ちょっとした心づかいを織り込んで

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 出勤のときに学校に向かう細道を通るときに、頭上を覆うように生えている大木から、今年初めてのセミの声。ジリジリジリと、アブラゼミが夏の到来を告げているようです。梅雨明けの知らせはまだだけど、日差しはもう夏そのものという感じの朝でした。

 さて、教頭先生の記事にもある通り、校長室の床の補修作業を、校務員のKさんが進めてくれています。休み時間に校長室に遊びに来た子どもたちがそのようすを楽しそうに見ていました。

 実は昨日、そのKさんから、「アオギリを移植しておきましたよ。平和のシンボルツリーと書いているやつです。」と報告がありました。このアオギリは、広島の平和公園に生えている「被爆したアオギリ」の子孫です。いつの頃か、修学旅行でいただいてきたもので、もうすぐ工事が始まるエリアに植えられていたのです。このまま工事が始まると伐採されてしまうということで、急ぎ保健室の前に移植してくださいました。平和への願いが込められた木。その年の子どもたちにとって思い出の木。「なんとか枯れずに定着してくれたらいいんですけどね」とKさん。

 学校はそういった、一見当たり前のような業務に、ちょっとした心づかいを織り込んだ業務で成り立っています。仕事とはいえ、ほんとにありがたいことだと思っています。

 さて、放課後には臨海学舎の保護者説明会がありました。たくさんの保護者のみなさまにご足労いただきありがとうございました。6年生担任から、「このところの練習で、最初は5mも泳げなかった子が、25mを泳げるようになったという子もいます。」と、子どもたちの頑張っているようすの分かる報告がありました。あと3週間、のびしろはまだまだあります。安全を最優先に、思い出深い2泊3日となるために、当たり前の業務にちょっとした心づかいを織り込んで、子どもたちとともに準備を進めていきたいと思います。

 校長 柏

【職員室の窓から】校長室の床を!

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今、校長室の床の改修をしています。
業者にしてもらうわけではなく、自力で改修です。

校長室の床は、校舎が建った時のままなのか、ぼろぼろになっています。
先日、取り壊される敬老会館からもらってきた床材を、敷き詰めていきます。

工事をしてくれるのは、公務員のKさん。
いつも、玄関の水槽をそうじをしてくれたり、校内のお花を育てたりしてくれます。
昨年は、ひまわりを育ててくれました。

そして今は、床改修!なんでもしてくれます。
床改修は夏休みが本番です。

きれいになったらお越しください。

教頭 河合

5年生 米づくり(草取り)

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 田植えをしたのが6月5日でしたから、それからほぼ1ヶ月。5年生は本日、お借りしている田んぼまで草取りの作業に行きました。

 その田んぼは私の通勤路にありますので、毎日その成長の様子を見ていますが、梅雨入り後の成長はまことに著しく、小さな田んぼですが、青々とした稲が風に波打つくらいになっています。
 無農薬で育てていますので、こまめに草取りをきちんとしておかねばなりません。

 しかし、生き物というものは実によくできていて、明確に雑草と分かるものはいいのですが、素人がちょっと見ただけでは、どうにもこうにも稲と全く見分けがつかない、というものもあります。
 それが、2枚目の写真、左側の子が手に持っている「ヒエ」がそれで、全くもって稲とそっくり。ヒエと思って抜いていたら、ことごとく稲だった!ということもあるそうです。また、生えるのもだいたいイネの近くだそうで、なんというか、昆虫などの「擬態」そのものだと思いました。どこでそんな知恵をつけたのでしょう。

 というわけで、田んぼの持ち主の方からは、「ヒエはあとで抜くので、コナギなど、分かりやすいものを抜いてね」という指示がありました。「根っこから抜かないと、また生えてくるからね」とも。

 元気いっぱいの5年生、一斉に草取りの作業スタート!というところで、実は私は市役所に出張のため、その場を後にしました。

 給食後5年生の女の子(カエルが好きで、代かきも田植えもカエルに夢中になっていた子)に「どうだった?」と尋ねると、「みんな最初は勢いよく草取りをしていたけれど、だんだんとカエルを追いかけたりしてました。私以上に。」とのこと。確かに腰をかがめて大変な作業ですからね。ほんとに「遊びをせんとや生まれけむ」です。

