-
不審者対応訓練
- 公開日
- 2025/08/27
- 更新日
- 2025/08/27
日々のできごと
今日から給食開始。ただし今週いっぱいは、子どもたちは給食後すぐに下校します。
子どもたちが帰った後の午後の時間に、今日は警察官の方をお迎えして、教職員で不審者対応訓練を行いました。
不審者対応についての講義のあと、警察官の方が演じる不審者がナイフを持って校内に侵入したという設定での訓練を実施。訓練とは分かっていても、なかなか緊迫感がありました。(何人かの先生はナイフで刺されました)
何とか不審者を教室に追い込み、確保できたところで訓練終了。その後警察官の視点でのフィードバックをしていただきました。また、さすまたの使い方の訓練もありました。
改めて、不審者を校内に入れないということが一番大切なことであることを思わされました。
附属池田小事件のとき、私は本校で4年生担任でした。あの頃のことを思い出すにつけ、立場は変わりましたが、学校の安全についていろいろと考えさせられます。
子どもたちのあたりまえの毎日を守るために、教職員は毎年、このような訓練をしております。
さて、まだまだ猛烈に暑い日が続いています。本校は9月5日まで水泳指導があるのですが、今日は3年生が元気いっぱい泳いでいました。
学習園では、真っ白な綿花がいくつもなっています。これを集めて、1年生国語の「たぬきの糸車」の学習につなげていきます。それから、黄色い花はオクラ。こちらも次から次へ花が咲き、たくさんの実が育っています。余談ですが、このオクラの花びらは食べられます。よく洗ったあと、刻んで、ちょんちょんと醤油をたらせば、まさにオクラの味がします。機会があればお試しください。
校長 柏
-
2学期2日目 登下校の風景
- 公開日
- 2025/08/26
- 更新日
- 2025/08/27
日々のできごと
毎朝登校時には、正門のところで子どもたちを迎えています。
今朝、登校の波がちょっと途切れたところで、1年生の男の子が「泣き出す3秒前」という顔をしていることに気づきました。「どうしたの?何か悲しいことがあった?」と尋ねると、「持ってきた荷物がない。」とのこと。「どこかに置いてきた?それとも家に忘れてきたのかな?」と尋ねると、一気に堤防決壊。ぽろぽろと涙を流しながら「同じ班のお姉ちゃんに渡したけれど、はぐれてしまった。」と。
「同じ班のお姉ちゃん」とは、4年生の子だということが分かりました。手提げかばんの中には、鍵盤ハーモニカと粘土が入っていて、そのお姉ちゃんが「重そうだから持ってあげる」と言って持ってくれたのだけど、先に行ってしまったのか、後ろの方にいるのか、とにかくはぐれてしまった。ぼくの荷物がない。ということで、悲しくて悲しくて、という感じでした。
「それは親切で持ってくれてたわけだから、大丈夫だよ。先に行っていたとしても、あとで来るにしても、ちゃんと届けてくれるよ。」
そんなふうに話していると、だんだんと周りに何人か集まってきて、「大丈夫?」とか「教室に一緒に行こうか?」と言ってくれました。優しい子たちです。
そうこうしていると、その「同じ班のお姉ちゃん」が向こうの方から笑顔で登場。「ほかの1年生の子に歩くペースを合わせてたら遅くなっちゃった。はい荷物。」と、鍵盤ハーモニカと粘土の入った、少し重い手提げ袋を渡してくれました。泣いていた1年生の子もひくひく言いながら「ありがとう」、周りも「よかったね~」と。
やさしさの詰まった朝のひとときでした。
2学期2日目の今日は、まずは教科書の配付があり、各クラス数人ずつ家庭科室に取りに来ていました。それから、自由研究の発表をしているクラスがいくつも。
校長室には、夏休みの作品がどんどん集められています。ぱっと目についた4年生のマンホールのイラストが何ともかわいかったので写真を撮りました。
それから今日は地区別児童会からの集団下校。暑い日差しの中、子どもたちは元気に帰っていきました。手をつないで、小さい子に気を使いながら一緒に帰る姿もちらほら見られました。登下校のマナーがよくない場面に出くわして注意することもありますが、今日は何気ない優しさを感じる姿が見られてうれしい気持ちになりました。
校長 柏
-
2学期スタート!
