5年 しめ縄づくり
- 公開日
- 2024/12/13
- 更新日
- 2024/12/13
日々のできごと
5年生の米作りは、家庭科で作ったお米を食すところまでは終わりました。それで完了……かと思いきや、まだそうではありません。
残っているのは、わらの活用です。というわけで、本日、育てたお米のわらを使って、しめ縄づくりをしました。
まずはA先生が、3色のビニール紐を使って、編み方をレクチャーしました。女子から「三つ編み?」という声が聞こえましたが、また違います。共通しているのは、「根元に向けてキュッとキツめに締めていく」ということでしょうか。「しめ縄」というくらいですから。
私も一緒にやりましたが、かなり力を入れても、わらは切れることもありません。驚くほど丈夫です。
まあでも、わらじにしたり、蓑や笠にしたり、屋根につかったり、昔話で出てくる風景には、必ずわらがありますからね。そういえば、5年生の国語の教科書に長年載っていた作品に『わらぐつの中の神様』という物語がありました。おばあちゃんとおじいちゃんの「ボーイミーツガール」の物語。教科書から外れた時に、とても残念に思いましたが、あれもまた「わらのある風景」でした。
閑話休題。ともかくわが国の文化として、米作りとは、米を食し、わらを活用するまでのことなんだなあと、だんだんと手際よくなっていく子どもたちの様子を見ながら思いました。
校長 柏