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3月の院内学級(その3)

 作品紹介の続きです。ほとんどの子どもたちが遊んだレゴの作品です。
(写真上)定番の乗り物のようですが、どのような仕組みなのかは、本人のみぞ知るです。
(写真中)緑のベースを使ったおうちです。とてもしっかりとした重厚感あるものです。家の中も作っていましたが、屋根で完全にふさいでしまいました。
(写真下)これもお家です。作者は、部屋の機能をしっかりと表現していました。実は写真は、かたずけ始めたときのもので、少しくずれています。完全品をお見せしたかった!
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3月の院内学級(その2)

 子どもの作品紹介の続きです。
その2では、アイロンビーズ作品を紹介します。
(上写真)非対称系の模様ですがバランスがいいですね。
(中写真)上の2つの作品の元枠は四角なのですが、全部使わず見事に作品にしています。
(下写真)少ないドットですが、犬の表情がわかるようです。右の小動物もかわいい表情です。
その3に続く。
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3月の院内学級(その1)

 3月もあとわずかとなりました。今年度も1年間で入級、通級合わせて40名の子どもたちが院内学級で過ごしました。入院に伴う活動ですので期間の長い短いはありますが、全員が元気に退院して行きました。
 今年度は、院内での様子を活動別に紹介をしてきました。個人紹介することはできないからです。最後の3月は、一人ひとりの作品の中から運よく(?)写真に残すことのできた作品の一部を紹介します。
その1は、“ドーム”です。
(中写真)子どもが「ハロウィンドーム」を持っています。
(下写真)子どもが「スプリングドーム」を持っています。
2人のお子さんとも、とても満足そうでした。その2に続きます。
(上写真)3月の院内学級掲示板です。イラストは、卒業をテーマとしました。


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2月の院内学級

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 寒暖を繰り返した2月も終わりとなりまた。もっとも、院内学級のある病棟はエアコンのおかげでいつも快適です。今月も子どもたちが遊び、工作、学習に楽しい時間を過ごし、そして元気に退院していきました。
 さて、今年度続けている院内学級の活動紹介です。今月は工作一番人気の「ドーム」を取り上げます。
 基本的にはネットで紹介されている「マリンドーム」と同じでが、夏の「マリンドーム」、冬の「スノードーム」に加えて、秋の「ハロウィンドーム」、春の「お花畑ドーム」を見本として用意しています。(写真左)ドームの中はキャラクターや背景によって物語の1シーンを表し、瓶を振ると中に入れたビーズがふわりと動くのでファンタジーな世界が広がります。子どもたちはこの雰囲気が大好きです。
 院内学級では、中に入れるキャラクターや背景物はプラ板で作りますが、絵の苦手な子は見本を写し、得意な子は自由に描いています。プラ板の大きさや瓶の中での配置も規格化し、作成手順もわかりやすくパターン化しました。これらにより誰でも完成度の高い作品を作ることができます。スポンジやプラ板を固定するボンドが乾燥する時間がいるので、他の工作より時間はかかりますが、完成させた子どもはうれしそうです。そして大事なお土産として家に持って帰ります。
(写真右)2月の院内学級掲示板です。トピックスは「2月はなぜ28日か」などです。

1月の院内学級

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 1月も月末となりました。院内学級の大窓から見る五月山の景色はまだ寒々しいですが、日は少しずつ長くなっています。今月前半は子どもさんがいませんでした。本来はとても良いことなのですが、少し複雑です。池田病院の院内学級は、扁桃腺切除などの計画入院も多いので、学期初めは子どもさんが少ない傾向にあります。
 毎月お伝えしている院内学級での活動紹介です。今月は将棋です。院内学級では、普通の将棋セットと進める方向を示した初心者向きを用意しています。(左写真)好きな子どもさんは、教室に入ったとたん「やった将棋がある!」と飛びつきます。そして、他のことにあまり興味を示さず将棋一筋です。勝っても負けても時間が許す限り将棋です。それが退院まで続きます。多くの子どもと「対局」しましたが、最初は弱くても少し教えるとすぐにうまくなるのにはいつも感心します。中には「低学年だから手加減してやるか」と思って始めたら、こちらがこてんぱんにされてしまうほど強い子どもさんもいました。
(中写真)学習園のスイセンです。この冬の開花は、昨年度に比べ1か月も遅くなり心配していましたが、やっとたくさん咲きだしました。(右写真)1月の院内学級掲示板です。トピックスはお雑煮です。

12月の院内学級

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 早いもので年末を迎えました。今月も小学生が池田病院の院内学級で遊んだり勉強したりと、楽しくすごしてくれました。冬休みを利用した計画入院の子どもさんもいました。そして皆さん元気に退院していきました。
 さて、今月も院内学級での活動(遊びや工作)を紹介します。今回は「コマ」です。院内学級には、紐で回す「巻きゴマ」と手で回す「ひねりゴマ」があります。(写真左)最近の子どもたちは電子機器のゲームが大好きですからコマには興味などないだろうと考えていました。長らく遊び道具の隅にしまってあったのですが、ある時子どもがそれを見つけ、はまってしまいました。それ以降、目につくところに置いたので、低学年の男の子たちが飛びつくことになりました。
 その腕前はというと、ほとんどの子どもは上手ではありません。そこで紐の巻き付け方からコマの投げ方まで教えることになります。そして、何回も失敗したのちに見事に回ると実に満足そうな表情を見せます。デジタル遊びに慣れた子どもたちが昔ながらの遊びに夢中になっている姿に、なぜかうれしくなる今日この頃です。
(写真右)今月の院内学級掲示板
(写真左)クリスマス後に入れ替えた年末用イラスト

