生徒会役員選挙に向けて 〜その1〜
- 公開日
- 2021/08/26
- 更新日
- 2021/08/26
お知らせ
学校が再開予定の30日(月)、31日(火)の2日間、生徒会本部の立候補受付を行います。その前に、日本の選挙制度について振り返ってみましょう。
◎選挙制度の移り変わり〜制限選挙から普通(ふつう)選挙へ〜
■日本で初めての選挙
日本で初めての選挙が行なわれたのは、1890年(明治23年)の衆(しゅう)議院議員選挙のときです。その前年に大日本帝国憲法(けんぽう)が発布(はっぷ)されています。 ただ、この選挙では、投票できる人は、直接国税(こくぜい)を15円*以上おさめている満25才以上の男性に限られていたので、全人口の1%の人しか投票できませんでした。
*明治時代の物価は、もりそばが1銭、牛乳(1本)が3銭でした。これから今の物価で計算すると、当時の15円は、現在の60万〜70万円ぐらいと思われます。
■25才以上のすべての男性に選挙権
一部の人にしか選挙権が与えられていない制度に対して批判(ひはん)が出て、少しずつ制度が改正されてきました。そして、1925年(大正14年)には、25才以上のすべての男性が選挙権を持つようになりました(男子による普通選挙の実現)。
■女性にも選挙権
1945年(昭和20年)、ついに、満20才以上の男女すべての日本国民が選挙権を持つようになりました。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402920_00000
選挙権もこうして人々の力で勝ち取ってきたもの・・。
記事 https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/gyosei/senkyo/kids/02_ayumi/index.htm より
画像 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210518/k10013036231000.html より