 校長 柏

【職員室の窓から】子どもの日常

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「教頭先生、見てください!」

職員室にいると、たまに先生からノートを見せてもらうことがあります。
そういうときは、その子らしさが輝いているときです。
ノートをみることはとてもたいへんな作業なのですが、その中で子どもの新たな一面を発見し、その子のことを好きになっていきます。

昨日、国語担当のN先生に見せてもたたったノートが写真のノートです。
5年3組の女の子のノートです。枕草子にちなんで、自分の夏を表現する学習のようです。「いとおかし」を上手に使っていますね。そして、兄弟の様子が想像できて…。

人にはいろんな側面があります。自分ではその多様な側面に気付かないものです。他の人に、「〇〇さんのこんな一面がいいね!」と言われることで、「自分にはそんな一面があるのか。」と自覚していきます。
学校の先生は、子どものいろんな輝く姿を発見する仕事なのかもしれません。
ダイヤモンドの原石を磨いていくように・・・。

教頭 河合

あったらいいな

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 今日は午前中に学校運営協議会があり、地域の方々と学校の運営についていろいろと話し合い、またご意見を伺いました。
 午後、2年生の教室に行くと、「今はないけれど、あったらいいなと思うものを考えよう」というワークシートを書いているところでした。
 ということでいくつかをご紹介。

◎しゅくだいロボット:毎日しゅくだいをやってくれる。
◎食べても食べてもなくならないくだもの:いくら食べてもなくならないフルーツたちです。フルーツがすきなのでずっと食べていたいのでそうぞうしました。
◎カラフル雲せいぞうき:説明はありませんがイラストがかわいかったです。
◎おばけになれるカード:おばけになっていたずらしたり、いたずらしておかしをたべよう。うらめしや〜。
◎しゅくだいじどうスプレー:スプレーをしゅくだいにかけるとこたえ出てくる。

 先日3年生の国語の研究授業で扱った『まいごのかぎ』という作品は、まさにこういう自由な発想を大事にしようという作品です。やはり宿題をやってくれる系は小学生の永遠の夢ですね。

 さて、1年生の教室に行くと、ひらがなの「ん」の紙粘土で作ったペンダントをつけ、「ん」のプリントをやっている子たちが目につきました。あら、ひらがなが全部終わったの?と聞くと、「校長先生、もうカタカナもやっています!」と言っていました。失礼しました。

 放課後、子どもの居場所づくりとして地域に支えていただいている「キッズランド」がありました。それが始まる前に急いで宿題をやっている1年生の子たちを見に行くと、確かにカタカナの練習を頑張っていました。しゅくだいロボットもしゅくだいじどうスプレーもまだないけれど、早く片付けて思いっきり遊ぼうと、それはもう一生懸命頑張っていました。

校長 柏

【職員室の窓から】修行開始!

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今日の放課後、職員室で仕事をしていると、隣の校長室からギターの音色が聞こえてきました。

ふと見ると、親子のような2人がギターをひいています。校長先生と6年生のTくん。
聞いてみると、臨海学舎のキャンプファイヤーでギターをひいて、みんなと歌うために、ギターが得意な校長先生に弟子入りしたようです。

曲目は燃えろよ燃えろ。
初めてのギターに悪戦苦闘しているようですが、本番が楽しみです。

教頭 河合

朝顔と酸性雨、それから話を聞くということ

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 梅雨らしい雨の日が続いています。今朝出勤したときに、朝顔が次から次へ咲いているのを見て嬉しい気持ちになりました。しかし、よく見ると、青紫の花びらの雨粒がついたところが赤く変色しています。
 ということは、この雨は「酸性雨」であるということになります。調べると、このような現象は、雨の酸性度がPh4.5以下になると見られるとのこと。Ph7が中性ですから、結構な酸性度です。ちなみに水道水水質基準はPh5.8~8.6だそうです。4年生や5年生でゴミ問題や環境問題を学習しますので、これはこれで学習の機会になるかな。