- 公開日
- 2025/08/25
- 更新日
- 2025/08/25
日々のできごと
本日は始業式。2学期がスタートしました。
天気予報は「まだまだ猛暑が続きます」と報じています。立秋を過ぎていますので、暦の上では秋のはずですが、蝉時雨に包まれた登校風景です。
なかなか調子が出ない学期はじめ。あえて今朝はいつもより少し大きめに「おはようございます!」と子どもたちに声を掛けるようにしました。自由研究や工作など、大荷物を抱えながら、何人もの子が元気にあいさつを返してくれて嬉しく思いました。
始業式では、6年生の臨海学舎の話や吹奏楽部の関西大会金賞、全国大会出場決定の話をしました。地道に努力を重ねることがどれほど大切か、これ以上ないたとえ話だなあと思います。
さて、各教室を回ると、黒板アート的に、担任の先生がいろいろと子どもたちへのメッセージを描いている教室がいくつか。初日ですから、課題の提出のほか、すごろくとか、ビンゴとか、クイズ形式など、いろいろな形で夏休みの思い出を振り返っているクラスもありました。
こちらから声をかけるより先に、「○○へ行ってきたよ」とか「○○にチャレンジしたよ」とか、「自由研究でこんなこと調べたよ」などと、聞いて聞いてとばかりに話しかけてくれる子もたくさんいます。休み時間になると、待ってましたとばかりに校長室に遊びに来た子たちもいます。 「お休みが終わるのは残念だけれど、友達と毎日会えるのはうれしい!」と言っている子もいます。これから少しずつ、子どもたちの日常が戻っていくのでしょう。
実は昨夜、豊島野公園あたりで虫の声が聞こえました。猛暑はまだまだ続きそうですが、季節は確実に巡っていきます。行事いっぱいの2学期。子どもたちが子どもらしく、それぞれの目標に向かって頑張っていけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
校長 柏
-
【吹奏楽部】全国大会出場決定! いざ新潟へ!
- 公開日
- 2025/08/23
- 更新日
- 2025/08/24
日々のできごと
速報としてお知らせした通り、本校吹奏楽部が、全国小学生バンドフェスティバルへの出場権を獲得しました。3年連続の快挙です。
昨日の教頭先生の書き込みの通り、子どもたちは大阪大会後更に練習を重ね、曲の完成度は非常に高まっていることは確かでした。しかし本番で何があるかは分かりません。2年連続全国大会に出場していること、昨年、全国大会で金賞を獲得していること、それらは大きな自信でもあり、プライドでもあり、しかし同時に大きなプレッシャーでもあります。関西大会に残っている学校はどこも強豪で、たったひとつのミスが致命傷となるような、本当にシビアな現実。全国大会への切符はたった2枚。そんな重圧ををものともせず、本当によく頑張ったと思います。すばらしい演奏でした。
運命の結果発表の瞬間は、「夏休みは猛特訓の日々だったから、大会が終わったら、少し遊べる時間を取ろう」ということで立ち寄った東映太秦映画村で訪れました。
その瞬間、子どもたちの喜びは大爆発!叫んでいる子もいます。抱き合っている子もいます。何人も大号泣しています。それぞれが、それぞれの形で心からの喜びを表現していました。
喜びの涙を流す、それを仲間と分かち合う、そんな瞬間なんて人生に何回あるのでしょう。
これはほんとうに、うらやましい。でも、子どもたちはそれに値する努力を重ねてきたのです。(それは家族サービスさえも犠牲にして子どもたちを支えてくださったご家族のみなさまにも言えることです)
遊びたいときにも遊ばず、苦しくても逃げず、より高みを目指して勝負に挑む。小学生時代にそんな経験をしたことは一生の宝です。ほんとうにすごいことです。
さて、全国小学生バンドフェスティバルは10月25日(土)新潟にて開催されます。子どもたちはさらなる高みを目指して頑張ってくれることでしょう。そこでどんな景色が見えるのでしょうか。どんな涙を流すのでしょうか。
みなさま。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。
2年連続全国制覇を目指して!いざ!新潟へ!
校長 柏
-
【吹奏楽部】速報!
- 公開日
- 2025/08/23
- 更新日
- 2025/08/23
日々のできごと
本日、吹奏楽部は、京都コンサートホールにて開催された小学生吹奏楽コンクール関西大会に出場。
上位2校に入り、3年連続全国大会進出が決まりました。応援ありがとうございました。
詳細は後ほど。今後とも応援、ご支援をよろしくお願いいたします。
校長 柏
-
【吹奏楽部】吹奏楽コンクール大阪府大会(予選通過!)
