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石 小 日 記

1・6遠足 それから5年米作りスタート【田おこし】

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

日々のできごと

 例年1年生と6年生がこの時期に五月山まで遠足に出かけるのですが、今年の目的地は「水月公園」。

 なぜそんな近場を設定したのかというと、5月13日(火)に「全校万博」が控えているからです。広大な万博会場で、1年生と6年生がペア活動をする予定ですので、今回はその練習として近場で実施したというわけです。


 とはいえ、水月公園までの道はそもそも狭く、また結構な交通量の道を横断せねばなりません。ですから6年生にとって、1年生に気を配りながら歩く、活動するという良い練習になったと思います。ペアの顔も覚えられたと思いますし。


 水月公園ではクラスごとに分かれて、鬼ごっこ(けいどろ)をしたり、遊具のところで遊んだり、ビンゴカードでフィールドサーチをしたり、近場なりに楽しいことをいろいろと準備していた感じです。

 遊具のあたりには人懐っこいネコがいました。子どもたちは名前で呼んでいましたから、ふだんからよく遊んでいるのでしょう。

 早春の頃には美しく花を咲かせていた梅林では、まだ青い梅の実が、それはもうたわわになっていました。

 一番下のグランドでは、大きなこいのぼりを背景に子どもたちが歓声を上げて駆け回っていました。それを散歩しているご年配の方々が見守っています。なんだか幸せな風景だなあと思いました。


 さて、5年生は本日から米作りが始まりました。まずその第一弾として、今日は「田おこし」を行いました。草を抜き、土を耕して乾かし、そして肥料(油かす)を混ぜ込みます。雑草の根を切り、空気を送り込むことで、米の成長をより促進するはたらきがあるとのこと。

 子どもたちは慣れない手つきで鍬やスコップなどを使って頑張って作業をしていました。

 まあでも、カエルが飛び出してきたり、土からミミズが出てきたりするたびに、子どもたちは大騒ぎ!まあそれもまた勉強です。

 なかなか出口の見つからない令和の米騒動の中、地域のご厚意で田んぼを貸していただき、米の生産を体験できるということは幸せなことだなあと思いました。

 秋に、みんなで作ったおいしいお米で舌鼓を打つのが楽しみです。


 校長 柏