【職員室の窓から】日常に一工夫をせっかくの晴天なので、1年生と6年生は石橋公園で一緒にご飯を食べていました。 1年生と6年生が仲よくお弁当を食べていました。 1年生女の子「ねえねえ、昨日の夕ご飯なんだと思う?」 6年生男の子「(女の子のお弁当を見ながら)卵やき?」 1年生女の子「ちがう!」 6年生男の子「カレー?」 1年生女の子「ちがう!」 6年生男の子「唐揚げ?」 1年生女の子「ちがう!」 6年生男の子「わからないなぁ」 1年生女の子「正解はね、豚バラ肉とウインナーを焼いたやつ。」 6年生男の子「おいしかったん?」 1年生女の子「うん。お父さんが作ってくれた!」 6年生男の子「ぼくもウインナー好きだよ。白米は食べたん?」 会話はつづく… その夕飯は絶対に当たらない…。と思いながらも二人のやり取りをほほえましく見ていました。 お弁当を、ペアの学年と、公園で食べる!それだけで、子どもたちにとっても特別です。 毎日、淡々と日々は過ぎていきますが、ちょっとご飯を食べる環境を工夫するだけで、特別になります。 その一工夫を惜しまず、少しでも彩のある毎日にしたいと思い、日々を過ごしています。 教頭 河合 地震・火災避難訓練とっさの時にどう判断し、どう動くか、ということは、やはり日頃の訓練が生きてきます。今日は大きな地震が起きて、その後家庭科室から出火、運動場の避難という想定の訓練でした。 地震がおさまるまでは机の下に隠れ、その後「おはしも(押さない 走らない しゃべらない 戻らない)」を合言葉に、ハンカチで口を押さえながら校舎から出てきた子どもたち。避難指示が出てから全員の避難が完了するまでの時間は5分9秒。大人も含めると600人を超える人が避難するまでの時間ですから、結構迅速にできたと感じました。 その後消防士の方のお話を聞き、消火器の使い方の説明、そして、代表者による水消火器による消火訓練を行いました。消火器の薬剤が出る時間は15秒程度、放射距離は5メートルほどとのことです。ただし、「火の高さが自分の身長を超えた場合は、もう消せないので、すぐに避難してください。命が一番大切なので」とのことでした。一生に一度あるかないかのことですが、覚えておくべきことです。 その後、1年生・4年生は、「煙中体験」を行いました。煙(もちろん訓練用の無害なもの)を充満させ、暗幕を張った暗い部屋で、わずかに差し込む光を頼りに、身をかがめて歩くというものです。「煙に巻く」という慣用句がありますが、確かに煙に巻かれると、どちらに進んだらいいか分からなくなります。また、煙は上から充満していきますので、身をかがめることも大切です。これも一生に一度もあるかないかのことではありますが。 子どもたちに尋ねると、昨日早朝、緊急地震速報で目が覚めたという子もたくさんいたようです。備えあれば憂いなし。いつでも落ち着いて対応できるよう、子どもたちも教職員も、きちんと備えていかないとと感じました。 校長 柏 【職員室の窓から】運動会の余韻…何をしているのだろう?と思い、観察をしていると、4年生の子どもたちが運動会でやったソーラン節をしていました。土曜日までは毎日何度もやってきたソーラン節ですが、今日からはやりません。少し寂しいのかな。楽しかったのかな。 それだけソーラン節に心を込めていたのでしょう。 見ていてうれしくなりました。 今年のテーマは、【没頭する子ども】。没頭する姿があらわれるのは、休み時間などの自由な時間。自由な時間に、学習したことや取り組んだことを、自分でする姿が大切なのだと思います。 この4年生にとっては、ソーラン節は没頭する学びになったのだと思います。 教頭 河合 第72回 運動会今年児童会の子どもたちを中心に掲げたスローガンは、「仲間とともに力を合わせ笑顔輝く石小っ子」でした。各学年の子どもたちの頑張った様子を思い出すにつけ、準備期間も含め、本当にそんな運動会だったと感じています。 以下、閉会式のあいさつで話した各学年の講評を載せておきます。 1年生、アララの呪文で忍者から動物、そしてくだものと、いろいろなものに変身しましたね。幼稚園や保育所、こども園などでそれぞれ年長さんとして頑張ってきたことが、1年生になってさらに立派に発揮できていることを感じました。最後、みごとにピカピカの1年生になれました。すばらしかったです。 