厳寒の朝
- 公開日
- 2025/01/10
- 更新日
- 2025/01/10
日々のできごと
今朝は聞いていた通り、この冬一番の冷え込み。
1時間目に体育だった2年生が、体育の前に昨日仕込んでいたいろいろなものが凍っているかをみんなで確認するというので見に行きました。
透明のビニール手袋に入れた水は、見事に手の形に凍っていました。子どもたちは大興奮!透明でキラキラの手。
それから、紙コップに入れていた水も凍っていました。プリンのように逆さにして取り出してみると、中の方は、空気と凍らなかった水がゆらゆらと揺れています。それがなんともきれいでした。
よく見ると、担任の先生方は素手でそれらを持って子どもたちに見せて回っています。手は真っ赤になっていますが、それでも笑顔で。いつだったか、「実は苦手なんですよね」と言いつつ、カブトムシの幼虫を手に持って、笑顔で子どもたちに見せて回っていたときを彷彿とさせる、プロ意識のなせる技だなあと思いました。
あと、バケツの水も凍っていました。一方、牛乳パックに入れた水は凍っていませんでした。置いた場所?紙の断熱効果?細長いから風が入りにくかった?などと、子どもたちはいろいろと推理していました。答えははっきりとは分かりませんが、かしこい子たちです。
今日の冷え込みを見込んで、昨日のうちに仕込みを入れていた先生方の感性にも頭が下がります。
3時間目、職員室から「すごい雪!」という声が聞こえました。校長室から外を見ると、大粒の雪が吹雪のように舞っています。ちょうど5年生が、クラスレクで遊んでいて、これからリレーをするところでした。
雪の舞う中、担任の先生も混じって、全速力で走る子どもたち。実に楽しそう。
休み時間には、雪を見てテンションが上がった子どもたちが、運動場にそれはもうたくさん出てきて、狭い運動場が子どもたちでいっぱい!中庭では大の字に寝転んでいる子も!
雪国に比べたら、寒さも大した事ないし、雪もほとんど降らない大阪ならではの冬の楽しみ。ただ、今年沖縄から転入してきた子がいるのですが、昼休みに校長室に折り紙を見せに来てくれたときに尋ねたら、「雪を見たのは初めて!」「すごく楽しい!」と目をまん丸にして答えてくれました。
校長 柏