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【修学旅行】原爆資料館見学
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
日々のできごと
昼食のあと、慰霊碑の前で集合写真を撮り、原爆資料館へ。
私は6年生を担任することが多かったので、恐らく10数回資料館には来ていますが、数年前に大規模改修されてから、ずいぶん展示の雰囲気が変わった気がしています。
以前の展示と比べると、「人」や「家族」に焦点を当てた展示方法になっていると感じました。ボロボロになった遺物ひとつひとつに、それぞれの人生があり、生きる喜びがあったはずで、それを奪った原爆への憤りを強く感じました。
間違えてはいけないのは、戦争だからといって何をしてもいい訳ではなく、民間人を無差別に殺傷した原爆は、その存在そのものが、戦時国際法違反であることです。日本人としてその事を忘れてはならないと改めて思いました。
暗いトンネルのような展示室を抜けると、平和公園の明るい景色が一気に広がります。いつ来てもそのギャップに戸惑わずにはいられません。
明日はここに天皇陛下が来られるということで、慰霊碑の前にはテントが張られています。混沌とした世界情勢の中、平和への祈りを捧げられるのでしょう。
子どもたちの未来が明るい、平和なものとなりますように。
校長 柏
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【修学旅行】広島に到着
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
日々のできごと
時間通りに広島に到着。暑すぎるくらいの晴天。
さっそく原爆の子の像に移動し、平和のセレモニーを持ちました。誓いの言葉、そして「折り鶴」を歌い、みんなで折った千羽鶴を捧げました。
その後爆心地、そして原爆ドーム、平和の灯、原爆慰霊碑を回って、これから昼食(広島のお好み焼き!)です。
校長 柏
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【修学旅行】龍野西SA
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
日々のできごと
最初の休憩場所、龍野西SA。
私は2号車に乗ってますが、子どもたちはごきげんに歌いまくっています。夜8時過ぎの石橋駅界隈みたいな感じです。
時計を見ると、まだ7時台やん!それも朝の!みたいな感じで。
空は曇り空。去年はこの先岡山を抜けるまでが渋滞ポイントでした。スムーズに行きたいものです。
校長 柏
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【修学旅行】出発しました
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
日々のできごと
おはようございます。
修学旅行の朝です。朝6時にアゼリアホールに集合でしたが、すでになかなかの暑さです。
例年秋実施の修学旅行ですが、今年は梅雨時の実施で、雨模様を心配していましたが、天気予報を見る限り大丈夫そうです。
この学年はいつもごきげんさんな雰囲気ですが、バスの中はいつもにも増してテンション高めです。今日から2日間、仲間と協力してしっかり学び、元気に活動してほしいと思います。
写真は出発式のようす。四つ葉のクローバーは見送りに来られた方が下さったもの。子どもたちの2日間が、安全で思い出深いものとなりますように。
校長 柏
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台湾との交流を振り返って
- 公開日
- 2025/06/17
- 更新日
- 2025/06/17
日々のできごと
6年生は明日から修学旅行です。ここで「リアルタイム報告」をいたしますので、ぜひこまめにご覧下さい。
さて、先週の台湾の小学生との交流について、毎週火曜日にある児童集会でいろいろと話そうかなと思い、原稿を用意していましたが、よく考えたら今日は児童集会が予定されていませんでした。せっかくなので、以下に原稿を掲載します。台湾と日本の関係について、意外と大人も知らないことが多いので、半分は先生方に向けて語るつもりで用意していました。