 さて、今日の児童集会は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)をテーマに支援チーフコーディネーターの先生を中心に進めました。
 お話を聞くときの「あいうえお」を、先生方によるロールプレイをもとに考えました。ちなみに「あいうえお」の内容は下の写真をご参照ください。

 実は今日の児童集会の初めは、児童会委員が「静かにしてください」と声をかけてもなかなか静かにならず、担当の先生から少し注意をされて始まったのですが、子どもたちはこの「あいうえお」について学び、実際隣の子とやってみるという段になると、ほんとに一生懸命相手のお話を聞く練習ができていました。なんとも素直な子たちです。

 最後に私が以下のようなお話をしました。SSTを経た子どもたちは、きちんと私の方を見て話を聞こうとしています。600人近い子どもたちの視線が集まるのはなかなかのものです。

 この「あいうえお」をきちんとすることで、相手を大切にしているよ、という気持ちが伝わります。実はこれは結構大人もできていなくて、たとえばお家の人に話しかけたときに、スマホを見ながら、「ふんふん、聞いてるよ」と言われて、淋しい思いをしたことがありませんか?(と尋ねると、それはもうたくさんの子どもたちが手を挙げました。)今日学んだことがきちんとできるようになって、それから、こんなことを習ったよと、お家の人にもお話ができたらいいですね。

 私自身、担任時代に休み時間に猛烈な勢いで丸つけをしているときにクラスの子どもに話しかけられて、ついつい丸つけをしながら「ふんふん」と答えていたら、子どもに「先生、ちゃんと聞いてください」と指摘されたことがありました。確かに忙しかったのですが、これは良くなかったなと猛省した経験があります。

 まあ、どうしようもない時もあるんですけどね。「ちゃんと空気を読んで話しかけなさい」みたいな。忙しい手を止めて話を聞いたら、ほんとになんてことない話だった、という感じの。けれど、そういう小さいことも含め、聞いてもらっている、受け止めてもらっているという思いを積み重ねることは大事なのでしょうね。

 改めて、子どもも大人も良い学びになりました。

 校長 柏
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【職員室の窓から】引っ越し

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今、すごい視線を感じながら仕事をしています。
私を見てくるのは、ウサギのユキ。
新たに、職員室のメンバーに仲間入りです。

昨晩、お引っ越しをしました。
引っ越しするのは、うさぎのゆき。
今週から、学習園の工事がはじまります。それに伴って、引っ越しをすることになりました。引っ越し場所は職員室の、私の横。夏は暑いので、職員室で飼うことに。

ウサギの引っ越しはとても大変。
本校には、ウサギのスペシャリスト(!?)が二人います。4年生のM先生と1年生のS先生。これまでも、二人で散髪(!?)に連れて行ったり、ケアをしたりしてくれていました。今回はお引っ越しです。
まずは、ゆきの捕獲から始まります。逃げられながら、なんとかタオルで捕獲。そして、怖がらないように抱きしめながらお引っ越し。そして無事にゲージに入りました。

職員室では、いろんな先生に声をかけてもらって少しうれしそうなユキです。
学校にお越しの際は、ぜひご覧ください!

教頭 河合

羨ましい……

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 登校の見守りを終えて中央玄関まで戻ると、3年生が何人も集まって、何だかわあわあ言っています。何をしているのかと思うと、「I先生、来たよ!」という声を合図とばかりに、裏門から出勤してきた担任の先生に向かって一斉に集まっていきました。
 なんと、担任の先生の「入り待ち」でした。なんとかわいく、なんと幸せなことかと思いましたよ。

 今日は3年生の国語で研究授業。『まいごのかぎ』という作品です。ファンタジー作品なのですが、自由な発想を大事にしようというテーマの作品。子どもたちは主人公の心情が読み取れる言葉を一生懸命探して、意見を交流しながら作品を読むことができました。

 さて、話は変わりますが、最近学校から配布される文書がカラー化していることにお気づきでしょうか。実は学校の印刷機が新しくなり、予算的にもカラー配布が可能になったのです。学級通信で子どもたちの様子をお伝えするときに、子どもたちの作品を紹介するときに、白黒とカラーでは、もうほんとに、根本的に雰囲気が変わります。自分が担任の時代にこんなことができていたらなあと思っています。

 つくづく、今の時代の先生方がなんとも羨ましい……。

 校長 柏
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【職員室の窓から】情報の時間!?