2年生 みなさんの生き生きとしたダンスに、キラキラのポンポンが今日の晴れた空に映えてとてもきれいでした。いろいろと隊形移動が入りましたが、それぞれがきちんとそろっていて、ほんとに楽しそうで、さすが2年生だと感じました。 3年生 軽快なリズムに合わせての行進から始まり、「やってみよう!」のダンス、そして組体操の初歩となる一人技、ウェーブの動きなど、これから高学年に続いていくことが楽しみになる演技でした。最後の円になった決めポーズもカッコよかったです。 4年生 ブリッジなどの一人技からの、ウェーブを取り入れた美しい隊形移動、それから声も動きもよくそろっていた大迫力の石小ソーラン。低学年の子たちはきっと、4年生になったらソーランをしたい!と憧れの思いを持ったことでしょう。 5年生 ひな壇の息の合った動きから、組体操の動き、そしてノリッノリのマツケンサンバ!先生は以前ブラジルに住んでいましたから本場のノリはよく知っているのですが、これはまさにサンバ!という感じでした。ポルトガル語ですばらしいことを、Muito bom!と言いますが、まさにMuito bom!でした。 6年生 安全に配慮しながらも、美しくそろった一人技から、かなり難易度の高い技に挑戦した組体操。まさに仲間とともに力を合わせ…だったと思います。5年生の弾けるような演技に対し、6年生は貫禄のある、すべての学年の子どもたちにとって大きな目標となる演技でした。 改めて、保護者の皆さま、連日の体操服の洗濯や水筒の用意、疲れている時の励ましの言葉など運動会の練習の日々を支えてくださりありがとうございました。特にPTAの皆様には、準備、当日の運営など、大変お世話になりました。個人としても集団としても大きな成長を感じた運動会でした。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 【職員室の窓から】祭りの後例年、家に帰る前、一人で朝礼台にのり、運動場を眺めます。 2000人以上の子どもと大人で、大きな歓声をおくり、涙を流したり、喜んだり、必死になった運動場。教師も子どもも、思いを込めて取り組んだ運動会。 でも、ほんの数時間で、静寂に包まれた運動場に変わります。 運動会が終わりました。私の仕事は、開式の言葉と閉式の言葉を言います。 今年もついつい高まってしまって「大運動会を終わります!」と…。 子どもたちにとっても教師にとっても、大きな成長をもたらした、大運動会だったと思います。 ぜひ、お家で、今日の運動会について話をしてほしいです。 最後に、職員みんなで写真をとりました。 運動会は、教師にとっても大きな行事です! 教頭 河合 【職員室の窓から】なんか先生も楽しそう!どこかの成人式でみたことがありそうな感じがします。 頭には、リーゼント。そしてサングラス😎 リーゼント完成したようです。 これらは、明日の運動会で使う衣装のようです。 右側の写真は、S先生が持っていました。 これも、明日の運動会で使う小道具のようです。 よく見ると、「少年忍者」と書いています。 なんか、先生も楽しそうです♪ みんないろいろなものを使って、少しでもよりよくなるように工夫しています。 明日は運動会。 子どもたちも先生もいろんな思いをむねに、1か月練習してきました。 子どもたちも、先生たちも、すばらしい1日になりますように。 教頭 河合 運動会 全体練習 その22回目の全体練習は、残念ながら雨がぱらついていましたので、体育館で実施。今日のメインは応援合戦! 体育館ということはむしろ声も響きますので、なかなかの応援合戦でした。特に「ゴーゴーゴー!」という、赤白で掛け合いのある応援歌があるのですが、とりあえず声の大きさで今日の勝敗を決めるよと教頭先生が投げかけると、それはもう屋根を吹き飛ばしそうなほどの声! いよいよ明日が本番!天気も大丈夫そうですので、これまで頑張ってきた分、子どもたち一人一人が輝くことのできる1日になればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 螢のいる町私が担任として在籍していた頃は、学校の周りの水路にもホタルが普通にいて驚いたことを覚えています。