音楽鑑賞会また、まーちゃんうーぽーさんの地元、西表島の自然の美しさ、それを守るための活動の様子、そして、音楽を通して、世界へ活動の幅を広げておられること、特に中国の砂漠への植林の活動についてのお話がありました。 「あきらめなければ夢は叶うんだよ」と熱く語られる後ろには、植林から10数年で、グーグルアースから見えるほどの森となったかつての砂漠地帯の映像がありました。 また、沖縄戦の記憶を通しての平和へのメッセージもありました。 そしてオリジナルの「パパイヤダンス」。三線と太鼓とギターの奏でる軽快なリズムに、子どもたちは大喜びで踊っていました。 音楽はいいですね。子どもたちの心に、音符を超えたさまざまな思いが伝わった気がします。 校長 柏 【職員室の窓から】私の夢の一つ教頭として3年目ですが、これまでの間、児童集会を子どもたちにとってより価値ある場にしたいと思い、様々な取り組みを進めてきました。校長先生のお話だけでなく、各委員会の発表、いろんな先生の今がんばっていることについてのお話、できるだけたくさん歌ったり…。プロジェクターも新しいものになり、放送設備も新調していただきました。 そして、昨日、私の夢の一つが実現しました。それは、「子どもが今頑張っていることを発表する」ことです。昨日は、4年4組の女の子が自由研究で取り組んだ「日本地図と県庁所在地一気におぼえる替え歌」を披露してもらいました。その子は、自由研究で各都道府県の特徴をまとめ、それを「ブリンバンバンボン」と「唱」の替え歌にしてまとめました。YOU TUBEにもあげているようです。 しかも、児童集会では、600人の前で、生歌で披露してくれました。600人の前に立つのも緊張するのに、そこで歌を歌うとは…。しかも、歌う様子の堂々としたこと…。ビックリしました。 私は人には何か輝くものが必ずあると思っています。いわばダイアモンドの原石のようだと思います。でも、自分では何がどのように光るのか分からないものです。何かの場があれば、光らせることができるものだと思います。学校の役割は、誰かが光るかもしれない場をできるだけたくさん設定することだと思います。これからも、児童集会が、子どもが光る場になってほしいと思います。 4年生の子の自由研究のYOU TUBEを紹介します。是非ご覧ください。 教頭 河合 実習生実習担当の先生から、「『校長講話』を月曜の2時間目にお願いします」と言われました。話す内容は何でもいいとのことでしたので、私が最後に担任したクラスの学級通信をカラーコピーし、それを見ながらいろいろとお話することにしました。学級通信は、私が何をどう感じ、子どもたちにどう育ってほしいと願っているのかを伝える、非常に大きなツールでした。実習生と、私が担任として過ごした最後の1年を振り返りながら、いろいろとお話をしました。実習生の2人に、大変なこともあるけど、日々子どもたちの初めてに立ち会うことができる、本当に幸せな仕事だよということが伝わっていれば嬉しく思います。 というわけで、上の写真は実習生の頑張っているようすです。教育実習は今月いっぱい続きます。 一方、下の写真は、大阪大学の教職演習の学生さんたち。こちらは教員免許取得とは関係のない実習なのですが、今週いっぱい、本校で子どもたちと過ごします。基本的に将来は違う業種に進む学生さんですが、例えば大学の専攻や将来について尋ねると、結構いろいろと面白い話が聞けます。 夢に向かって頑張っている若い人と関わることは幸せなことです。こちらも背筋が伸びます。 校長 柏 【職員室の窓から】お姉さんの取り合いを…大きな声が聞こえたので行ってみると、大学生のお姉さんが1年生に引っぱられていました。昨日から今週の金曜日までの1週間、大阪大学の学生が大学の授業の一環で石橋小学校に来ています。11月末までの間に、15人ほどの学生が来るのですが、第1陣として、今4人の学生が来ています。1年生の3クラスと2年2組に入って、子どもたちと一緒に過ごしています。 昨今、学生がボランティアとして学校に来ることが増えました。子どもたちにとって学生は特別な存在です。先生ではない、けれども、自分たちより少し大人な大学生。経験が浅い先生にとっても、学生が教室にいることは刺激になります。 たった1週間ですが、こどもたちにとって素敵な出会いになりますように…。 教頭 河合 【職員室の窓から】合唱コンクール今年の前期の児童会行事は、「合唱コンクール」。クラスごとに曲を決めて歌います。審査員も用意し、各学年で金賞を決めます。 