【職員室の窓から】創意工夫「どうしたん!?」と聞いてみると、「ええやろ!マスクを切ってん。こうすると息がしやすいねん。」と。「えっ!」思わず写真を撮りました。 子どもはいろんなことを考えますね。大人はすぐに「それは意味がない。」とか、「何の意味があるの?」みたいなことを言ってしまいます。その一言が、子どものクリエイティブな精神をつぶしている気がします。自由にいろんなことをしてほしいです。 教頭 河合 タブレットの活用と自由研究、そして給食「算数で5角形と6角形のものを探しています。何かありませんか?」とのことでした。とはいえ、なかなか都合よく当てはまるものがありません。で、見つけたのが、飾ってあるサッカーボールでした。 タブレットで写真を撮り、5角形、6角形のところにそれぞれ印をつけて「ありがとうございました!」と言って去っていきました。便利な道具をしっかり使いこなしているなあと思いました。 各クラス、自由研究の発表や掲示の準備をしています。目についたのが、「ペルセウス流星群を見たよ」とか「鳥取砂丘で星を見た」とか。実はけっこう天文マニアの私は、星に関わる研究があるとついつい声をかけてしまいます。来週の参観のときに、ぜひ子どもたちの力作をご覧ください。 さて、給食が昨日から始まりました。令和の米騒動の真っ最中ですが、給食のお米については特に供給不足などの話は聞いていません。こんな状況だからこそ、お米のありがたさをかみしめて、残さずしっかり食べてほしいなあと思います。 下の写真に写っているのは養護教諭(保健の先生)の教育実習生。本校の卒業生です。夢に向かって頑張ってくれています。今日は1年生と楽しそうに給食を食べていました。 校長 柏 子どもたちの日常を守るために警察の方にも来ていただき、講義だけでなく、さすまたを使った対応についての実地訓練を行いました。 さすまたの使い方は改めて難しい。下手をすると、不審者を制圧する前に、こちらがコントロールされてしまいかねない構造をしています。それを理解したうえで、どのように使ったら効果的かを学びました。 まあ、病気や火事と同じように、何でも予防が一番大切。まずはそういう危険な状態にならないようにすることが肝要です。 下の写真は今日の子どもたちの様子。中庭の床面が張り替えられ、とてもきれいになりました。それから水泳指導。夏休み後も頑張っています。 あと、保健室前で発育測定を待つようす。「身長が◯センチ伸びてたよ〜」などと嬉しそうに報告してくれました。 こういう日常を、我々はなんとしても守らねばなりません。 校長 柏 【職員室の窓から】好きなことを!夏休みの宿題の自由研究の作品のようです。 ゴムゴムの実をみていると、これを作った子はワンピースが好きなんだろうなと思わせるクオリティです。 来週には夏休みの作品展があります。子どもたち一人ひとりの「好き」を見つけながらごらんください。 教頭 河合 集団下校本校は集団登校をしています。転入生も多くありましたので、いろいろと確認するちょうどいい機会となりました。 高学年は、1年生を教室まで迎えに行きます。1年生は、随分いろいろなことができるようになってはいますが、でも同じ班のお兄ちゃん、お姉ちゃんがお迎えに来てくれるのは、とても嬉しそうでした。 見回っていると、転入生の1人の子が迷って、先生に連れて行ってもらうところに出くわしました。程なく集合場所の教室にたどり着くと、みんなが「◯◯ちゃんが来たよ!」「よかった!」と笑顔でお出迎え。さっきまでの不安げな表情が一気に明るくなりました。 吹奏楽クラブの全国大会出場を祝う垂れ幕を背景に、子どもたちは元気に下校していきました。まだまだ真夏の色をした空に、校舎が心なしか胸を張っているように見えました。 校長 柏 【職員室の窓から】さぁ札幌へ!吹奏楽部が2年連続で、全国大会へ出場します! 24日(土)、奈良県で、関西小学生バンドフェスティバルがあり、本校の吹奏楽部53名が大阪府代表として出演しました。 曲目は、「斑鳩の空」。指揮は、音楽のI先生。 2年続けての全日本小学生バンドフェスティバルへの出場が決まりました。 昨年は、「初の全国!」を目指して、チャレンジャーとして取り組んだ全国。 今年は、「2年続けて!」のプレッシャーを感じる本番になりました。