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今年は、5・6年生を対象に、隔週で授業をさせてもらっています。
と言っても、国語専科のN先生と担任との合同授業です。
内容は、情報の時間。シンキングツールの活用や情報の整理・分析、自分の考えをつくる学習をしています。

今日は、6年生とこれまで学習してきたことを活用できるのか、確認する時間をとりました。これまで学習したシンキングツールはベン図・PMIシート・クラゲチャート。
問題は、「地方の過疎化が進んでいます。あなたが20代から40代の時に、都会に住みたいか、田舎に住みたいか。シンキングツールを活用して、自分の考えを200〜400字で書きましょう。」というものです。
インターネットは自由に活用してもOKです。考えた結果より、考えのプロセスを見取ろうと思います。

シンキングツールを使いこなしながら、自分の思考を深める姿が印象的でした。

教頭 河合

【職員室の窓から】いろんな学習方法

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今日、学校をうろうろしていると棒を持った先生と出会いました。
たけのこ学級で何か工作をするそうです。

詳しく聞いてみると、6年生の社会科の縄文時代の学習として、「やり」をつくるそうです。木の棒と、紙粘土などを駆使して作っていました。
そして完成したのが写真です。作った6年生は大喜び!

その先生は、「目の前の子に、少しでも分かってほしい。そして目の前の子の特性に合わせて、できることを考えたいんです!」と語っていました。

いすに座って学習することも大事ですが、体験的に学習することもいいなと思いました。

教頭 河合

雨の日も悪くない

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 今日は朝から大雨。昨日(水をやり忘れたからか)元気をなくしかけていた朝顔も、今朝はもうすっかり元気を取り戻している感じで、いくつも花を咲かせていました。ほっとしました。

 1年生の教室に行くと、国語の「大きなかぶ」の劇をするようで、おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ねずみなど、それぞれの役に合わせたお面を楽しそうに作っていました。窓の外は雨。色とりどりのかわいいカタツムリの絵も心なしか嬉しそうに見えました。

 5年生の教室に行くと、スーパーのチラシをもとに、食材の産地調べをしていました。これは昔から定番の学習ではありますが、タブレットで情報を常に共有しながら書き込んでいくという点で、非常に今時の学習となっていました。実に便利な時代です。

 2年生の教室では、昨日はまだ咲いていなかったちぎり絵の紫陽花が見事に咲いていました。雨の日独特の淡い光に、和紙の色の濃淡がかえって美しく見えます。ああ、雨の日も悪くないなと思いました。

 今日で6月も終わり。個人懇談ウィークも本日まで。特に今日は足元のお悪い中、どうもありがとうございました。保護者の皆様とお話ししたことを生かして、のこり3週間ほどとなった1学期も頑張っていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
 校長 柏

【職員室の窓から】「机の上に置いといたから…」

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「教頭先生、机の上に置いといたから見といてな!」

今日の、放課後、個人懇談の様子を見ながら、校内をうろうろしていると、4年2組の男の子から言われました。
なんのことか分からずに、職員室にもどると、たくさんの算数プリントのファイルが置いてありました。

個人懇談中、3年生と4年生を対象に算数の勉強会をしています。
そこでがんばったプリントをファイルに閉じて、見せてくれたようです。
3日間で50枚近くやったみたいです。それを私に見てほしかったのでしょうか。
それにしても、すばらしいやる気ですね。

人は、何か場があれば、頑張ることができます。全ての子が全ての場で頑張るというわけではありませんが、たくさん頑張れる場があれ、そのうちの一つはがんばることができるものです。
学校では、だれか一人でも、どれか一つでも子どもの心が動くかもしれないと願い、様々な場を設定します。