ここ数年は水が枯れてしまうなどしてさすがに見られなくなっているようですが、草むらにはヒメボタル、石澄川まで行けばゲンジボタルやヘイケボタルが見られ、先日(5/25)、石澄川辺りで、池田・人と自然の会主催でホタル観察会が開かれたと聞いています。 今朝、正門で子どもたちを迎えていると、男の子が「校長先生!見て!」と言って大事そうに手のひらを私の目の前に広げてきました。見るとそれはゲンジボタルで、それも結構立派なサイズのものでした。「家の近くにいた」とのこと。昼間に見るホタルは虫の苦手な人にはただの虫に見えてしまうかもしれませんが、夜になれば幽玄な光で夜の闇を照らします。 さて、下の写真は運動会の練習の様子、午前中に練習していた1年生から4年生のものです。学年によっては、今日が本番でもいいくらい仕上がっていました。あと2日。頑張っていきましょう。 校長 柏 【職員室の窓から】リコーダーコンサート職員室、私の真横で、リコーダーを吹いてくれる6年生の男の子がいました。 曲は、【ルージュの伝言】。難しい曲ですが、一生懸命に練習していたのでしょう。とても上手に吹けていました。急なコンサートだったのですが、見守る先生もたくさん・・・。 演奏してくれた子は、緊張しているようでした。 そして真横には音楽のI先生。 どうやらこれは、リコーダーのテストのようです。演奏が終わると、I先生から 「合格!!!」 と。職員室の先生からも大きな拍手がおきました。 教頭 河合 【職員室の窓から】徹底的にやるもじゃもじゃの頭が目の前で動き続けています。 何をしているかというと、ある学年の運動会の団体演技で使うもののようです。 リーゼントのかつらをどう作るのか、あーでもない、こーでもないと、試行錯誤しています。団体演技では、体の使い方や表現力の練習の成果を発表する場ですが、ちょっとした小道具で見え方も大きく変わります。 よく職員室では、「やるんだったら、細部まで、徹底的にやりきること」と話しています。運動会当日まで、あきらめることなく、できる限りのことをやりきることで、学校のエネルギーがうまれると思います。 ちなみに、まだリーゼントは完成していません。というか、完成するめどがたっていません。 はたして完成するのか、そして、どこで使われるのか、当日をお楽しみ♪ 本番まであと3日! 教頭 河合 運動会 全体練習 その1私が出勤した時には、担当の先生方が何人も運動場の整備やライン引きを行っていました。担当の先生は、「水はけの具合によっては、スポンジで水を吸い出そうとその準備までしていましたが、大丈夫そうです」と言っていました。テントや放送機器の準備も含め、始業の時までに全体練習の準備が完了し、無事に1時間目に全体練習が実施できました。 昨日の児童集会で子どもたちに話したことにもつながりますが、何事もなく行われているように見えることの裏には、見えないところで支えているさまざまな人の努力があります。手前味噌ですが、本校の教職員の底力を感じました。 さて、今日は開会式、閉会式、そして児童会行事のリハーサルをしました。吹奏楽部は楽器を持たずに、エアファンファーレ。赤組、白組、それぞれが優勝したことを想定しての優勝旗授与の練習、それから児童会行事の大玉転がし。なるほど、先日児童会の子たちが頑張って作っていたイシバッシーの看板はここで使うのか!と思いましたよ。 本番まで全体練習はあと1回あります。練習は本日を含めあと3日。あと一息頑張っていきたいと思います。 校長 柏 大雨の日長靴を履いてきた子も多く、そうなると水たまりに入りたくなるのは人の常。水たまりを避けるどころか、むしろ水たまりを選んで歩いている子があちこちに。 6時間目、雨がきつくなってきたなあと思っていると、運動場から子どもたちの歓声が。おそらく……と思って見にいくと、案の定4年生の理科、流れる水のはたらきの学習をしていました。(少し前に理科の先生が、大雨だけどどうしようかな……と話していましたので) 流れる水のはたらきを学ぶには、これ以上ないくらい勉強になるタイミングです。子どもたちはそれなりに濡れながらもしっかり学ぶことができたと思います。きっと。 下の写真は今朝の児童集会のようす。詳細は教頭先生が書いている通りです。それから、5月19日に行われた池田市長杯わんぱく相撲池田場所で入賞した子たちの表彰もしました(2週前と今日との2回に分けて行いました)。写真はその賞状やカップです。 