おはようございます。
明日から2日間、6年生は広島に修学旅行に行きます。80年前に人類史上初めて原子爆弾が投下された広島で、平和についてしっかりと考えてきたいと思います。
ところで、先週の台湾の小学校との交流、改めて素晴らしかったと感じています。お互いの吹奏楽の演奏で、たとえ言葉が分からなくても、人と人とはつながることができるのだと感じました。台湾の先生方からも、石橋小学校の子どもたちが笑顔で迎えてくれたこと、吹奏楽部の演奏が素晴らしかったことなど、たくさんお褒めの言葉をいただきました。
実は日本と台湾にはいろいろと歴史があります。
・1895年、日清戦争での日本の勝利により、清(今の中国)から割譲された。
・1945年、太平洋戦争の日本の敗戦により、日本から「中華民国」に編入された。
つまり、戦争がきっかけではありますが、50年もの長い間、台湾は日本の一部だったわけです。そのため、今でも、おじいちゃん、おばあちゃんの世代は、日本語が話せる人がたくさんいるそうです。
日本が植民地として支配していましたので、日本が台湾の人たちに大変な思いをさせていたこともありますが、一方で、学校を作ったり、道路や橋を作ったり、病院を作ったり、台湾の発展のために日本が頑張ったこともたくさんあります。特に、八田與一(はった よいち)という人が進めたダムの建設は有名で、1930年に10年かかって完成した、当時東洋一と言われた烏山頭ダム(うさんとうダム)は、別名「八田ダム」と呼ばれ、水不足や洪水を防ぎ、またダムの水のおかげで農作物もたくさん採れるようになるなど、台湾の人々の生活を守り、また台湾の発展の役に立ちました。残念ながら日本ではあまり知られていませんが、八田與一さんは今でも台湾で、とても尊敬されているとのことです。
台湾も日本も地震の多い国です。阪神大震災のときも、東日本大震災のときも、台湾は大きな支援をしてくれました。一方、台湾で地震が起きたときには、日本もできる限りの支援をするなど、お互いに助け合っています。
2011年の東日本大震災のあと、こんなエピソードがありました。ある人が台湾製のパソコンを修理しようと中を開けたところ、部品に「GOD BLESS JAPAN」と印字してあったそうです。日本語にすると「日本に神様の祝福がありますように」ということです。普通、見ることのない部品に、復興への祈りの言葉が書いてあった、というのは、本当に素敵な話だと思っています。
台湾を旅行したことのある人は、みんな「台湾の人は親切だった」「日本のことを大事に思ってくれている人がたくさんいた」と言います。それを聞くたびに、ありがたいことだなあと思っています。
今回、そんな台湾の子どもたちと交流ができた、ということは、本当にすばらしいことです。石小の子たちには、ぜひこの機会に台湾に興味を持ってほしい、そしてこれからの台湾と日本の友情の輪を広げてほしい、心からそう願っています。
校長 柏
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【5年米づくり】陸稲(おかぼ)栽培に挑戦、3年 道徳 研究授業、それからサプライズお別れ会
- 公開日
- 2025/06/16
- 更新日
- 2025/06/16
日々のできごと
ご存じの通り、5年生は今年も米作りに取り組んでいます。今回は番外編。
先日A先生から、「この前の田植えのときに苗が余ってたけど、それを分けてもらって、プランターでバケツ稲みたいにしたらどうかな」という相談がありました。早速田んぼの持ち主のTさんに相談すると、ほどなく、けっこうたくさんの苗が学校に届けられました。
想定していたよりもいただいた苗の量が多かったので、それならば、と今回チャレンジすることにしたのが、米の陸稲(おかぼ)栽培です。
水田ではなく、畑で稲を栽培することを陸稲栽培というそうです。アメリカのカリフォルニア米などは、基本陸稲栽培なんだそうです。収穫量は落ちてしまうけれど、ある意味効率の良い栽培方法なのでしょう。ということで、本日、Tさんのご指導を仰ぎつつ、学習園にて陸稲栽培チャレンジがスタート!さて、どうなるでしょうか。
さらに余った苗は、欲しい子が持ち帰っているそうです。ご家庭でバケツ稲などにチャレンジしていただけたらと思います。
1枚目の写真の一番下の右側は、家の家庭菜園で採れたナスをわざわざ持ってきてくれた男の子。