- 公開日
- 2025/08/10
- 更新日
- 2025/08/10
日々のできごと
本日、堺市民会館(フェニーチェ堺)にて、吹奏楽コンクール大阪府大会が開催されました。
最初にご報告すると、無事予選を突破し、関西大会に駒を進めることができました。
先日の万博会場での演奏の反省から修正を重ね、舞台袖から聴いている限り「仕上げてきたなあ」と感じる演奏でした。
本番での写真撮影は禁止でしたので、写真は控室やリハーサルのときのものです。相変わらず本番直前までわちゃわちゃしている石小っ子たちですが、本番は見事な演奏でした。
関西大会は8月23日(土)京都コンサートホールにて開催されます。全国大会に出場するためには、上位2校に入らねばなりません。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
校長 柏
-
平和登校日
- 公開日
- 2025/08/06
- 更新日
- 2025/08/07
日々のできごと
本日は、広島の原爆忌に合わせての平和登校日でした。
高校野球の開会式が夕方になるほどの猛暑が続いています。久しぶりの登校風景は、男の子も含め日傘の割合がずいぶん増えた感じがします。
「久しぶりに早起きしたのでねむ〜い」と言っている女の子がいました。「でも、この蝉の鳴き声は目覚まし時計だねえ」と言うと、「ほんとにそう!すっかり目が覚めた!」と言って、クマゼミの声がかまびすしい桜並木を、ランドセルをカタカタ言わせながら登校していきました。
ちょうどそれが8時15分のできごと。
今日は体育館で平和集会ということで、全校児童が集まってお話をしました。
全員で黙とうをし、私からは、今日は何の日であるかの説明と、6年生の広島への修学旅行の写真を何枚か、それから校内にある原爆に関わる2つの木について話をしました。
それは「キョウチクトウ」と「アオギリ」の木です。キョウチクトウは校長室の前の鉢植えに、アオギリは保健室の前に植えられています。
それぞれ、「被爆後、75年間は草木も生えない」と言われた広島で芽吹き、また花を咲かせた木で、広島の人々の復興の希望となったものです。かつて修学旅行で苗木をいただいて、それを大切に育てています。知らなければ「ただの木」ですが、それを知ることで、当時の広島に思いをはせることができます。
それから2名の6年生による平和学習の報告がありました。修学旅行で学んできたことを、6年生なりに考えを深め、しっかりと発表ができました。また、体育館の壁面には、6年生一人ひとりがまとめた平和学習のまとめを掲示していました。
人類史上初めての原爆投下から80年。その悲しみと怒りの熱を受け継いでいくことは、今の平和を享受している我々の使命だと思います。混とんとした世界情勢の中だからこそ、と改めて思います。
集会後、校長室前のキョウチクトウの鉢植えの周りに、何人かの子どもたちの姿が。「この木があるのは知ってたけど、その意味は全然知らなかった」「よく見たら、ここに説明書きがしてあるね」などと話していました。キョウチクトウはいつもと同じように、子どもたちの生活を静かに見守っています。
校長 柏
-
【吹奏楽部】万博子ども音楽会
- 公開日
- 2025/08/03
- 更新日
- 2025/08/03
日々のできごと
本日、「万博子ども音楽会」に本校吹奏楽部が出演、万博シャインハットにて演奏をしました。
今回で3度目の万博会場での演奏です。
小学生バンドフェスティバルの予選を目前にして、今年の勝負曲『元禄』、歌と手話を交えた演奏『いのちの歌』、それから『ウルトラソウル』を演奏しました。
演奏前にミャクミャクと一緒に写真を撮ったり、ハイタッチをしたりもしましたが、ネットにあげるのは禁止ということですので、会場内の写真はありません。代わりと言ってはなんですが、YouTubeで演奏のようすを見ることができますので、ぜひご覧ください。
万博子ども音楽会(YouTube) 開始後2時間頃に本校が演奏します
校長 柏
-
【吹奏楽部】石橋まつりに出演
- 公開日
- 2025/07/26
- 更新日
- 2025/07/26
日々のできごと
本日は石橋まつりに吹奏楽部が出演。
6年生は、日焼けでついた水泳帽のあとをキャップで隠しながらの演奏、という感じでした。臨海学舎の翌日に、ほんとによく頑張りました。
一方、4・5年生はその期間も猛練習を重ねていたわけで、入道雲がもくもくと沸き立つ猛暑の中、すばらしい演奏ができました。
まずは16時に、北豊島小、石橋南小と合同でファンファーレの演奏。その後17時からは本校単独の、総勢100名による演奏でした。
周りのお客さんから、石小の演奏はやっぱりすごいねえという声が聞こえました。素直にうれしいことでした。
保護者の皆さまもたくさん見に来てくださってありがとうございました。
話は変わりますが、「臨海学舎の記事、ありがとうございました。向こうのようすがとても伝わってきました」と、感想を聞かせてくださった方もいて、これも素直に励まされました。
「臨海、どうだった?」「……楽しかった」「海はどうだった?」「……きれいだった」としか表現できない不器用なお子さま方と、会話を膨らませるツールとしてご活用していただけると嬉しいです。
校長 柏
-
【臨海学舎】追記
- 公開日
- 2025/07/25
- 更新日
- 2025/07/25
日々のできごと
浸水したカメラ、無事データは読めましたので追記します。
まずは飛び込み台。ここは水深2.5mくらいありますので、思い切ってジャンプ!
見学の子たちも船から応援しました。
そしてスイカ割り(スイカは袋に入っています)。あらぬ方向に進む子たちもいてどうなることかと思いましたが、無事割ることができました。
それから磯の観察の小さな飛び込み台。飛び込んだところで水中を見たら、あちこちに魚の群れがいたり、岩間にはウニがいたり、いろいろな生き物がいました。
3枚目は子どもたちの水中写真。右下の緑の生き物はは恐らく「イッカクガニ」(詳しい方、教えてください)。
改めて、たくさんの「初めて」に満ちた3日間。子どもたちの生き生きとしたようすが伝わっていたらうれしいです。
校長 柏