11月の院内学級

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 今月は一気に秋から冬になりました。院内学級の大窓から見える五月山は黄色や赤茶色でおおわれました。寒さを感じさせますが、病棟内は空調が効いて快適です。
 今月はチューリップの球根の植え付けをしました。4種類で約100個の球根です。(写真中)例年より遅い日でしたが、次の日に、お医者様から院内学級での活動OKの出た子どもが来たので、待てばよかったと残念に思いました。
 さて、今年度続けている院内学級の活動紹介です。今月は「グラスデコ」です。色付きボンドのような絵の具で、透明シートに絵を描いていきます。粘着性と凝固性があるので、描いた絵にふくらみが出てよい味わいになります。使い方は簡単!まず黒色で輪郭を描き、乾くのを待ちます。そのあと、図柄それぞれの枠の中に絵にあった色を流し込み、また乾くのを待つだけです。写真右は、院内学級の大窓に貼り付けてある高学年の子ども(今は二十歳前後です)の作品です。ステンドグラス調の傑作です。低学年では、普通の絵の具より塊を作りやすことがわかってくると、作品そっちのけで丸く固めることに夢中な子もいました。
 この工作のいいところは、絵の得意な子どもはもちろん、そうでない子も透明シートの下に描きたい見本を置いてなぞれるので、誰でも上手な作品がつくれることです。記念のおみやげになります。
(写真左)11月の掲示板

10月の院内学級

 日ごとに秋らしくなり、院内学級の大窓から見える五月山も黄色や赤色がぽつりぽつり見えるようになってきました。今月も4名の小中学生が教室へ来てくれました。長期の子どもはなく、みんな元気に退院していきました。
 今月はサツマイモの取入れを行いました。10本の苗から大中小合わせて36個(商品レベルのサイズは25個)でした。総重量で約7キロでした。(写真中)その様子は「学習園だより」で院内学級掲示板に掲示しています。
 今月も院内学級での活動(遊び工作)を紹介します。今回はバランスゲーム(ジェンガ 写真右)です。どのご家庭にもある普通のゲームです。ルールを覚える必要がないのですぐ始められる。いつ崩れるかわからないドキドキ感がある。だから、緊張しながら初めて教室に来た子どもでも、「ガシャーン」とブロックが崩れると気持ちがほぐれていきます。また、子どもたちは黄色は「だし巻き!」赤は「マグロ!」と呼んで楽しんでもいます。院内学級で「バランスゲーム」は「ボクだいじょうぶかな?」という不安の敷居を低くする魔法のゲームです。
(写真左)今月の院内学級掲示板 トピックスは推理小説を取り上げました


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9月の院内学級

 先月は夏休みを利用した計画入院で多くの子どもがいた院内学級でしたが、今は子どもにとって大切な運動会シーズンでもあり、計画入院もないようです。今月は小学生と中学生の子どもさんが一人ずつ来てくれました。
 さて、今年度は院内学級での活動を紹介していますが、今月は「学習」をとりあげます。入院中の学習では、主に学校の宿題や苦手分野の復習を行います。入院期間が長期になると欠席中の授業の補填や学校授業のリモート受講のフォローが中心になります。時間的には一日2〜3時間程度です。退院前で学校復帰が近いと、検査やリハビリもある中で4時間以上学習する時もありました。教科としては、算数(数学)、国語が多いです。
 院内学級の出入口は常にオープンなので、誰でも病棟廊下から教室の様子を見ることができます。ある時、中学生と学習していると、通りがかりの大人の患者さんから「今日は、珍しく本格的に勉強しているね」と声をかけていただきました。この教室では遊んでいたり工作をしていたりする印象が強かったのでしょうね。確かに日頃は、短期入院が多いので学習より工作やゲームが多いのは間違いありません。
(写真左) 9月の院内学級掲示板
(写真中) 掲示板トピックス 東経135度子午線 3か月連続連載も終了です
(写真右) 屋上学習園 立派に育ったサツマイモの苗 10月末に収穫です