指揮を振るI先生も、今年はとてもプレッシャーを感じているようで、悩み続ける日々を過ごしていました。特に吹奏楽の練習はとても地道なようです。最後の1週間は、子どもたちの演奏の「縦をそろえる」ことを頑張っていました。私にはよく分からないですが、全員の音をそろえることが重要のようで、何度も何度も練習していました。全員がそろうようになったと思っても、次の日休んでいる子が来ればまた、最初からそろえるみたいです。 吹奏楽の練習は、全員の心を一つにすることが求められるのだと感じました。 個人が上手に吹くことができればいいわけではないのですね。「一人でもミスをすると、全国はいけない」とよく言っていました。 そして、結果は全国出場。発表の時、うれしくて涙を流す男の子もいました。今年は、子どもにとっても、I先生にとっても、昨年以上に価値がある全国出場になりました。 教頭 河合 【職員室の窓から】日常の始まり1学期から、毎朝来ていた子どもたちです。 夏休みの終わりを実感します。 1学期は、「Y先生、教室へ行こう!」と声をかけていました。 しかし、昨日は、「Y先生、教室へ帰ろう!」。 これは大きな変化です。子どもたちにとって、教室がHOMEなのですね。だから、自然と「帰ろう」という言葉がでたのでしょう。子どもたちにとって、教室が居心地の良い場所になっているのかもしれません。 Y先生は、職員室にいたそうな顔をして、しぶしぶ教室へあがっていきました。 さぁ、2学期の始まりです! 教頭 河合 2学期が始まりました
本日より2学期が始まりました。
自由研究の模造紙や工作などの作品を両腕に抱えながら登校して来た子どもたち。日差しはまだまだ夏真っ盛りという感じです。元気いっぱいあいさつをする子もいますが、今日はまだ眠〜い……という感じの子も少なくありませんでした。 始業式では、吹奏楽クラブの全国大会への出場を報告。全校で喜びを分かち合いました。 また、転入生がなんと10名もいて、一人ひとりの紹介のたびに、各クラスは大歓声!新しい仲間を笑顔で迎えることができました。 更に、この春一旦退職されていたA先生の2学期からの復帰の報告とあいさつがあり、これもまた大歓声! そんな感じで、まだ眠〜いという感じの子達も、目の覚めるような始業式となりました。 夏の思い出を心に刻んで、2学期がスタートしました。 改めてどうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 吹奏楽クラブ 全国大会へ!
本日、奈良県の橿原文化会館にて関西小学生バンドフェスティバルが開催されました。近畿各地から選ばれた13校のうち、上位2校に入ることができれば全国大会へ駒を進めることができます。
演奏したのは『斑鳩の空』。この大変難しい組曲を子どもたちは夏休み返上で練習に励んできました。奇しくもその奈良の地で全国大会への出場を勝ち取りました。 結果発表の瞬間は奈良公園でお弁当を食べる前に迎えたのですが、それはもう大歓喜!みんな大爆発!泣いている子もたくさん! 果たして人は人生で何回「嬉し涙」を流す経験をするのでしょう。ほんとにそれは幸せなことだし、また何より、仲間と力を合わせて努力を重ねた結果だと思いました。 ひとしきり感激に浸ったあと、魔法が解けたように鹿と全力でたわむれる石小っ子。これもいつも通り。 さて、全日本小学生バンドフェスティバルは10月26日(土)会場はなんと札幌です(札幌コンサートホールKitara)。応援をどうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 吹奏楽クラブ 大阪府吹奏楽コンクール手前味噌ですが、安定感のある、小学生離れした演奏でした。 次は8月24日(土)の関西バンドフェスティバル。そこで選ばれたらいよいよ全国大会です。 引き続き応援をよろしくお願いいたします。 ※演奏中は写真撮影禁止でしたので、これは記念写真撮影直前の様子です。 校長 柏 平和登校日今日は8月6日です。 昔、日本は戦争をしていました。3年生で習う「ちいちゃんのかげおくり」や4年生で習う「一つの花」はまさにこの時代の悲しい物語です。 79年前の1945年8月6日、広島に原子爆弾が落とされ、8月9日には長崎に原子爆弾が落とされ、その2発の核爆弾で、およそ30万人の命が失われたと言われています。