懇談中の学習会。たくさんの子どもたちが来ましたが、丸付けの先生は少なく、とても大変でした。
それでも、子どもが頑張ることができた子が一人でもいれば、やる価値があったと思います。

とてもうれしい報告でした。

教頭 河合

「ふくまる」と紫陽花

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 「ふくまる教志塾」という池田市教育委員会の行っている講座があります。主に、教師をめざしている学生さんが、教育実習などの大学が定めている実習とは別に、実践的な講義を受けたり、現場実習をしたりしながら、将来に役立つ学びを深めていくというものです。現場実習としては、年間30回程度学校現場で学びます。(実は前校長が市教委にいた頃に立ち上げた事業のうちのひとつです)
 今日はその現場実習の初日。あえて昨年度この「ふくまる」の学生だった先生のクラスについてもらいました。授業の様子を見ながら、子どもたちのフォローをしたり、給食の配膳を一緒にしたり、今日は午前中だけでしたが、しっかりと現場の雰囲気を感じることができたかな。
 池田市の若い先生方の中には、この「ふくまる」出身者が結構たくさんいます。学生時代の貴重な時間を使って学ぼうとするなんて、ほんとに偉いなあと思います。ぜひ夢の実現のために頑張ってほしいと思います。

 さて、梅雨に入り、紫陽花の美しい時期になりました。2年生の教室に行くと、淡い色をつけた和紙をちぎって、紫陽花のちぎり絵を作っているところでした。いろとりどりの花の色、そして葉っぱの緑。手でちぎったときの和紙の毛羽立ちも、葉脈に見える折り目もなかなかいい感じです。本物にも負けないいい作品ができると思います。

 下の写真は、午後からの学習園での作業の様子。個人懇談期間中なので、子どもたちを含め、いろいろな人たちがプランターや土を運ぶ作業をしてくれました。トンボやバッタがいたよ!と嬉しそうに報告してくれた子も。
 昨日も書いた通り、近々学習園が工事のため封鎖されます。明日は大雨とのことですので、一気に作業を進められてとても助かりました。雨はやだなあと思いつつ、学習園の隅では、本物の紫陽花が雨を今か今かと待っている感じでした。

校長 柏
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個人懇談の日の午後

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 今週は個人懇談ウィーク。4時間授業で、給食後下校です。

 とはいえ、今年も全国大会出場をめざしている吹奏楽部は、これをチャンスとばかりに猛練習。多目的室から高らかな音色が響いています。7月は夏祭りを含め、3度本番がありますからね。活躍を大いに期待しています。

 少人数教室では、3・4年生対象で、算数の放課後学習会が開かれていました。算数は3・4年生で一気に難しくなります。そしてそれらはどれも今後の学習の土台となるものばかり。学期末に向けて、確かにここが頑張りどきです。

 下の写真は、学習園に生えている桃。近々始まる工事で、この木も伐採されてしまいます。
 あまり覚えていなかったのだけれど、この桃の木は私がここで担任をしていた頃から生えていたはずで、けっこうな数の実がなっています。本日工事の打ち合わせで、業者の方々と下見をしたときに、改めて気づきました。
 最後の収穫とばかりに、職員がいくつか食べられそうなものを選んで職員室に持ち帰り、皮を剥いてくれました。売っているものよりは少し小ぶりで、ちょっと硬めではありますが、確かにみずみずしく、甘い香気が鼻に抜けるような、正真正銘の桃の味がしました。当たり前ですね。

 7月に入ると桜並木から向こう側はフェンスで囲まれ、工事が始まります。木造2階建てのなかよし会の建物が建ちます。工事は年度内いっぱいかかるようですが、どんな風景になるのでしょうか。楽しみでもあり、淋しくもあり。

 校長 柏

【職員室の窓から】キュン!

