2年図工 研究授業 それから4年 駅伝大会
- 公開日
- 2025/01/17
- 更新日
- 2025/01/17
日々のできごと
本日は2年生図工の研究授業。「はさみあーと」として、画用紙を「ギザギザ」や「うずまき」、「なみなみ」や「かくかく」といった形に自由に切り、それらを黒い画用紙の上に並べて、何かの形に見立てる、という授業でした。子どもたちは器用に、ときには体全体を使ってはさみを操り、思い思いの形を切り抜き、そしてそれらを黒い画用紙の上に並べていきます。乗り物に見えたり、動物に見えたり、あるいは恐竜に見えたり……。子どもたちの発想は面白いなぁと思いました。
本日講師としてお招きしたのは、京都市立芸術大学客員教授の東良雅人先生。元文部科学省初等中等教育局視学官という、図工・美術教育の最先端におられた方です。
作品を前に「うまく描けたね」というのは、活動の「過程」を知らなくても言える。そうではなく、作品に込められた願いや思いなど、その「過程」に共感する姿勢こそ教師は大切にすべきだということをはじめ、図工だけでなく、どの教育活動にも当てはまるお話がたくさん聞けました。今年度の、外部講師をお招きしての研究授業はこれで最後となりましたが、とても良い学びになりました。
さて、6時間目に、運動場から大歓声が聞こえてきました。4年生が学校の敷地全体をコースにして、「駅伝大会」をしていました。担任の先生に聞くと
「今日は『復路』なんです。『往路』はこの間終わりましたから」とのこと。箱根駅伝さながらの設定です。
駅伝となると自分だけのことではないので、みんな必死に走ります。走っている子を全力で応援し、ゴールするたびにチームで大盛り上がり。これもひとつの「過程が大事」という場面だなと思いました。
校長 柏