今度は中庭から。理科の先生も担任の先生も混じって、土俵周りで大騒ぎ。大人も子どもも、ほんとに楽しそうでした。 実は校内人事の都合で(産休に入る先生がいるので)、いろいろと調整した結果、4年生の理科の先生が10月から変わります。今日はこの先生が担当する最後の日ということもあっての「水鉄砲合戦」だったとのこと。 子どもたちにも、先生にとっても、イレギュラーな別れとなります。だからこそ、大事なひとときだったんだなあと思いました。 下の写真は、3年生の理科。こちらは太陽の動きの観察。先日、ブラジルで撮った、太陽が頭の真上にあるときの写真をお見せしましたが、この影の長さが日本である証拠なんだなあと逆に思いました。 校長 柏 【自然学舎の一コマ】しゃちほこ教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目クラスレク・学年レクそして、学年レク。種目はクラス対抗ドッジボール大会。5年生はドッジには熱い思いを持っている子が多く、子どもたちも本気です。当てられて外野に出て号泣する子や負けて打ちひしがれる子も。たくさんの涙を見た学年対抗ドッジボール大会でした。優勝チームは先生チームとの対決です。先生方も本気です。容赦なく戦いました。結果は 優勝 先生チーム 2位 5年3組 3位 5年1組 4位5年2組でした。 試合後、5年3組の子から「大人気ない!」とかたくさん言われました。それでも5年3組のYくんは「これおもしろいなぁ。またやりたい!」と言っていました。「いつでも受けて立つよ!」 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目テント撤収説明を聞いていた時は、あんまり聞いている様子ではなかったので、今日は難しいかなと思いました。先生たちは、それこそ高みの見物です。しかし、実際に片付けが始まると自分たちで話し合い、あっという間に片付けてしまいました。 この2日間子どもたちを見ていると感心します。話を聞くときの雰囲気とは違い、いざ何かをやろうとした時、話し合いながら、ぶつかりながらも解決に向かうことができます。たくましさと行動力に感心です。もっと5年生が好きになりました。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目勾玉四角い蝋石に絵を描いてやすりで削ります。 ただひたすらに削ります。 やすりだけでなくコンクリートなども使って削ります。 ずっと削ります。 問われるのは根気。目標に向けてコツコツと同じ作業をやり続ける力が必要です。5年2組のk先生は子ども時代にそれが嫌だったそうです。今は、そんな感じはしませんが。 独創的な子もいて豊かな作品ができました。楽しみにしていてください。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目朝食教頭 河合 【自然学舎の一コマ】2日目おはようございます。昨晩は、少し肌寒いぐらいで気持ち良い気候でした。夜はテントの中で、「寝れない話」や「恋バナ」をしていたようです。朝は5時過ぎから目を覚ましている子もいましたが、6:30まで熟睡している子もいました。初めての宿泊行事の初めての夜。遅くまで起きていて怒られた子もいましたが、子どもたちにとっては特別な夜になったと思います。 朝起きてからは、テントの中を片付けて朝の集いです。ラジオ体操などをしました。 さて、朝の集い中。音楽のI先生と国語のn先生はせっせと子どもの水筒にお茶を入れています。自然学舎中、何度もお茶を沸かして、何度も水筒に入れてくれます。90人分の水筒にお茶を入れるはたいへんです。子どもの知らないところでいろんな先生が仕事をしています。I先生は「早く帰りたい!」とぼやいていますが顔は楽しそうです。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】就寝空にはたくさんの星。虫の声が鳴り響くひんやりとした空気。 テントの中は少し暑いようで、なんとか換気をしています。 人生初めてのテントのお泊まりの子も多いようです。 私は今、私に寄ってくる虫と戦いながらホームページを更新しています。 今日も良い1日でした。やっぱり宿泊行事はいいなぁ。楽しい!!! 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】順番待ち今は1組から順番にお風呂入っています。今日はテント泊なので、テントにいる子たちと遊んでいます。写真は3組の担任のI先生と女の子の写真です。I先生と過ごすのもあと少し。子どもたちにとって大事な時間のようです。恋バナの女子トークをしていました。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】カツカレーと後片付け明日の夜はまた火をつけてBBQ。 教頭 河合 【自然学舎の一コマ】飯盒炊爨開始このカレー作りは教師にとっては地獄の時間。火の様子を見て、子どもの料理を確認し、サボっている子を注意して。それでも米を炊き忘れている班もあり、あわてて炊きます。それでも子どもの一生懸命さや可愛さを見ることができて、私は大好きな時間です。 教頭 河合 塩をまく今朝の職員朝礼で、A先生より「塩を用意したので、取り組みのときにご利用ください。また、塩をまく意味をきちんと教えてください」とのお話がありました。 中庭から歓声が聞こえたので行ってみると、1年生がすもうをしているところでした。土俵のそばには器があり、ちゃんと塩が入っています。名乗りを受け、礼をし、そして塩をまく。かつての水戸泉関のように大量にまいていたら1回でなくなってしまいそうですが、みんなほどほどの量をてのひらに握り、さぁっとまいてから取り組みに入ります。 こういうことまできちんとすると、やはり雰囲気が変わります。単に勝てばいい!というものではない、ということも含めて。 しばらくすると、「校長先生に挑戦したい!」という声が沸き起こり、2人のミニ力士と対戦することになりました。くつ下をぬいで、まわしを巻き、塩をさっと撒いて、はっけよいのこった!勝敗は「送り出し」で校長の負け!残念!でも子どもたちは大歓声! 裸足で、土俵を踏みしめて、全力でからだをぶつけあう。こういう経験はほんとに本校ならではのいいものだなあと思いました。 さて、全然話は変わりますが、帰りの会を終えて、階段を下りる2年生の男の子のランドセルが開いていたので、「ランドセルが開いてるよ!それ、おじぎをしたら、全部出るやつやで!」と声をかけた3秒後ぐらいに、階段でつまづいて、ランドセルの中身がざざーっと! (ケガもなかったので)周りは大笑い。本人も「言われたとたんつまづいちゃった!」と大笑い。あまりに面白かったので、再現してもらったのが下の写真。 なんとも愛しい小学校の風景。 校長 柏 |
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