5年生校外学習
- 公開日
- 2026/02/13
- 更新日
- 2026/02/13
もうひとつのまなざし
5年生が校外学習で、「人と防災未来センター」と南京町を訪れました。
人と防災未来センターでは、「1.17シアター」で阪神・淡路大震災の地震破壊のすさまじさを大型映像と音響で体感したり、「大震災ホール」で復興に至るまでのまちと人々を紹介する「この町と生きる」というドラマを見たりしました。震災を追体験した後は、震災の記憶を残す資料や、復興の過程が一目でわかるジオラマなどを通して、阪神・淡路大震災の経験と教訓に触れました。映像や資料から伝わってくるのは、決して過去の出来事ではなく、今を生きる私たちに問いかける現実でした。大切な人を守るために何ができるのか、命を守るためにどのような備えが必要なのか、子どもたちは真剣な表情で展示に見入りながら、防災や減災について深く考えていました。
「知る」ことは、「守る」ことにつながります。災害の恐ろしさだけでなく、そこから立ち上がった人々の強さや支え合いの姿にも触れ、未来へとつながる大切な学びの時間となりました。
その後、訪れた南京町では、にぎやかな街並みの中を歩きました。小籠包の湯気、焼きあがる餃子の音、ごま団子の甘い香り、パンダマンやフルーツ飴を手にした子どもたちの笑顔からは、街の活気がそのまま伝わってくるようでした。
かつて大きな被害を受けたこの街が、今こうして多くの人でにぎわい、人々の笑顔があふれていること。その光景そのものが復興の歩みを物語っていました。
震災の記憶を学び、今の街の姿を歩く。その両方を体感した1日は、子どもたちにとって、防災を「自分ごと」として考えるきっかけとなりました。
未来を生きる子どもたちの中に、今日の学びが静かに、そして確かに根付いていくことを願っています。
教頭 濵口