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2月の院内学級

 2月も院内学級で楽しく過ごした子どもの姿がありました。今月に限らずいつの子どもさんも院内学級で楽しく過ごしてくれました。
 しかし、院内学級に入りたての時はそうとも限りません。治療や検査が気になる、ゲームやネットがしたいなど、病室を出たがらない子どもさんもいました。素直な気持ちですから無理強いはできません。
 それでも、声掛けを重ねるうちに、そして、体調の回復とともに院内学級になじんでくれました。気の進まない表情だった子どもが普通に来られるようになり、やがて開始時刻より早く院内学級前で待っている姿や終了時刻を過ぎても遊んでいる姿を見ると、担当している私は態度こそ変えませんが「よっしゃ!」と心の中で叫んでいます。(失礼しました)
左写真:2月の掲示板
中写真:2月のトピックス 今月はレトルトカレー
右写真:院内学級の棚。子どもたちが大好きなゲームや工作の材料でいっぱい。

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1月の院内学級

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 1月の大雪の日、院内学級の大きな窓には、非日常を感じさせる雪景色が水墨画のように広がっていました。そんな今月も園児と小学生が、温かい院内学級の教室で楽しく過ごしました。
 いつもお伝えしていますが、初めての院内学級に来た時には、ゲームや工作をします。そして雰囲気に慣れてくると、小学生は少しずつ学習をします。最初は学校の課題や宿題から始めます。さらに本人の得意なことをもっとやり、あるいは苦手なことにじっくり取り組みます。今月もしっかり勉強できました。
 学校に戻った時に、少しでも不安のないようにしていくことも院内学級の努めです。

(写真左)院内学級からの冬景色。手前にあるのは、子どもたちのつくった紙飛行機とレゴの作品です。
(写真中)1月の院内学級掲示板:今月のトピックスは、1月9日の「とんちの日」にちなんで「なぞなぞ」です。全部で14問を出しました。


12月の院内学級

 12月になると、院内学級の大きな窓からは、黄葉した五月山や日が早く沈む街並みがよくわかりました。そしてあっという間に12月も終わろうとしています。
 今月も院内学級では、2人の子どもたちが勉強、工作、ゲームなどで楽しく過ごしました。そこで、クリスマスに合わせた工作を紹介します。一つは「スノードーム」(左写真 奥側)です。ガラス瓶の中のサンタやツリーがクリスマスの雰囲気を表現します。工作が苦手な子どもが作っても見栄よくできます。もう一つは、折り紙で作るクリスマスリース(左写真 手前)です。ネット上にある作り方を参考にしました。簡単に作れるパーツを組み合わせるだけなので、子どもたちはすぐに折り方を覚えました。小さなサンタのイラストをつけると一層雰囲気が出ます。11月から始めましたがどの子にも喜んでもらえました。
 寒い冬ですが、少しでも暖かい気持ちになってもらい、早い病気快復を願っての12月でした。
(右写真:12月の院内学級掲示板 トピックスはノーベル賞について)
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11月の院内学級

 今月も園児と小学生が院内学級で楽しく過ごしました。初めてきた子どもさんと遊ぶには、何といってもジェンガが一番です。そのあとは、プラ板やトランプ(またはUNO)が定番でしたが、今月は、コマ回し、けん玉、紙飛行機などで盛り上がりました。最初はうまくできなくても、少しコツをつかむと瞬く間に上手になっていきます。
 そして、いつの子どももそうですが、入院以来久しぶり屋上に出ると解放されたようで、うれしそうな表情を見せます。さすがに飛び跳ねはしませんが。池田病院の屋上は、五月山が一望でき、とても良い景色です。山は黄色く色づき、冬が近いことを教えてくれています。

(写真左)11月の院内学級掲示板:トピックスのテーマは「紅葉」でした。
(写真右)学習園でチューリップの植え付け:この春の収穫した球根は小さいのが多かったので新たに買い足しました。色も白色と黄色を増やしました。

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10月の院内学級

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 今月もいろんな年齢の子どもたちが院内学級で楽しく過ごしました。院内学級のある病棟は小児科が中心です。乳児、幼児、小学生から中学生までのお子さんが入院してきます。本院内学級は、小学生を対象としていますが、本人やご家族の希望があれば、小学生以外でも入っていただいています。さすがに乳児は無理ですが。
 今月は幼児から中学生までが同時になることがありました。同時といってもコロナ禍ですので、時間を区切った個別対応です。「レゴ」で遊んで、次に「数学」の勉強、そして「工作」という感じでした。時折、大人の患者さんが通りがかりにご覧になられますが、通られる度にその変化に驚かれたかもしれません。

(写真左)10月の院内学級掲示板:トピックスのテーマは「運動会」でした。紅白帽誕生も紹介しました。
(写真中)学習園のサツマイモ収穫:10月27日。今年は大豊作。重さで昨年の3倍、56個も獲れました。
(写真右)9月、10月工作の「ハロウィンドーム」:子どもたちは喜んで作ります。