30万人というのは、池田市の人口はおよそ10万人ですから、池田市3つ分の命が失われたことになります。 そしてその年の8月15日に戦争は終わるのですが、そんなこともあって、8月はあらためて平和について考える月と言えます。平和登校日があるのも、テレビなどでこの時期に戦争を扱った番組が流れるのも、そういった理由です。 今日本は戦争をしていませんが、ニュースを見れば、世界中のあちこちで戦争が起こっていることが分かると思います。戦争で悲しい思いをしている子どもたちは世界中にたくさんいます。 戦争はよくない。平和は大事。みなさんにはそのことをあらためて考えてほしいと思います。 でも、遠い世界の平和を願うだけでなく、まずはみなさんの周りで平和を作ってください。 平和が大事!と言いながら、友達とケンカしたり、悪口を言ったりしていませんか。 友達や家族、自分に関わるさまざまな人たちを大事にしていますか? ありがとうときちんと言えていますか?ごめんなさいと素直に言えますか? いろいろな人に感謝していますか? 平和を愛するということは、遠くの平和も、近くの平和も大事にするということです。 ぜひ今日は、そのことをしっかりと考える1日にしてください。 校長 柏 【6年臨海】追加 その2
臨海学舎から10日ほどが経ち、日焼けの跡もずいぶん落ち着いてきた頃かと思います。
明日は平和登校日で子どもたちも久しぶりに顔を合わせますので、耳の奥の波の音が消えないうちに、と思い、スマホではないカメラで撮影していた写真をまとめましたので追加しておきます。 通り過ぎればあっという間ですね。 校長 柏 キッズランドで巨大しゃぼん玉子どもたちが楽しめるいろいろな遊びのコーナーが用意されていましたが、ひょんなことから、私が「巨大しゃぼん玉」のコーナーをすることになりました。 これは私が細河小学校で担任をしていたときに、児童会行事の出し物として何度か取り組んだものです。参考までに、以下に準備の手順を書いておきます。準備、片付けが大変ですが、ぜひご家庭でもチャレンジしてみてください。(自由研究にも使えます) 【必要なもの】 ・台所用洗剤(界面活性剤30%以上のもの) ・洗濯のり(PVA) ・針金ハンガー ・毛糸 ・たらい(丸めた針金ハンガーが入るサイズ) 【手順】 ・針金ハンガーを丸い形にします。 ・針金ハンガーに毛糸を巻き付けます(しゃぼん玉液の持ちを良くするため)。 ・しゃぼん玉液の混合比は以下の通り。 水:洗濯のり:洗剤 → 8:1:1 水はなるべくきれいな水で(浄水器をつかうなど)。 ※洗濯のりを入れることで、粘度が大幅に上がります。更に砂糖を加えるなどの方法もありますが、片付けのことを思うとおすすめはしません。 ※かつては、ビニールプール一杯のしゃぼん玉液を作って、フラフープを使って、「人の入れるしゃぼん玉」をしたこともあります。 今日は、他のコーナーを見に行く余裕はありませんでしたが、しゃぼん玉に集まった子たちは、常識はずれのシャボン玉の大きさに驚いていました。うまくいけば5mくらいの長さのしゃぼん玉ができますからね。 子どもたちは、走ってみたり、回ってみたり、ねじってみたり、どんどん試行錯誤を繰り返しつつ、いろいろと楽しみ方を発見していきます。 「校長先生!水の呼吸!」と言いながら振り回している子もいました。ほんとにこういうの、楽しいなあと思いました。 子どもたちが全力で遊べる場所を提供するという意味で、ほんとに地域に皆様にお世話になっています。今後ともよろしくお願いいたします。 校長 柏 7月27日 吹奏楽クラブ@石橋大盆踊り大会この日もまさに猛暑で、本当に暑い中での移動、そして準備もなかなか大変でした。 ファンファーレは、本校と石橋南小、北豊島小と合同での演奏、そしてその後本校の演奏でした。 石橋小学校の吹奏楽部はメンバーが95名…… とアナウンスがかかると、観客席からはどよめきが……。(小学校のクラブとしてはなかなかの大所帯なので) そしてその人数での演奏も大迫力でした。 子どもたちは、夏休み中もほぼ休みなく練習に励んでいます。夏の終わりの大舞台に向けて引き続き頑張ってほしいと思います。 校長 柏 【6年臨海】追加 その1というわけで、遅くなりましたがご報告を。 