新しい先生1・2年生の音楽と4年生の理科を担当していた先生が5年生の担任に入り、新しく来た先生が上記の音楽と理科を担当します。 新しく来たM先生は、実は私が神田小の教頭だった時に、理科の先生として一緒に働いていたことがあります。その後青年海外協力隊としてアフリカのナミビアに2年と少し派遣され、この夏に帰国しました。 今日は担当の各クラスで自己紹介がてらナミビアのお話をしていました。アフリカの大自然、そしてさまざまな文化の違いに子どもたちは驚いていました。 担当教科だけでなく、私が日本人学校の教員として派遣されていたブラジルの話と合わせ、国際理解教育という観点で、何か面白い実践ができたらいいなと思います。 新しい環境に子どもたちが早く慣れて行けるよう、いろいろと支援していきたいと思います。今後ともご理解とご支援をよろしくお願いいたします。 校長 柏 【職員室の窓から】合唱コンクールについて思うこと先日、他市の先生と話している時に、「自分の学校では、波風が立たないことを求められる」という話を聞きました。特にトラブルがなく、日々何もなく乗り切ることができるクラスがいいクラスと評価されるということでしょう。確かにその気持ちは分かりますし、担任としてもそれを望みます。 「合唱コンクール」は、ある意味波風の極みのような存在です。本番までに、本当にいろいろなトラブルがうまれます。合唱コンクールをしなければ、そんなトラブルを回避できます。一番平和な状態をつくるためには、何もしないことが一番です。そして、先生もとても楽をできます。 しかし、本当にそれでいいのか。と私は疑問に思います。小学校を卒業した後、中学校や高校へ進学し、社会に出ていきます。これから先、いろいろなトラブルや難しい出来事に出会います。それでも、向き合い、それを自分達の力で乗り越えていかなくてはいけません。子どもたちに、うまくいかなくてもへこたれないたくましさや、しなやかさが求められていると思います。そう考えると、「うまくいかなかった体験」「がんばったけど、むくわれなかった経験」を少しずつ、上手に体験していくことが大切だと思います。 今回の合唱コンクール、どのクラスも全力ががんばりました。本当によく頑張ったと思います。そして、いろいろなドラマがありました。伴奏と歌がずれてしまったけど、自分たちで持ち直したクラスもありました。ピアノが途中で止まってしまったけど、ピアノを弾いている子が上手に入りなおしたクラスもありました。どのクラスもよく頑張りました。 しかし、「金賞」という形で表彰されるのは、各学年1クラスだけです。大切なのは、終わった後、どのように合唱コンクールをとらえるかということです。5年1組では、自分たちの結果をふりかえり、次にがんばるべきことを考えたそうです。結果ではなく、そのプロセスの価値と、自分たちの成長に目をむけることができれば、より価値ある合唱コンクールになるのだと思います。 たくさんのいろいろな涙を見た合唱コンクールでした。心が動く児童会行事でした。 教頭 河合 【職員室の窓から】合唱コンクール今日は合唱コンクールDay2。2年生と4年生と6年生が歌いました。2年2組は惜しくも金賞には選ばれなかったのですが、教室で動画を見ながら振り返っているとK先生が泣き出したそうです。悔しい涙というよりも、子どもたちが一生懸命に歌を歌っている姿に心をうたれたようです。そしてその思いを受け取ったのか、数人の子も涙を流していました。 私は本当に素晴らしい光景だと思いました。その涙はしっかりと合唱に向き合い、一生懸命に取り組んだからこそ流れる涙だと思います。今回の合唱コンクールは企画委員の子どもたちがクラスで協力して取り組むことを目指して企画してくれました。各クラスとも工夫しながら、クラスの個性が見られた素晴らしい発表になりました。 ただ、担任の先生にとってはとてもしんどい取り組みです。校長賞に輝いた6年2組のY先生は毎日「しんどい」とつぶやいていました。子どもたちの頑張りを見るとなんとか成功させてあげたいと願うのは担任の性。校長賞に選ばれた時はy先生が号泣していました。 余談ですが、私の最後のあいさつで、子どもたちの一生懸命な姿に心をうたれて涙を流してしまいました。私は何もしてないのに…。学校全体でする合唱コンクールが夢だったので。。。 子どもの感情が動く学校でありたいと思いました。 教頭 河合 合唱コンクール 2日目 その1
児童会主催の合唱コンクール2日目。今日は2年、4年、6年の発表でした。
各学年の金賞は以下の通りでした。 2年生:3組 4年生:1組 6年生:2組 金賞以外のクラスから選ばれる「教頭賞」は…、4年4組。 そして、金賞のクラスの中から選ばれた「校長賞」は…、6年2組! 校長賞発表の瞬間、6年2組は、担任の先生が号泣!子どもたちも大歓喜!という感じでした。 どのクラスもそれぞれの良さがあって、ほんとうにすばらしい合唱コンクールでした。これを「学校行事」ではなく、「児童会行事」として行ったことが、とても価値のあることだと思います。 教頭先生が合唱コンクールについていろいろと語りたそうなので、私からのお知らせはこのくらいにして。 いずれにせよ、うれし泣き、悔し泣き、それぞれのクラスでドラマがあったようです。私は、すごいものを見せてもらった、という余韻にひたっています。 校長 柏 合唱コンクール 2日目 その2校長 柏 合唱コンクール 1日目初日は、1年生、3年生、そして5年生の発表がありました。どのクラスもそれぞれ工夫をこらして、声と心をひとつに頑張っていました。 各学年の金賞は、1年生が1組、3年生が3組、5年生が2組でした。(すみません。5年生の結果が間違えていましたので訂正いたします。失礼いたしました。) 明日も含めて、全ての金賞の中から、「校長賞」を出すことになっています。それはそれで私にとって大きなプレッシャーでもあります。 明日は2日目。さらに美しい歌声が響くことを期待しています。 校長 柏 |
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