昨日、6年生で授業をしたのですが、合唱コンクールが「いややぁ」という声がちらほら聞こえました。確かに6年生は、男の子の声変わりもあり、難しい時期です。ワクワクしている子、ドキドキしている子、苦手な子…。いろんな思いを抱えながら練習を進めていきます。いろんな思いをぶつけあい、高め合う場になってほしいと願っています。 教頭 河合 学年をこえて 〜縦割り清掃そしてクラブ活動〜この縦割り清掃を行うためには、なかなか準備や調整に手間がかかります。しかし学年をこえたつながりができるだけでなく、学年が上がるに従って、下級生をちゃんとまとめたり、お手本としての振る舞いが求められたりするなど、子どもたちの成長の機会にもなります。 今日は2学期の掃除の初日とあって、各そうじ場で顔合わせ、そしてそうじの仕方の説明がされていました。みんなでしっかり協力して頑張ってほしいと思います。 それから6時間目は、2学期最初のクラブ活動。もちろん4年生以上の学年で、学年をこえて活動が行われます。バドミントンクラブの子が、「校長先生!一緒にバドミントンをしましょう!」と言ってくれたり、家庭科クラブでは、アイスクレープをお裾分けしてくれたり。みんなそれぞれの活動を楽しんでいました。 9月になった最初の日。学年をこえた活動を子どもたちはいきいきと頑張っていました。 校長 柏 秋来ぬと 目にはさやかに見えねども……2年生の教室に行くと、ちょうど音楽の授業で「虫の声」を歌っていました。先生の指導のもと、声の強弱をつけて、楽しく歌っています。 「虫の声って、聞いたことないかも」 と言っている子がいました。すると何人かから、「夜になったら鳴いてるよ」「窓を開けたら、ずっと聞こえてる」などという反応が。 確かにここ数日、日が暮れると、虫の声が聞こえるようになってきました。猛暑の夏であっても、虫たちは季節をよく知っています。ということで、有名な藤原敏之の和歌を思い出しました。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる 週が明けたら9月。台風が早く平穏に去って、秋が目にはさやかに、ではなく明白に来てくれたらなあと思います。 写真の下2枚は、5年生が手のデッサンをしているところ。自分の手をじっくりと見て、陰影をうまくつけて描いていました。 校長 柏 【職員室の窓から】創意工夫「どうしたん!?」と聞いてみると、「ええやろ!マスクを切ってん。こうすると息がしやすいねん。」と。「えっ!」思わず写真を撮りました。 子どもはいろんなことを考えますね。大人はすぐに「それは意味がない。」とか、「何の意味があるの?」みたいなことを言ってしまいます。その一言が、子どものクリエイティブな精神をつぶしている気がします。自由にいろんなことをしてほしいです。 教頭 河合 タブレットの活用と自由研究、そして給食「算数で5角形と6角形のものを探しています。何かありませんか?」とのことでした。とはいえ、なかなか都合よく当てはまるものがありません。で、見つけたのが、飾ってあるサッカーボールでした。 タブレットで写真を撮り、5角形、6角形のところにそれぞれ印をつけて「ありがとうございました!」と言って去っていきました。便利な道具をしっかり使いこなしているなあと思いました。 各クラス、自由研究の発表や掲示の準備をしています。目についたのが、「ペルセウス流星群を見たよ」とか「鳥取砂丘で星を見た」とか。実はけっこう天文マニアの私は、星に関わる研究があるとついつい声をかけてしまいます。来週の参観のときに、ぜひ子どもたちの力作をご覧ください。 さて、給食が昨日から始まりました。令和の米騒動の真っ最中ですが、給食のお米については特に供給不足などの話は聞いていません。こんな状況だからこそ、お米のありがたさをかみしめて、残さずしっかり食べてほしいなあと思います。 下の写真に写っているのは養護教諭(保健の先生)の教育実習生。本校の卒業生です。夢に向かって頑張ってくれています。今日は1年生と楽しそうに給食を食べていました。 校長 柏 子どもたちの日常を守るために警察の方にも来ていただき、講義だけでなく、さすまたを使った対応についての実地訓練を行いました。 さすまたの使い方は改めて難しい。下手をすると、不審者を制圧する前に、こちらがコントロールされてしまいかねない構造をしています。それを理解したうえで、どのように使ったら効果的かを学びました。 まあ、病気や火事と同じように、何でも予防が一番大切。まずはそういう危険な状態にならないようにすることが肝要です。 