9月の院内学級

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 今月は大学の看護学部の学生さんが、病院実習の一つとして、複数のグループに分かれて見学に来られました。その中で、よくあった質問が「どんなカリキュラムで、一日何時間勉強するのですか?」でした。それに対して、「もし皆さんが手術を受けた直後に、病室で勉強したいと思いますか?違いますよね。子どもなら、なおさらです。院内学級に初めて来た子どもには、体調を見ながらゲームや工作をして楽しく安心できる場所と覚えてもらいます。慣れてきたら学習も進めています。」と答えています。
今月入院したあるお子さんとは、当初「慣れたら勉強しようね」と約束したのですが、残念なことに発熱で活動回数が減りました。体調がよくなり院内学級に来られるようになると、ゲームをたくさんしました。そしてそこで退院となりました。学習を最優先するのでなく、気持ちを大切に子どもさんに向き合っています。
(写真左)9月の掲示板。トピックスは、新米の季節にちなみ「お米」です。
(写真右)学習園のサツマイモです。今年は大きく元気に成長しています。

8月の院内学級

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 先月下旬から学校は夏休みになりました。では、院内学級はどうなるのでしょうか?開いてる?閉まっている?実は夏休み中も、多くの日は開室しています。夏休みだからこそ手術や治療ができる場合もあるからです。実際、今月はコロナ禍で入院予定を取りやめたケースなどもあったようですが、それでも3名の子どもさんが来てくれました。
 どの子も初めて教室を入るなり、面白いものや楽しそうなものを見て、興味津々のようでした。手術や治療がありましたが退院まで楽しく遊びました。
(写真左 写真中)8月の院内学級掲示板:トピックスは「〇〇甲子園」です。高校野球以外での全国競技大会のことです。その中から「ダンス甲子園」と「書道パフォーマンス甲子園」を取り上げました。
(写真右)学習園のサツマイモ:今年は例年よりかなり大きく育っています。でもなぜか、花壇(土)から飛び出し、外へ(コンクリート)へ伸びています。とにかく元気です。

7月の院内学級

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 今月も院内学級で学んだ子どもさんが、心身とも元気になって退院していきました。いつの子どもの時もそうですが、退院してからの毎日が良き日々になるようにと願って送り出しています。
 写真左は「マリンドーム」という工作物です。全体はジャム、ほぐし鮭などのビンです。底には海底に見立てたスポンジを貼ります。そこへプラバンで作った海の生き物を貼ったり、差し込んだりして並べます。モールで作ったサンゴも付けます。色付きのビーズなども入れます。そこに水を入れ、蓋をすると小さな海底の世界が出来上がります。ビンを逆さにすると、ビーズがゆっくりと水の中で舞い、魚たちが泳ぎ、ファンタジーな世界が広がります。この夏に病院に来た子どもたちに楽しんでもらおうと思っています。
 写真右は、今月の掲示板です。トピックスは、花火とウナギを取り上げました。

6月の院内学級

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今月も子どもたちが院内学級で楽しく過ごしてくれました。年齢も様々です。遊んでいるときは結構にぎやかで、うるさくないか心配なぐらいです。
 さて、病院では入院すると退院まで外出ができません。さらにコロナ禍で、病院全体で面会禁止です。子どもには例外があり、保護者がずっと一緒なら付き添いができるようです。ただ、親が一度付き添うと「外のコンビニへ買い物」とか「家に忘れ物」でも出られません。お風呂も2日に一度、病院のシャワーだけです。洗濯もフロアーの洗濯機でします。そのため付き添いのない子ども多くいます。これが子どもには重く、高学年でも淋しがる子が何人もいました。こればかりは薬も効きません。さすがに中学生になると親がいなくても平気です。
写真左 6月の院内学級掲示板:トピックスは「時の記念日」に合わせて「時間」でした。
写真右 屋上学習園:学校から移植した朝顔の花が開きました。小学校では当たり前ですが、病院では貴重です

5月の院内学級

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 今月も院内学級には入級があり、楽しく活動ができました。
さて、初めて院内学級に来るどの子どもも、喜んで来るとは限りません。病気やその治療で体調がすぐれないはもちろんですが、「入院中になぜ勉強?」とか、他にも「なんとなく気が乗らない」と感じる子もいます。特に午前中はその傾向があります。それでも体調回復と共に、「病院にも楽しい場所があったんだ」や「退屈しなくていい」と思うようです。学習でも「苦手なところも周りを気にせずじっくりやれる」となり意欲がでてきます。そうやってみんな元気に退院していきます。
(写真左) チューリップ球根の収穫  5月13日
(写真中) サツマイモの苗の植え付け 5月26日
(写真右) 5月の院内学級掲示板

4月の院内学級

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 ここは、学校から離れた池田市民病院にある院内学級の様子をお伝えするページです。
 院内学級とは、病気治療のため入院している子どもの学校復帰をスムーズに行うための教室です。市民病院の東病棟4階に教室があります。五月山が真正面に見える景色の良いところです。「教室」といっても普通の学校のように授業が中心ということはありません。心も体も元気になってもらうことが一番大事なことですから、楽しいゲームや創作活動を多く取り入れています。回復状況を見て学習も増やしていくという感じです。
 屋上には専用の学習園(花壇)があります。いつの子どもも主治医から許可が出て屋上に出られると大喜びです。屋上をぐるぐる回り、景色を眺め、学習園の草花に水をあげています。
 一人ひとり個人の様子をお伝えすることはできませんが、楽しみながらがんばる子どもたちの雰囲気を1年間お伝えしていきます。
(写真左)今月の院内学級前掲示板
(写真右)今月の学習園(たくさんのチューリップが咲きました)

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