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8月の院内学級

 夏休み中ですが、院内学級では今月も18日間開室しました。手術などで計画的に入院する子どもたちのためです。実際に7名の子どもたちが14日間に渡って院内学級に来てくれました。昨年は、コロナ感染拡大期で少なく今年の多さが目立ちます。
 病院内外の方からよく「夏休みでも勉強するのですか」と聞かれます。そのときは、「子どもさんの希望があれば宿題のアドバイスをします。」と答えています。もちろん子どもさんの体調優先です。宿題が終わったとき、あるいは持っていないときは、ゲームや工作などの院内学級のお馴染みのメニューで存分に遊びます。外で遊べない、友達と遊べないからでしょうか。どの子も夢中になって遊んだり作ったりしていました。
 また、園児や小学校低学年の子どもたちには保護者が付き添います。院内学級で子どもさんが遊んでいるのを見られると、保護者の方も病室での「つきっきりから解放」されたようで、多くの方に感謝の言葉をいただき、保護者の方のご苦労が伝わってきました。
写真左 今月の院内学級掲示板 トピックスは7月に続き「135度子午線」です。興味深い話題です。
写真右 院内学級から北側の大窓からの風景 「火で『大』の字が見えるんだよ」と子どもたちに「がんがら」の話をしました。山の中央で色の薄くなっているところです。

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7月の院内学級

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 学校は夏休みになりましたが、院内学級では多くの日を開室しています。夏休みだからこそ手術や治療にくる子どもたちがいるからです。実際、夏休み前から2名、夏休みに入ってから3名が来ています。体調に合わせて遊んだり、学校の宿題をしたりしています。
 さて、院内学級の活動紹介です。人気のある遊びの一つに、「レゴ」があります。自分の好きなものを思うように作れることが大きいのでしょう。園児が遊ぶときは、保護者や院内学級担任も一緒に作ることが多いのですが、ピースの取り合い(?)になることもあります。また、すぐに始められて、途中で止めても後で続けられるのもいいですね。一度だけ、退院の日にレゴで遊んでいた子どもが、とうとうその時間が来て途中で終わることになり、すごく残念がっていたということもありましたが。
写真左:大きなシートを広げて、レゴで思いっきり遊びます。左上、右下は子どもの作品です。
写真中:学習園のアサガオです。今年は土が固いためか、昨年ほど葉やツルは大きくなっていません。花の数も少なく毎日に2個程度です。
写真右:7月の院内学級掲示板です。トピックスは7月13日の日本標準時制定記念日に合わせて、135°子午線を取り上げました

6月の院内学級

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 今月も小学生と幼稚園・保育所の子どもたちが、院内学級で遊んだり学んだりして、楽しく過ごしました。そして元気に退院していきました。
 屋上の学習園ではサツマイモとアサガオを植えました。今ではすっかり根付いて元気に育っています。(写真左)
 さて、院内学級の遊びで男の子に人気のあるのが、紙飛行機です。院内学級ではA4のコピー用紙を使います。最初は自由に作って飛ばしますが、途中からはもっと飛ばしたい思う子には、本格的な折り方を紹介しています。自分でネットから探してくる子どももいました。飛ばし方も最初は力任せに一気に投げますが、たいてい距離は出ません。しばらくすると軽く押し出すように投げるのがいいと気づきます。空気に乘って滑るように飛んだときには歓声が上がります。周りで見ている看護師さんや大人の患者さんも感心してくれます。(写真中 飛ばしすぎてぼろぼろの紙飛行機たち)
 6月の院内学級掲示板。(写真右)トピックスは「和菓子」です。6月16日は和菓子の日です。ご存じでしたか?「回転焼き」「御座候」「大判焼き」「今川焼」の違いをご存じですか?

5月の院内学級

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 今月からは活動別に子どもたちの様子をご紹介します。
 院内学級で行う創作活動で最も人気があるのは、なんといっても「プラ板」です。人気の理由は、好きなキャラクター(ポケモン、ドラえもん、アンパンマン他)を無心で作れることにあると思います。手術や点滴を終えたばかりで沈んでいる気持ちも吹き飛ぶのでしょう。透明板を使うので、絵が苦手な子もキャラクターを簡単に写すことができるのも大きいと思います。
 幼い子は、板をオーブンで焼く時、板が丸くなって変形しても最後は小さく元の形になる様子が、不思議なのでしょうね。食い入るようにオーブンの窓を見ています。子どもの嬉しそうな笑顔は本当にいいですね。2つ目3つ目をせがむ子がほとんどです。完成した作品は、お土産として子どもが持って帰ります。
写真左:子どもへの見本用プラバン
写真右:5月の院内学級掲示板

4月の院内学級

 新しい年度が始まりました。院内学級のページへようこそ。
 院内学級は、池田小学校から少し離れた市立池田病院の東病棟4階にあります。病気やケガで入院している子どもたちのための教室です。入院している子どもたちが心も体も元気になって、不安なく学校に戻ってもらうことを一番の目標にしています。その活動は、学習(授業や補講)、工作活動、ゲームなどの遊びからなっています。子どもが院内学級に初めて来たときは体調も回復途上ですから、ゲームや工作を多くしています。その後、回復の様子に合わせて学習も増やしていくという感じです。もちろん、病状や注意点は、病院のお医者様をはじめ看護スタッフの方とは十分に連絡を取り合って進めています。
 このページでは、子どもさん個人の状況はお伝えすることはできませんが、来月から工作やゲームを個別に紹介していきます。その中で子どもたち(過去数年間の入院患者さん)の楽しんでいる様子をお伝えします。
写真左:院内学級教室
写真右:院内学級教室掲示板

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