片手には分けてもらった苗の束。それから、夏の到来を告げるナス。せっかくなので、おいしくいただきますね。
2枚目の写真は、3年生の道徳の研究授業。「あと、ひと言」という教材。友達に危ない遊びに誘われて、自分は断ったけれど、止めるまではできなかった。その後、その誘ってきた子たちがけがをしてしまう、というお話。子どもたちには身近なテーマですし、これは大人が読んでも思うところはあるかな。断るだけでも難しい、ましてや注意する、やめさせるというのはなんとも。3年生の子どもたちは素直に意見を出し合い、しっかりと考えることができていました。注意する勇気も必要だし、注意されたときに素直に聞く、というのも大切だと感じました。
3枚目の写真は、6年生による、明日から産休に入る支援学級担任の先生へのサプライズお別れ会。私もたまたま足を運んだのですが、子どもたちの発案で準備していたとのこと。先生も涙、涙。いのちが生まれるということがどれほどの喜びなのか、子どもたちも実感できたかな。なんとも幸せで、あたたかいひとときでした。
校長 柏
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(6月14日)キッズランド 新入生歓迎会
- 公開日
- 2025/06/16
- 更新日
- 2025/06/16
日々のできごと
池田市の「子どもの居場所づくり推進事業」として行われている「キッズランド」の取り組みは、たくさんの地域の方々やPTAのみなさまのご協力もあって、さまざまなイベントが開かれ、子どもたちも毎回楽しみにしています。
この土曜日(14日)は、そのキッズランドの毎年恒例の新入生歓迎会がありました。あいにくの雨模様でしたが、たくさんの子どもたちが体育館いっぱいに集まり、また、スタッフのみなさんが朝早くから大量の焼きそばを用意してくださり、楽しく、またおいしいひとときとなりました。
吹奏楽部は、今年度のフルメンバーでの演奏。特に「ドレミの歌」では、楽器を持ち始めてまだ2か月ちょっとという新入部員の子たちが、それぞれ演奏を披露しました。たった2か月でそれなりの形になっているのはすごいことだと思いました。
あと、阪大のジャグリングサークルのみなさんのスーパーテクニックに驚いたり、フラメンコサークルのみなさんのラテンの楽しいリズムや踊りに体を揺らしたり、子どもたちは学校とはまた違った楽しい時を過ごしました。
キッズランドでの子どもたちは、学校とはまた違った顔をしています。そういうところも見ることができて、お休みの日ですが、私を含め、何人かの先生方も参加できて良かったと思います。運営を担ってくださっている皆様、どうもありがとうございました。
校長 柏
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校外学習(3年:図書館・市役所)(4年:古江浄水場)
- 公開日
- 2025/06/13
- 更新日
- 2025/06/13
日々のできごと
今日は3年生と4年生が校外学習。4年生は火曜日が雨でしたので、今日に延期となったものです。
私は午前中、3年生の引率に加わりました。池田駅前にある市立図書館まで2キロちょっとを歩いていきました。
途中、近所迷惑にならないか心配なぐらい
♪あぁめぇが あがぁあった~よ おひぃさぁまが でてきたよ~♪
と、みんなでごきげんに歌いながら歩いていました。なんともこの学年らしくてかわいいものだと思いました。
駅前に移転して、便利になっただけでなく、とてもきれいになった市立図書館。子どもたちは見学をさせてもらっただけでなく、読み聞かせもしていただき、楽しみながらしっかり学ぶことができました。
私はお弁当を持って行っていませんでしたし、昼から別件もあるので午前中で学校に戻りましたが、その後栄町商店街を通り、池田駅前公園でお弁当を食べ、市役所の屋上から池田の街を眺めたそうです。ちょっと暑かったようですが、天気が良くて何よりでした。
4年生は古江浄水場へ。絹延橋駅まで電車で行き、それから歩いて現地へ到着。
古江浄水場は、珍しい「階層式」の浄水場です。猪名川と余野川の合流点に位置するので、その2つの川の両方から取水をしています。
ちょうど私が学校に戻ったときに、4年生も学校に到着。男の子たちに「どうだった?」と聞くと、「金魚を使った『フィッシュモニター』が印象的でした」とのこと。
「フィッシュモニター」というのは、猪名川、余野川のそれぞれの川から取水した水で金魚を飼っていて、その健康状態で取水を止めるか判断する、というものです。
