5年 人権学習研究授業 4年 人権の花表彰
- 公開日
- 2025/03/04
- 更新日
- 2025/03/04
日々のできごと
今日は人権学習に関わることが2つ。
まず、5年生で人権学習の研究授業がありました。「伝える力をパワーアップしよう」というテーマで、アサーションと呼ばれるコミュニケーションについて実践的に学びました。アサーションとは「自分も相手も大切にしようとする自己表現で、自分の意見や気持ちを率直に、その場にふさわしい方法で述べること」です。今日は「Iメッセージ」と「Youメッセージ」を比較しながら、グループごとにロールプレイを通して学ぶという授業でした。
これは我々大人も普段から活用できる話で、例えば「~することはよくない」ということを相手に伝えるのに、直接的に「(あなたは)こんなことすべきじゃない」と伝えると、場合によっては相手は自分が否定されたと受け取り、自分を守るために感情的に反論してくることにつながるなど、本来伝えたかったこともうまく伝わらないということになってしまうことがある。そこで同じ内容でも「こんなことをされると(私は)悲しい」と主語をIにして伝えることで、相手の心に届く、自分の思いも届けられる、という「アサーティブ」な状況になるというものです。
子どもたちはロールプレイをしながら、コミュニケーションの方法についていろいろと考えることができました。もちろん1回学んだだけで分かる、身につく話ではないので、我々大人も含めて、普段の生活の中で「気づく」ためのきっかけになったかなと思います。
さて、4年生は1月22日に、大阪府の人権擁護委員の方を招いて、いじめをテーマとした人権学習を行いました。また、「人権の花」として、2学期からパンジーやビオラをはじめとした草花を育てています。そんな実践に対しての表彰を本日、4年生の各クラスの代表を招いて行いました。「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」というキャラクターの人形もいただきました。(実はこのキャラクター、アンパンマンのやなせたかしさんのデザインなのです)
ということで、人権の花もきれいに咲いています。花は笑顔の象徴ですからね。みんなが笑顔になりますように。
校長 柏