下の写真は今日の子どもたちの様子。中庭の床面が張り替えられ、とてもきれいになりました。それから水泳指導。夏休み後も頑張っています。 あと、保健室前で発育測定を待つようす。「身長が◯センチ伸びてたよ〜」などと嬉しそうに報告してくれました。 こういう日常を、我々はなんとしても守らねばなりません。 校長 柏 【職員室の窓から】好きなことを!夏休みの宿題の自由研究の作品のようです。 ゴムゴムの実をみていると、これを作った子はワンピースが好きなんだろうなと思わせるクオリティです。 来週には夏休みの作品展があります。子どもたち一人ひとりの「好き」を見つけながらごらんください。 教頭 河合 集団下校本校は集団登校をしています。転入生も多くありましたので、いろいろと確認するちょうどいい機会となりました。 高学年は、1年生を教室まで迎えに行きます。1年生は、随分いろいろなことができるようになってはいますが、でも同じ班のお兄ちゃん、お姉ちゃんがお迎えに来てくれるのは、とても嬉しそうでした。 見回っていると、転入生の1人の子が迷って、先生に連れて行ってもらうところに出くわしました。程なく集合場所の教室にたどり着くと、みんなが「◯◯ちゃんが来たよ!」「よかった!」と笑顔でお出迎え。さっきまでの不安げな表情が一気に明るくなりました。 吹奏楽クラブの全国大会出場を祝う垂れ幕を背景に、子どもたちは元気に下校していきました。まだまだ真夏の色をした空に、校舎が心なしか胸を張っているように見えました。 校長 柏 【職員室の窓から】さぁ札幌へ!吹奏楽部が2年連続で、全国大会へ出場します! 24日(土)、奈良県で、関西小学生バンドフェスティバルがあり、本校の吹奏楽部53名が大阪府代表として出演しました。 曲目は、「斑鳩の空」。指揮は、音楽のI先生。 2年続けての全日本小学生バンドフェスティバルへの出場が決まりました。 昨年は、「初の全国!」を目指して、チャレンジャーとして取り組んだ全国。 今年は、「2年続けて!」のプレッシャーを感じる本番になりました。指揮を振るI先生も、今年はとてもプレッシャーを感じているようで、悩み続ける日々を過ごしていました。特に吹奏楽の練習はとても地道なようです。最後の1週間は、子どもたちの演奏の「縦をそろえる」ことを頑張っていました。私にはよく分からないですが、全員の音をそろえることが重要のようで、何度も何度も練習していました。全員がそろうようになったと思っても、次の日休んでいる子が来ればまた、最初からそろえるみたいです。 吹奏楽の練習は、全員の心を一つにすることが求められるのだと感じました。 個人が上手に吹くことができればいいわけではないのですね。「一人でもミスをすると、全国はいけない」とよく言っていました。 そして、結果は全国出場。発表の時、うれしくて涙を流す男の子もいました。今年は、子どもにとっても、I先生にとっても、昨年以上に価値がある全国出場になりました。 教頭 河合 【職員室の窓から】日常の始まり1学期から、毎朝来ていた子どもたちです。 夏休みの終わりを実感します。 1学期は、「Y先生、教室へ行こう!」と声をかけていました。 しかし、昨日は、「Y先生、教室へ帰ろう!」。 これは大きな変化です。子どもたちにとって、教室がHOMEなのですね。だから、自然と「帰ろう」という言葉がでたのでしょう。子どもたちにとって、教室が居心地の良い場所になっているのかもしれません。 Y先生は、職員室にいたそうな顔をして、しぶしぶ教室へあがっていきました。 さぁ、2学期の始まりです! 教頭 河合 2学期が始まりました
本日より2学期が始まりました。
自由研究の模造紙や工作などの作品を両腕に抱えながら登校して来た子どもたち。日差しはまだまだ夏真っ盛りという感じです。元気いっぱいあいさつをする子もいますが、今日はまだ眠〜い……という感じの子も少なくありませんでした。 始業式では、吹奏楽クラブの全国大会への出場を報告。全校で喜びを分かち合いました。 また、転入生がなんと10名もいて、一人ひとりの紹介のたびに、各クラスは大歓声!新しい仲間を笑顔で迎えることができました。 更に、この春一旦退職されていたA先生の2学期からの復帰の報告とあいさつがあり、これもまた大歓声! そんな感じで、まだ眠〜いという感じの子達も、目の覚めるような始業式となりました。 夏の思い出を心に刻んで、2学期がスタートしました。 改めてどうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 吹奏楽クラブ 全国大会へ!