2年生女子の部 準優勝 3年生女子の部 優勝 3年生男子の部 準優勝 5年生男子の部 準優勝 5年生女子の部 優勝 土俵のある学校として実に誇らしい結果です。今年は秋に実施するすもう大会が楽しみです。 校長 柏 【職員室の窓から】教師の話す力児童集会では、校長先生のお話を聞いたり、委員会活動の宣伝や紹介をしたりすることが多いのですが、今年から、校長先生以外の先生にも話をしてもらうことにしました。 4月は6年生のT先生に、石川県の小学校へ子どもたちが集めたお金をもっていった話をしてもらいました。第2弾は、今、お腹に赤ちゃんがいるK先生に、赤ちゃんの話をしてもらいました。 エコーの写真を見せたり、お腹の赤ちゃんの心臓の音を聞いたりと、楽しくも学びのあるお話でした。 学校の先生は、話をするプロでなくてはなりません。児童集会では、6歳から12歳までの年齢差がある600人の子どもたちに話をします。10分ほどの時間でも、子どもを惹きつけて話をすることはとても難しいことです。このような場で話をすることで教師の話す力は鍛えられます。K先生は、少しプレッシャーだったのか、児童集会で話をする夢を見たようです…。 教師も学び続けます。次回が楽しみです。 教頭 河合 【職員室の窓から】細々と…と、言われてきたし、言ってきました。でも、私は、継続すること、何かを最後までやりきることが苦手です。飽きてしまうのです…。 でも、それではいけないと思い、今年は、あることに挑戦中です。 あまり、みなさんの視界には入らないようですが、職員室の前の廊下に、その日にあった出来事の写真を掲示しています。小さいですが…。 1年間ちゃんと継続できるように頑張ろうと思います。 学校にお越しの際は、ぜひご覧ください。 教頭 河合 運動会に向けてほんとは、今朝1時間目に全校練習が予定されていましたが、あいにくの天候のため延期となりました。予定では翌日実施のつもりでしたが、明日も雨予報のため、天気とグラウンドの様子を見て、水曜日以降に実施ということになります。 2年生の体育館での練習を見にいきましたが、担当の先生が「あとどれだけ運動場で練習できるか分からないから、しっかりと動きを覚えておきましょう。いいですか。」と念押ししながらの指導をしていましたが、季節外れの台風1号の接近の影響がどれだけあるか分かりませんから、確かにその通りだなあと思いました。 6時間目は、先週に続き、委員会ごとに運動会の準備を進めていました。各クラスから集まったスローガンの掲示を並べて補強作業をしたり、イシバッシーの表示を作ったり、放送原稿の役割分担をしたり、徒競走のゴールテープや順位を記入する用紙の確認をしたり、(昼過ぎには一旦雨も上がっていたので)体育倉庫や運動場で準備物や動きの確認をしたり、それぞれが本番に向けてしっかりと準備をすすめていました。 そろそろお疲れも出ている頃ですが、体調を崩したり、怪我をしたりしないように気をつけて、本番を迎えられたらと思います。 校長 柏 【職員室の窓から】転んでも大丈夫「転んでも大丈夫」 いい言葉だなぁと思います。失敗しても大丈夫だよ!そんなメッセージをうけとりました。 私は、教師になって20年近くたつのですが、以前に比べて社会全体が失敗に対して不寛容になったような気がします。そして、一度の失敗が致命的になることが増えている気もします。 子どもたちも、その社会の影響をうけているのでしょうか。失敗を嫌がる子どもがとても多いです。失敗をしないためには、挑戦をしないことが一番です。新たなに挑戦する一歩を踏み出せない子どもも多くいます。 ポスターを見ていると、「河合。あなたはちゃんと挑戦しているのか?」と問われている気がします。 失敗してもやり直せる社会は、とてもいい社会だと思います。少なくとも、学校は、そんな学校にしたいと思います。 子どもの言葉に、身が引き締まった思いがしたポスターでした。 教頭 河合 【職員室の窓から】学びを広げるちょっと休憩していると、2年生の男の子が私を呼びました。行ってみると、木にキノコが生えていてました。その男の子は、そのキノコについて解説をしてくれました。どうやら、昨年度の自由研究でキノコの研究をして詳しかったようです。自由研究が、その子の興味を広げているのだと感じました。 