「でも少しかわいそうな気もしました」
実に優しい子たちです。
それを聞いて私は、
「それは『炭鉱のカナリア』と同じなんだよね。石炭を掘るとき、炭鉱にカナリアをかごに入れて持って行って、有毒ガスがたまってないかを判断したらしいからね」という話をしました。「へぇ~」と子どもたち。「ふりかえりのときに、前から知ってたみたいに『炭鉱のカナリアみたいでした』って言ったらいいよ。」と言うと、「それは名案!」「でも校長先生から聞いたって言ってしまうなあ」などと笑顔で。
担任の先生に聞くと、「引率に音楽のI先生がいたのもあって、行き帰りの道でずっと歌ってました」とのこと。
3年生も4年生も、歌が大好きな石小の子どもたち。実に健やかです。
校長 柏
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【吹奏楽部】台湾の小学校と音楽交流
- 公開日
- 2025/06/12
- 更新日
- 2025/06/12
日々のできごと
本日は、台湾より高雄市鳳山區忠孝國民小學(公立の小学校)の皆さんをお迎えして、音楽交流のときを持ちました。
台湾の子どもたちは24人、あと、先生方や保護者の方を含めて、60人ほどのご一行で、関西の観光地を巡りつつ、その流れで本校にお越しいただきました。
台湾では卒業式を終えたばかりで、本日の音楽交流が今回の旅のメインイベントとのことでした。
まずは6年生の教室にて、ランチタイム交流をしました(台湾の子たちはお弁当)。知っている英語を使ったり、タブレットの翻訳機能を使ったりしながら、頑張ってコミュニケーションを取っていました。
5時間目は、全校児童が集まり、吹奏楽の演奏会。本校児童のあいさつでは、中国語に堪能な子が通訳をしてくれて、それもまたうれしいことでした。台湾の子たちも、日本の子たちも、「音楽」という言葉でつながっていることを強く感じた演奏会でした。
6時間目は給食を一緒に食べたグループで、校内のあちこちに貼っている「台湾クイズ」を解いて回るという活動をしました。
子どもたち同士はあっという間に仲良くなり、台湾の子たちがくれた名刺を大事そうに持っている子があちこちに。メールアドレスを交換した子もいるようで、昔の文通みたいに、ここから海を越えた交流が始まったら素敵なことだなあと思いました。
台湾の先生方からは、「石橋小学校の演奏にはびっくりしました」と言ってもらえました。「聴いてて涙が出そうになりました」とも。ありがたい話です。
本校の子どもたちにとって、非常にうれしい、忘れがたい国際交流の機会となりました。
校長 柏
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プール開き(1年 4年)
- 公開日
- 2025/06/12
- 更新日
- 2025/06/12
日々のできごと
梅雨空の合間を縫って、本日やっとプール開きを迎えました。
1番乗りは、なんと1年生。ほんとに最初のプールですので、どの合図でどう動くのかなど、いろいろな手順を丁寧に時間をかけて説明しましたので、実際に水に入ったのはほんの少しの時間です。
まあとにかく「地獄のシャワー」で、子どもたちは歓声なのか悲鳴なのか分からない声をあげていました。
水慣れをして、小プールの真ん中にいる各担任の先生方にタッチして今日は終わり。こうして始まった水泳の授業が、6年生になれば、遠泳をめざしてガンガンに泳ぐようになるのですから、子どもたちの成長はすごいものだと思います。
それから4年生。4年生ともなると、むしろ泳ぐことに自信を持っている子がたくさんいますので、油断が事故につながらないように、非常に丁寧に水泳の授業のルールを確認していました。
水泳は確かに危険を伴うものですが、逆に命を守るためのものでもあります。とにかく安全第一に、そして子どもたちが自分の命を守ることのできる泳力を身につけることを目標に頑張ってほしいと思います。
そうそう、本校出身の水泳選手、シドニー、アテネ、北京とオリンピック3大会連続出場を果たし、アテネでは銅メダルをとった中西悠子選手が、7月7日(月)に本校に来てくださることになりました。全校でお話を聞き、6年生は実技指導をしてもらえる予定です。臨海学舎前の6年生にとって非常に励みになるのではないかと思っています。今からとても楽しみです。
校長 柏