本日、奈良県の橿原文化会館にて関西小学生バンドフェスティバルが開催されました。近畿各地から選ばれた13校のうち、上位2校に入ることができれば全国大会へ駒を進めることができます。
演奏したのは『斑鳩の空』。この大変難しい組曲を子どもたちは夏休み返上で練習に励んできました。奇しくもその奈良の地で全国大会への出場を勝ち取りました。 結果発表の瞬間は奈良公園でお弁当を食べる前に迎えたのですが、それはもう大歓喜!みんな大爆発!泣いている子もたくさん! 果たして人は人生で何回「嬉し涙」を流す経験をするのでしょう。ほんとにそれは幸せなことだし、また何より、仲間と力を合わせて努力を重ねた結果だと思いました。 ひとしきり感激に浸ったあと、魔法が解けたように鹿と全力でたわむれる石小っ子。これもいつも通り。 さて、全日本小学生バンドフェスティバルは10月26日(土)会場はなんと札幌です(札幌コンサートホールKitara)。応援をどうぞよろしくお願いいたします。 校長 柏 吹奏楽クラブ 大阪府吹奏楽コンクール手前味噌ですが、安定感のある、小学生離れした演奏でした。 次は8月24日(土)の関西バンドフェスティバル。そこで選ばれたらいよいよ全国大会です。 引き続き応援をよろしくお願いいたします。 ※演奏中は写真撮影禁止でしたので、これは記念写真撮影直前の様子です。 校長 柏 平和登校日今日は8月6日です。 昔、日本は戦争をしていました。3年生で習う「ちいちゃんのかげおくり」や4年生で習う「一つの花」はまさにこの時代の悲しい物語です。 79年前の1945年8月6日、広島に原子爆弾が落とされ、8月9日には長崎に原子爆弾が落とされ、その2発の核爆弾で、およそ30万人の命が失われたと言われています。30万人というのは、池田市の人口はおよそ10万人ですから、池田市3つ分の命が失われたことになります。 そしてその年の8月15日に戦争は終わるのですが、そんなこともあって、8月はあらためて平和について考える月と言えます。平和登校日があるのも、テレビなどでこの時期に戦争を扱った番組が流れるのも、そういった理由です。 今日本は戦争をしていませんが、ニュースを見れば、世界中のあちこちで戦争が起こっていることが分かると思います。戦争で悲しい思いをしている子どもたちは世界中にたくさんいます。 戦争はよくない。平和は大事。みなさんにはそのことをあらためて考えてほしいと思います。 でも、遠い世界の平和を願うだけでなく、まずはみなさんの周りで平和を作ってください。 平和が大事!と言いながら、友達とケンカしたり、悪口を言ったりしていませんか。 友達や家族、自分に関わるさまざまな人たちを大事にしていますか? ありがとうときちんと言えていますか?ごめんなさいと素直に言えますか? いろいろな人に感謝していますか? 平和を愛するということは、遠くの平和も、近くの平和も大事にするということです。 ぜひ今日は、そのことをしっかりと考える1日にしてください。 校長 柏 【6年臨海】追加 その2
臨海学舎から10日ほどが経ち、日焼けの跡もずいぶん落ち着いてきた頃かと思います。
明日は平和登校日で子どもたちも久しぶりに顔を合わせますので、耳の奥の波の音が消えないうちに、と思い、スマホではないカメラで撮影していた写真をまとめましたので追加しておきます。 通り過ぎればあっという間ですね。 校長 柏 キッズランドで巨大しゃぼん玉子どもたちが楽しめるいろいろな遊びのコーナーが用意されていましたが、ひょんなことから、私が「巨大しゃぼん玉」のコーナーをすることになりました。 これは私が細河小学校で担任をしていたときに、児童会行事の出し物として何度か取り組んだものです。参考までに、以下に準備の手順を書いておきます。準備、片付けが大変ですが、ぜひご家庭でもチャレンジしてみてください。(自由研究にも使えます) 【必要なもの】 ・台所用洗剤(界面活性剤30%以上のもの) ・洗濯のり(PVA) ・針金ハンガー ・毛糸 ・たらい(丸めた針金ハンガーが入るサイズ) 【手順】 ・針金ハンガーを丸い形にします。 ・針金ハンガーに毛糸を巻き付けます(しゃぼん玉液の持ちを良くするため)。 ・しゃぼん玉液の混合比は以下の通り。 水:洗濯のり:洗剤 → 8:1:1 水はなるべくきれいな水で(浄水器をつかうなど)。 ※洗濯のりを入れることで、粘度が大幅に上がります。更に砂糖を加えるなどの方法もありますが、片付けのことを思うとおすすめはしません。 ※かつては、ビニールプール一杯のしゃぼん玉液を作って、フラフープを使って、「人の入れるしゃぼん玉」をしたこともあります。 今日は、他のコーナーを見に行く余裕はありませんでしたが、しゃぼん玉に集まった子たちは、常識はずれのシャボン玉の大きさに驚いていました。うまくいけば5mくらいの長さのしゃぼん玉ができますからね。 子どもたちは、走ってみたり、回ってみたり、ねじってみたり、どんどん試行錯誤を繰り返しつつ、いろいろと楽しみ方を発見していきます。 「校長先生!水の呼吸!」と言いながら振り回している子もいました。ほんとにこういうの、楽しいなあと思いました。 子どもたちが全力で遊べる場所を提供するという意味で、ほんとに地域に皆様にお世話になっています。今後ともよろしくお願いいたします。 校長 柏 |
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