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今、満面の笑みでホームページを更新しています。

「教頭先生となかよくなりたいです。」
先ほど、1年1組の男の子に言われた言葉です。
キュン!!!となりました。

どうやら、生活科の学習のようです。
子どもの手作りの名刺をもらいます。私は、サインを書きます。
そして握手をしてなかよくなります。

その男の子は、休み時間になって一目散に職員室にかけつけてくれたようです。
4月の集団下校で毎日一緒に帰っていたからかな・・・。

あらためて考えてみると、
「あなたと仲よくなりたい!」
と言われたことなんてあったかなぁと思います。
とても幸せな気持ちになりました。
学校は、人を幸せにする場所にもなりますね。
ありがとう。

教頭 河合

【職員室の窓から】急いで教室まで行くと…

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先日、職員室にいると、3年生の男の子が2人来ました。
そして、「教頭先生、ちょっと教室来て!」と。

事件か何かと思い、職員室から一番遠い3年3組の教室まで急いでいきました。

そして、

「これ見て!」

カブトムシを見せてくれました。

「大きいでしょう!おうすけ2号っていう名前やねん。」

平和だなぁと思いました。

教頭 河合

朝顔が咲いたよ

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 今朝出勤すると、1年生の朝顔がいくつか花を咲かせていることに気がつきました。すでにしぼんでいるものもありましたので、少なくとも昨日も花を咲かせていたということになります。このところ、なんでもいいからどこか掴めるところを探しているという感じで、あちこちツルが伸びています。成長のはやさに驚くばかりです。
 その後、登校のあいさつを終えて職員室に戻る途中で、「ぼくの花がなくなってる!」との声が。昨日あったのに!と必死に探しています。
 「いや、『朝顔』というだけあって、実は朝顔は朝に咲いて、昼にはしぼんでしまうんだよね。だから昨日のお花は……」と、そこにはしぼんでしまったお花がありました。なるほど。「でも、大丈夫。これから次から次に咲くからね」と言い聞かせておきました。

 2年生の国語は、昔から定番の「スイミー」の授業でした。原作はレオ・レオニ、訳はなんと谷川俊太郎。これも保護者の世代から教科書に載っていたお話。大人になって改めて読むと、また気づきもたくさんあります。お手元に2年生の教科書のある方はぜひ。

 4時間目、校長室の前の廊下に、突然子どもたちの歓声が響きました。4年生が理科の学習で、モーターカーを大喜びで走らせていました。スマホ・タブレット世代の子どもたちですが、やはり自分で組み立てて実際に走らせるということは大事。そこには喜びも発見もありますからね。

 今日から個人懇談で給食後下校。個人懇談では保護者の皆様とよい情報共有ができますように、どうぞよろしくお願いいたします。

 校長 柏

【職員室の窓から】図書室で

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図書館にしおりがたくさん掲示されていました。

先週は読書週間。図書委員会が様々なイベントをしてくれます。
その一つが「しおりコンテスト」。
しおりを描いて、優秀な作品が掲示されていました。
パッと目に入ったのが、イシバッシー。
70周年記念のキャラクターです。運動会でも活躍していました。
しかも、イシバッシーの発案者の6年生の女の子が描いた作品。
まさに原作者ですね。つい写真をとってしまいました。

みんなに愛されるイシバッシーになりました。

教頭 河合

臨海学舎まであとひと月

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 6年生の臨海学舎があとひと月後に迫っています。今日は休み時間に、臨海学舎の実行委員の集合を呼びかける放送があり、少し顔を出しました。

 明日から個人懇談で午前中授業になりますので、実質集まって作業をすることは難しい。だから今日決められることは決めておきます、とのことでした。

 出発式、入所式のあいさつ、朝の集いの役割分担、バーベキュー、キャンプファイヤーなどなど、そんな単語を聞くだけで、臨海学舎がなくなって久しい学校から転勤してきた私は、東浜の透明度の高い海や潮の匂い、焼け付くような日差し、美しい夕暮れ、ひぐらしの鳴き声などなど、さまざまなものが胸に去来します。

 どうか子どもたちにとって、忘れ難い3日間になりますように。個人としても集団としても、大きな成長の機会となりますように。話し合いの様子を見ながらそんなふうに感じました。

 下の2枚の写真は、1年生の音楽の授業。このところ続いている研究授業のひとつ。手話の動きを入れて「虹」を歌ったあと、鍵盤ハーモニカを使っていろんな音を楽しみました。

 校長 柏
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