夏休みの自由研究は、子どもにとっても、ご家庭にとっても難しい宿題です。テーマ設定も難しいし、子どものやる気もなかなか持続しないものです。しかし、お父さんやお母さんと一緒に取り組むことで、テーマについて興味を持ったり、探究することの面白さを感じたりすることができます。今年は、ぜひ、お子さんと一緒に自由研究に取り組んでみてください。 教頭 河合 6年生 プール掃除現在プールの横にそびえるマンションの辺りは、昔は通称「どんぐり山」と呼ばれる雑木林で、当時は生活科や総合的な学習の時間なんかによく活用させてもらっていました。 すぐ横が雑木林で、それもプールに覆い被さるように樹木が生えていましたので、落ち葉の量が半端な量ではなく、プール掃除はそれはもう大仕事でした。(その分、かつてはヤゴもたくさんとれました) 今年は、校務員さんが頑張ってくれたのもあって、プールはおおむね綺麗になっていて、6年生は最後の仕上げという感じのプール掃除でした。 暑かったのもあって、水しぶきを上げながら、ほんとに楽しそうに作業をしていました。 午前中の5年生に続いて、「遊びをせんとや生まれけむ……」という言葉が私の心に去来しました。 校長 柏 5年生 代かき 〜遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん〜
先日の田おこしに続いて、5年生は「代かき」の体験をしました。
「代かき」とは、田おこしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧にかき混ぜて、土の表面を平らにする作業です。代かきをすることによって、田んぼが平らになり、稲が育ちやすくなるということのほか、田んぼの水もれを防いだり、雑草の生育を防いだり、肥料をムラなく混ぜ込んだりするなど、とても大切な作業です。 昔は馬や牛を使ったり、あるいは子どもたちが泥遊びをすることによって行っていたそうですが、今は機械でするのが当たり前になっています。 というわけで、石小の子どもたち、泥の中へ入るはじめの一歩は躊躇していた子もたくさんいましたが、泥の冷たさにも、足がぐっと沈み込む感触にも慣れてくると、もう子どもらしさ大爆発!全身泥だらけになって、「代かき」の作業に没頭している子が続出しました。 全力で泥遊びに興じる子どもたちを見ながら、「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん」という平安時代に書かれた歌を思い出しましたよ。 改めて、昔の人の知恵はすごいですね。この代かきがないと、田んぼに水を張ってもすぐに水が抜けていくし、稲の生育も不十分なものになります。日本はもともと「米本位制」の国で、江戸時代には大名のランクも、「加賀百万石」のように、米のとれ高で決まっていたのです。つまり、米作りはこの国の基盤のはずですが、私自身も含め、米づくりとは縁遠い生活をしている人が大多数を占めるようになりました。そう思うと、5年生で行う米づくり体験は、非常に重要なものだと感じます。 学校に戻ると、プールに直行!プール掃除前のシャワーで全身を洗っていました。 子どもたちの歓声。照り返す水しぶき。夏はもうすぐです。 3枚目の写真は、20分休みの、選抜選手によるリレーの練習、それから3年生の団体演技のようすです。運動会まであと1週間です。 校長 柏 仲間とともに力を合わせ……今年のスローガンは「仲間とともに力を合わせ笑顔輝く石小っ子!」です。 各教室を回ると、割り当ての文字を、それぞれ工夫して作っているのが目につきました。1年生の教室では、6年生がお手伝いしながら作業をしていました。2年生の教室では、似顔絵を描いて、それを文字の周りに貼り付けていました。運動場を見ると、4年生が運動場全面を使って綱引きの練習をしています。実に、運動会前の空気感に包まれています。 当日だけでなく、この準備の期間から「仲間とともに力を合わせ笑顔輝く石小っ子!」を目指してみんな頑張っています。 3枚目の写真は、運動会の準備を進めながらも、通常の授業を頑張っている様子です。どの学年も、体操服のままで授業をしているのが当たり前みたいな感じでした。 校長 柏 |
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