わずか3週間の練習での初ステージは、お見事としか言いようがありません。『燃えろよ燃えろ』は、G、C、Am7、D7という4つのコードで弾けるのですが、普通3週間ほどで弾けるようになるのは簡単なことではありません。おまけにステージは、暗い砂浜ででしたからね。ほんとうに大したものです。 その他、臨海の写真はまた時間のある時に追加でアップしていこうと思っています。気長にお待ちください。 校長 柏 【職員室の窓から】臨海学舎から帰ってくると…豊島野公園での解散式を終えて、学校にもどり、自席に座ると、一気にその緊張感から解放されます。一気に疲れがでてきます。自分でも、緊張していたんだと感じるほどの落差です。 石橋小学校では、宿泊行事を終えると臨海学舎に行った先生の席に、一まいの絵とお菓子が添えて、先生たちを出迎えてくれます。写真は、今年の臨海学舎の絵です。一枚一枚丁寧に色も塗ってくれています。とてもうれしくなります。今年の絵も、今産休でお休みのK先生が描いたものらしいです。 臨海学舎に行っていない先生も、臨海学舎を支えてくれていることを実感するひと時です。とても幸せな気持ちになります。 でも・・・。 その紙の下には、3日間留守にしていた間の、たくさんの電話のメモがあり、幸せな気持ちから現実に戻されました。 教頭 河合 【職員室の窓から】臨海学舎心配することがない状態を安心といいます。人には、安心できる場所が必要です。ただ、生きていく中では、不安を感じることが常に付きまといます。年齢を重ねるにつれ、不安を感じることも増えていきます。将来に、心身共に元気に生きていけるように、小学校から不安との付き合い方を学んでいくことがとても大切だと思います。 そう考えると、臨海学舎はとても大切な行事です。子どもたちは、様々な不安と葛藤しながら臨海学舎当日をむかえます。5mしか泳げなかった子が、プールで300m泳げるようになっても、海で泳ぐのは怖さが付きまといます。 石橋小学校の教員31名と、看護師1名、ライフセーバー6名、船1艘、指導主事1名、総勢40名で子どもたちの安全を見守ります。葛藤しながらも、子どもたちは目の前の困難に果敢に挑戦し、それを乗り越えていきます。遠泳のゴールをした時に、涙を流している子もいました。その姿を見て、涙を流す教員もたくさんいました。 子どもたちは、目の前の困難に周りの人たちのサポートをえながら、乗り越えていきます。その体験が、困難に打ち勝つ強い心を育みます。 子どもたちの「目標に向けて、仲間と協力し、困難を乗り越えていこうとする姿」があふれる学校が、たくましい人を育てていくのだと感じました。 教頭 河合 【6年臨海】東浜を出ました飛び込み台のようすは、船から撮ってくれた先生から写真をいただきました。 飛び込む前は腰が引けていた子たちも、勇気を出して飛び込んだあとは、揃って笑顔がこぼれます。これは何にでも当てはまることかもしれませんね。 磯の観察では、ヤドカリやいろいろな貝など、たくさんの生き物を観察できました。 そして最後はスイカ割り。(スイカはビニール袋に入れています) ストイックに泳ぐことに専念していたこれまでとは一転、楽しさ満載!という感じでした。 この3日間で、子どもたちは個人としても、集団としても大きく成長しました。この経験は、この先の人生において、きっと大きな力となることでしょう。 たくさんの思い出をのせてバスは走ります。バスの中はDVDで映画が流れていますが、おそらく眠ってしまう子が少なくないでしょう。頑張った子どもたちのしばしの休息。お土産話をどうぞお楽しみに。 校長 柏 【6年臨海】もうすぐ宿を出ます最終日もすばらしい晴天。 沖にある飛び込み台から飛び込んだり、磯の観察をしたり、スイカ割りをしたり、遠泳という大仕事を終えて、楽しいアクティビティの時間でした。 バスに乗ったら、いろいろと写真を追加していきます。日焼けしてひと回りたくましくなったお子さまからのお土産話を楽しみにお待ち下さい。 校長 柏 【6年臨海】3日目の朝爽やかな晴天です。 今日は海で水泳というより、磯観察などの活動になります。 いい1日になりますように。 校長 柏 |
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