心のノート!!
- 公開日
- 2020/10/23
- 更新日
- 2020/10/23
日々のできごと
昭和33年に創設された「道徳の時間」は、現在、特別な教科「道徳」として新たなスタートを切っています。道徳科という教科になったために、教科書も誕生しました。ただ、教科になる前から、読み物資料等を使って、よりよく生きることについて、子どもたちと一緒に考えていたので、授業内容に大きな変更はありません。
今から15年以上も前に、文部科学省が、「心のノート」という副読本を作成し、全国の小・中学校に配付しました。心のノートの中には、拡大コピーをしてポスターとして掲示したいなあと思うようなページが多くありました。石橋小学校の廊下等に、この心のノートの抜粋ポスターを何枚か掲示しています。
6年生の教室の前には、「この学級に正義はあるか!」というポスターがあります。これは、中学生用の心のノートに掲載されているページです。正しいことを正しいと言える人になって欲しいと思います。「いじめ」の問題は、傍観者の存在が鍵になることがよくあります。関係者ではないのですが、見て見ぬふりをすることで、いじめが助長されたり、発見がおくれたりしていきます。友だちに対して、嫌がることをしたり言ったりする仲間がいた時に、どうするか。本人に言えなくても、こっそりと誰かに相談することはできると思うのです。正しいことを正しいと言うには勇気が必要です。このポスターには、勇気を持って、つらい思いをしている仲間のために動いて欲しいというメッセージが込められています。高学年にふさわしいポスターだと考えます。
その他、自然の美しさを感じるポスターや生命誕生の尊さを感じるポスター等があります。忙しい日常ではありますが、大人も子どもも、自然の美しさを感じる時間を作りたいものです。
かなり前に石橋小学校に寄贈していただいた「池田の地名」を書いた書が、校長室に掲示されていました。今回、児童が見える場所に移動いたしました。お孫さんが石橋小学校の児童にいて、あの書は自分の祖母だと報告に来てくれました。とっても嬉しいことです。