5年生 米づくり(草取り)
- 公開日
- 2024/07/04
- 更新日
- 2024/07/04
日々のできごと
田植えをしたのが6月5日でしたから、それからほぼ1ヶ月。5年生は本日、お借りしている田んぼまで草取りの作業に行きました。
その田んぼは私の通勤路にありますので、毎日その成長の様子を見ていますが、梅雨入り後の成長はまことに著しく、小さな田んぼですが、青々とした稲が風に波打つくらいになっています。
無農薬で育てていますので、こまめに草取りをきちんとしておかねばなりません。
しかし、生き物というものは実によくできていて、明確に雑草と分かるものはいいのですが、素人がちょっと見ただけでは、どうにもこうにも稲と全く見分けがつかない、というものもあります。
それが、2枚目の写真、左側の子が手に持っている「ヒエ」がそれで、全くもって稲とそっくり。ヒエと思って抜いていたら、ことごとく稲だった!ということもあるそうです。また、生えるのもだいたいイネの近くだそうで、なんというか、昆虫などの「擬態」そのものだと思いました。どこでそんな知恵をつけたのでしょう。
というわけで、田んぼの持ち主の方からは、「ヒエはあとで抜くので、コナギなど、分かりやすいものを抜いてね」という指示がありました。「根っこから抜かないと、また生えてくるからね」とも。
元気いっぱいの5年生、一斉に草取りの作業スタート!というところで、実は私は市役所に出張のため、その場を後にしました。
給食後5年生の女の子(カエルが好きで、代かきも田植えもカエルに夢中になっていた子)に「どうだった?」と尋ねると、「みんな最初は勢いよく草取りをしていたけれど、だんだんとカエルを追いかけたりしてました。私以上に。」とのこと。確かに腰をかがめて大変な作業ですからね。ほんとに「遊びをせんとや生まれけむ」です。
校長 柏