赤い羽根募金、1年 糸つむぎ体験、5年 作ったお米をいただきます!
- 公開日
- 2025/11/26
- 更新日
- 2025/11/26
日々のできごと
今朝は代表委員のメンバーが、正門で赤い羽根募金の活動をしました。
よく見ると、募金箱には「緑の募金」と書いてあります。使い回しだとしても(特に通りすがりに募金してくださる方に)誤解を生むので、途中から箱を裏返して募金を呼びかけました。皆さん、ご協力ありがとうございます。
今日忘れてしまった子も、明日も募金活動をしますのでよろしくお願いいたします。
さて、1年生は国語で『たぬきの糸車』というお話を学びます。それに合わせて今年も池田市立歴史民俗資料館の方をお招きして、糸つむぎ体験を行いました。本校は春からワタを育てていましたが、それを活用しての学びとなります。
まず、綿繰り機を使って、種取りの作業をします。それから、糸車を使って、ワタを糸に紡いでいきます。物語では「キーカラカラ、キークルクル」と表現されています。実際の音はそんな感じではないのですが、糸車の回る音に耳を澄ませながら、ワタが糸となっていくのを楽しんでいました。オノマトペの楽しさですね。
糸つむぎは慣れるまでは大変なのですが、コツがわかると、魔法のように糸が伸びていきます。子どもたちはできた糸の長さをうれしそうに比べっこしていました。
あと、たぬきがかかってしまったワナの模型もあって、その仕組みも知ることができました。
昔話の世界を現代の子たちが生き生きと理解するために、歴史民俗資料館にはこんな感じで毎年お世話になっています。ありがとうございます。
そんなふうに多目的室で糸つむぎ体験の様子を見ていると、奥の家庭科室から音が聞こえます。行ってみると、5年生の調理実習、それも、育てたお米を使っての調理実習でした。
田起こしから代かき、田植え、草抜き、そして稲刈りと、子どもたちが育ててきたお米。今日はシンプルにおにぎりを作るとのことでした。
「赤子泣いてもふたとるな」と、炊き上がるのをじっと待ち、満を持してふたを開けると、ふわっと、なんともいい匂いの湯気が上がります。よくかき混ぜて、お弁当箱に入れてよく振って、簡単おにぎりの出来上がり!
いただきます!の声とともにかぶりつくようにして食べると、あちこちから「おいしい!」の声が笑顔とともに上がりました。
私も分けてもらいましたが、ほんとにおいしい!シンプルな塩おにぎりなんですけどね。
米作りの苦労のほんの一部を経験しただけですが、収穫の喜びをより豊かに味わうことができました。
校長 柏